湯原に入って最初に目にした建物。最初は学校だと思ったのですが「真庭市 湯原振興局」の札が掛けられています。
昭和26年(1951)に湯本小学校として建築され、昭和45年(1970)に湯原町役場に。真庭市に合併後は、湯原振興局庁舎として利用。
上部に配した折屋根の下には「湯原町立:湯本小学校」の校章
さらに少し・・いや、かなりポッチャリ系の二宮金次郎さん。懐かしい時代の校舎にはテッパンの銅像ですが・・誰だろう?、間違いなくメディアに露出していたコメディアンの誰かに似ている😲・・金次郎さん、ごめん🙇
旧校舎の建物がそのまま残された素晴らしい歴史遺産ですが、この記事を書いている現在、庁舎の移転によって取り壊されたと聞きました。時代の流れの中では致し方ないことかもしれませんが・・何とも惜しいと思います。
湯原振興局の近くには、毎年八月の「はんざき祭り」に温泉街を練り歩く、大はんざきの山車が展示されています。赤と黒の大はんざきは湯原の村に残る伝説をもとに生まれました。
伝説の元となった「大はんざき」が祀られる「はんざき大明神」
「かってこの辺りは龍頭ヶ淵と呼ばれており、長さ約11m・胴回り6mという巨大な「はんざき」が住み着き、通りがかった牛馬や人を引きずり込んで食っていた。文禄元年(1592)頃、近在の三井家の若者がこの化け物を退治した。しかしその後、三井家は滅亡。村にも様々な災いが起こり、村人は淵のそばに祠を建てて「はんざき」の霊を祀った。これが鯢大明神のはじまりである。」現地案内より抜粋
「はんざき大明神」の近くにある「はんざきセンター」では、国の特別天然記念物の「はんざき様」こと、生きた「オオサンショウウオ」を観察する事が出来ます。
水槽の中の「はんざき様」ですが、全体を写そうと思うとガラスしか映らないし、写るように近づけば体の一部分のみ😓 でも取り合えず雰囲気は伝わると思います。
1.6mの「はんざき様」の剥製
ここにしかない「はんざき のてぬぐい」。日本手拭いの収集を始めたご亭主殿、面白がって買い求めていましたが、この後の足湯の折に使って、そのまま置き忘れてしまいました。だから車に置いておくようにと言ったのに😩
満開の菜の花畑に出迎えられての、湯原温泉街のぶらり散歩。気分は上々。どんな素敵に出会えるか、ワクワクが止まりません。
実は・・私にとっては、実に〇十年ぶりの湯原温泉街、見所はまだまだ沢山ですが続きは明日のブログで。
訪問日:2012年4月23日