御殿場市二枚橋に鎮座される「二枚橋(にまいばし)浅間神社」。御祭神は『木之花咲耶毘売命(このはなさくやひめのみこと)』。
社記に、大同元年(806)に『坂上田村麻呂』が社殿を造営したと記されています。 深い木立に囲まれた境内には、特に由緒などの詳細は無く、それ以上の事は不明。
拝殿は赤い亜鉛鉄板(トタン板)で葺かれており、深い緑の中で一際鮮やか。
二枚橋丘陵と呼ばれる境内の森は、旧・東京帝室博物館(現・東京国立博物館)の『後藤守一氏』によって「前方後円墳」と認定されており、今も杉・樫・欅・椿などの老木が美しい森を形成しています。
境内の一画にあった石棺を思わせる石造物の傍らに「二枚橋古墳」の立て札。 もしかしたら、古墳から出土した「何か」かもしれませんが、それ以上の事は不明です。
神社そのものは決して大きな規模ではありませんが、手入れの行き届いた清々しい場所でした。 入り口には「文字碑道祖神」や「庚申仏」があり、この場所が人々の信仰の地である事を伝えています。横の招き猫が異彩を放っている以外は・・(笑)
参拝日:2011年11月7日
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