大山町松河原に鎮座される「逢坂(おうさか)八幡宮」。御祭神は『誉田別尊、息長帯姫尊、田心姫尊(たぎりひめのみこと)、湍津姫尊(たぎつひめのみこと)、市杵島姫尊(いちきしまひめのみこと)、天照皇大神、素盞鳴尊、稲田姫尊、天穂日尊(あめのほひのみこと)、活津彦根尊(いくつひこねのみこと)、天津彦根尊(あまのひほこのみこと)、熊野久須日尊(くまのくすびのみこと)、天之忍穂耳尊(あまのおしほみみのみこと)、大山祇尊、木花咲耶姫尊、倉稲魂命、武内宿禰命』。
由緒「貞観七年(865)に豊前国宇佐八幡宮より勧請、「大阪郷宇佐八幡宮」と称し、その後「大阪八幡宮」と号す。慶長三年(1598)四月、社殿の火災ありて旧記多くは焼失せり。慶応四年(1868)神社取り調べの時、社号を逢坂神社と改められる。合殿武内宿禰命は本社創立の際より相殿に奉祀す。慶応四年、倉稲魂命を合祭す。明治五年二月、郷社に列せられる。大正六年「松河原神社」「岡神社」「河内神社」を合併。大正九年十二月社号を「逢坂八幡神社」と改称す。」公式HPより
神橋を渡った先、随神門には神紋「三つ巴」と「日章旗」。
随神門の内より神域を守護されるのは、美しく彩色された随神様と、木製の神殿狛犬さん。
石段参道の先、隋神門前より神域を守護されるのは、すらりと美しい出雲丹後系狛犬さん一対。
台座に「文化12年(1815)三月吉日」の刻。軽やかな毛の流れも、がっしりとした四肢もほぼ傷一つ、迫力のある綺麗な姿。
美しい曲線を見せる妻入りの拝殿、目貫の注連縄の上には見事な龍の彫刻。
彫刻の下の注連縄が・・・これもおそらく初見ではないかと思われる珍しい綯い方。
拝殿長押の上には「唐獅子と牡丹」
「蓮の上で戯れる唐子」
拝殿木鼻の獅子、嵌め込まれた玉眼が表情を豊かにしています。
妻入り部分の彫刻、線彫りの為鮮明では有りませんが、酒造りをする二人の女性??何かの逸話を元にした彫刻かもしれませんが不明。
奉納絵馬額は、五月例大祭の「浦安の舞」。
境内社「武内神社・摂津神社」
境内社「足鶲(あしびたき)ノ神」
境内社「荒神神社」
境内社「白狐稲荷神社」
境内社「旺磐(おういわ)ノ神」
「塞ノ神(道祖神)」
参拝日:2012年4月21日
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