旧木曽郡山口村(やまぐちむら)は長野県の南西部に位置した村です。長野県南木曽町。また県を跨いで岐阜県中津川市、恵那郡坂下町に隣接。村の東部には標高1,000m以上の山々が連なり、西部には木曽川の河岸段丘が広がり集落が点在。南部にある旧中山道:馬籠宿は文豪島崎藤村の出身地として知られ、隣接する長野県の妻籠宿と共に観光客に人気のスポットです。「村の木:ツバキ」「村の花:ムラサキツツジ」を制定。する。
明治22年(1889)、町村制の施行により、長野県西筑摩郡山口村、神坂村が発足。
1958年、山口村が、神坂村馬籠・峠・荒町の三集落を編入。
1968年、西筑摩郡が名称を変更し木曽郡と改称、木曽郡山口村となる。
2005年、岐阜県坂下町・川上村・加子母村・付知町・福岡町・蛭川村と共に中津川市に編入、中津川市馬籠となりました。地勢的に山口村は長野県よりも岐阜県との繋がりが昔から深く、それが越境合併に至る最大の要因になりました。県を越えた合併は昭和34年(1959)に栃木県菱村が群馬県桐生市へ編入されて以来46年ぶりの事です。
マンホールには、「村の木:ツバキ」と「村の花・ムラサキツツジ」が交互に描かれています。
昭和50年(1975)11月1日制定の村章は「「山口」の2文字を合体させて村名を簡明に図案化。全体で平和で豊かな栄光へと限りなく躍進発展する山口村のたくましい姿をあらわし、さらに円形で、村民の親和を端的に象徴したもの。」合併協議会資料より
撮影日:2010年10月2日&2014年6月19日