川本町川本に鎮座される「弓ヶ峯(ゆみがみね)八幡宮」。御祭神は『応神天皇・神功皇后・玉依姫命』
由緒「時の領主小笠原長親公が天福元年(1233)、宇佐八幡宮より勧請。その宮地に心配りをされていた際、洪水で神矢一張が流され当地に漂着し、峰の松の木に掛った事で縁浅からぬことと神名この地を弓が峰と号し、里を弓市と名付け社を建立された。」昭和58年建立「御傳記碑」より
参道石段先に拝殿。左右に境内社二社。
境内鳥居の左右より神域を守護されるのは出雲丹後の狛犬さん一対。「昭和八年十月建立・石工:森山丈吉」。阿形さんは胸前に仔狛を抱いています。
本殿向かって右手に鎮座される「境内社:熊野神社」、御祭神は『伊弉冊命(いざなみのみこと)・饒速日命(にぎはやひのみこと)』
熊野神社拝殿左右より神域を守護されるのは出雲丹後系の狛犬さん一対。「昭和四十二年十月吉日建立 石工:佐々木正利」。頭部を蔽う苔・・なぜこんな状態になったのか・・落して差し上げる事は出来ないのでしょうか?
本殿向かって左に鎮座される「境内社:稲荷社」、御祭神は『保食命(うけもちのみこと)』
「境内社:薬師神社」、御祭神は『少彦名命(すくなひこなのみこと)』
「境内社:八重山神社」
参道石段途中に建立されていた「創天秤鞴記(てんびんふいごをはじめるのき)」の碑。享保年間(1716~1736)、川本の老工:清三郎によって考案された「天秤鞴(てんびんふいご)」の威力によって製鉄業が大きく発展した事を讃え、安政四年(1857)清三郎百年忌に建てられたものです。(現地案内より)
「三浦重廣君顕著碑」
参拝日:2019年4月20日