篠山市北新町。篠山市街歩きのスタートは、城下町篠山観光の拠点施設として活用されている「大正ロマン館」から。
建物は、大正12年(1923)に旧・篠山町役場として竣工され、1992年に役目を終えた後、内部の改修を経て翌1993年に「大正ロマン館」の名称で開館。
歩兵第70連隊の兵舎にならったレンガの腰台、屋上にそびえる火の見櫓。大正モダニズムの面影と、丹波篠山の特産品が味わえる場所として観光客に人気の場所です。
車寄せ玄関で愛想を振りまくのは、日本六古窯の丹波焼で作られた「デカンショモニュメント:デカ坊」。デカ坊は篠山名産の黒豆から生まれたキャラクター。毎年8月15日、16日に篠山城跡周辺で開催される「丹波篠山デカンショ祭」が楽しみで仕方ないのです。
「河原町妻入商家群」として、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された河原町地区・・・・歩いた筈なのに記憶が・・画像が少ない(^^;)
丹波篠山市呉服町に店を構える「鳳鳴酒造(株) ほろ酔い城下蔵」。築210余年の本社蔵と蔵元の西尾邸を改装、整備して、2001年に酒蔵見学施設としてオープン。2003年には、鳳鳴酒造本社の主屋・仕込蔵などが国の有形文化財に登録されました。
随分と立派な、神功皇后と武内宿祢の武者人形に出迎えられて、いざ、酒蔵へ。
丹波杜氏の伝統を今に伝える酒蔵見学、展示された道具や歴史を重ねた酒蔵の佇まい。完全下戸の私ですが、目に映るものすべてが貴重で興味深く、心に残る時間を体験させていただきました。
丹波篠山市魚屋町に店を構える「小西のパン」。今回はこちらで美味しいと評判の「黒豆パン」をお土産用に購入。お土産用の筈なのに、あまりの良い匂いに負けてつまみ食いをし、もう一度買いなおしに戻る羽目に(笑)
黒豆パンにも使われる「丹波黒大豆」。古くから“川北黒大豆”と“波部黒大豆”の2系統があり、時の幕府や宮内省御用達品として知られていました。篠山市黒岡のJA丹波篠山の直営店の一角には「丹波黒大豆発祥の地」碑が建立されています。
丹波篠山市の冬の味覚は何といっても「ぼたん鍋」。「ぼたん=猪肉」の事ですが、では何故ぼたんと呼ぶのか。実はこれ、獣肉禁制の名残なんですね。寺社の彫刻:絵画に使われる「唐獅子ぼたん」。この唐獅子のししと猪(イノシシ)のししを勝手にイコールにして、「獅子に牡丹」が「猪肉=ぼたん」となったのです。
「ぼたん鍋」の発祥の地として有名な丹波篠山市、メイン通りには、猪肉を売るお店、食べさせるお店が沢山あります。
私は間違っても食べる事はありませんが(笑)、美味しく食べられたいのししさんは、「猪突猛神」様として、大切に祠に祀られています。
こちらには「子孫繁栄・安産」の御利益があるという「おいのし様」が鎮座されているそうです。祠の扉は固く閉ざされており、御神体は拝見できません。
丹波篠山市東吹上の篠山川に架かる「渡瀬橋」は、通称「イノシシ橋」。季節に応じた花飾りやしめ飾り姿に遭遇する事があり、私のようなもの好きを喜ばせてくれます(笑)
丹波篠山市安田、国道173号線と372号線が交差する左端に空を覆うようにそびえる巨木。篠山方面に来るたびに気になりながらも一度も立ち寄る事のなかった場所でしたが、やっとその機会を得ました。
「県指定文化財:安田の大杉 この杉は「甚七森」と言われる杉の大樹で、川原の住吉神社の末社貴船大名神の境内をおおい、遠くから見ると森のように見える。高さ33m、根回り13.2m、目通周囲幹周8.4m、推定樹齢700~1000年、樹勢旺盛で学術的にも価値が高いと言われる」現地案内より
訪問日:2007年7月7日&2009年5月30日&2017年9月4日
その代り関東近郊だと群馬の上野村でイノシシとブタを掛け合わせた「イノブタ」が飼育されており、特産品となっており何度も頂きました。
イノシシ特有の臭味がない一方、豚よりも脂肪分が少なく両者のいいとこどりになっているとのこと。
ついでにイノシシつながりのダムを!
イノシシとダム、一見脈絡がないようですが実はイノシシのモニュメントがあるダムが一つございます。
よろしければご覧ください。
https://blog.goo.ne.jp/match1128/e/6ec368f02a604f822c079695e77dfab3
名うての偏食家なもので・・(^^;)
もちろん、ベーコンもお肉風味満載のハムもウィンナもダメ。
でも卵は生以外なら食べられます(笑)
イノブタさんは、その存在は知ってますが、群馬が名産なんですね。
どうも食の話になると、疎くていけません(◎_◎;)
(私も肉魚卵を食べない生活をしています・・健康上の理由で💦)
でも記事は盛りだくさんでした!
牡丹鍋の名の由来とか・・。
イノシシを祀る祠とか・・。
ご神体が見えない祠というのはちょっとゾクっとしますね。
これぞ日本、という気がします。😅
日本が守られてほしいですね。
軍事的にだけでなく、文化・言語的にも。
話が長くなるので割愛しますが、日本人は日本の言葉や文化を軽く扱いすぎです。
例のLGBT法案では、なんとカタカナ語が使われていましたし、
(厳密に定義したいなら外来語なんか使えないはずです)
今朝新聞で見かけた新刊の本では、
外国の名前(トーマス)の少年が、おいなりバーガーをキツネに振る舞うと、夢に神様が出てきて・・
だそうです。
物書きの端くれとして、ほんとこういう、
世界観がいい加減なものは許せない。
トーマスなる名前の人間を主人公にして、舞台を米国にするなら、
振る舞うのはピーナッツバターサンドとか
リンゴとかにすべきだし、
夢に神様って絶対、日本人の感性だって一目で分かりましたよ。
おかしいなと思って作者名を見たら、日本人でした。
欧米人なら、夢に天使が出てくるべきです。
動物はキツネじゃなくて、オポッサムとか。
いや、何が言いたいかって言うと、
外国人のキャラを使っているくせに、無自覚に日本の感性から一歩も出ないで物語を書く人が許せないんです。
日本と違う感性を見ない人は、日本独自の感性も
見ていない人だということだと思うんです。
そうして外国の名前を使ってきゃっきゃして、
世界はみーんな日本と同じ💕とか能天気に思う。
だから守らなきゃという意識も生まれない。
それが許せないです。
・・えーと、イノシシと関係ない話ですみませんでした。
杉一本で森のよう、ってすごいですね!
樹齢1000年。
古老の杉に、姿勢を正してたしなめてもらいますね。
ではでは〜🙇♀️
ああ、それ本当に真剣に感じます。
>世界はみーんな日本と同じ・・
なんて、「能天気」という言葉がピッタリ。
多分、そんな事を思っているのは
日本人だけのような気がします
外国のドラマとかに登場する日本人の描写
物凄く適当で、文化も歴史も「何それ?美味しい物」
たまに本気でイラっとします(笑)
ご紹介してくれた作者さん
きちんと神社に参拝した事あるのかしら?
御先様が神狐の呼称である事も知らないのでは?
などと、まかろんさんの短い紹介で感じました。
文章を書く事を生業とするまかろんさんには、
そういう適当な世界観は、許容し難いでしょうね
さて・・・
古老の杉ほど背伸びは出来ませんが
新しい物語へのお誘い、期待しています。