南会津町田島地区で毎年7月22日、23日、24日の3日間開催される田出宇賀神社と熊野神社の祭礼「会津田島祇園祭」。「京都祇園、中の津島(愛知)」と並ぶ日本三大祇園祭の一つに数えられ、お祭りの期間中は4つの大屋台が立ち並び、大勢の観光客が訪れるそうです。
会津田島駅舎内に併設された「会津田島ふれあいステーションプラザ」の一画に展示されていた「会津田島祇園祭」の「子供歌舞伎屋台」。
静岡県の島田帯祭りの祭礼もそうでしたが、子供だから、ただ可愛い等と考えるのは大間違い。多分、実際に見る事が出来たら、きっと感動で胸熱くなるだろうと思います。
祭礼の紹介で最も興味を惹かれたのが、祭神である『牛頭天皇(素戔嗚尊)』へのお供え物を運ぶ「七行器(ななほかい)行列」。約40名の花嫁たちが、神の来臨を請うため、漆塗りの角樽や曲物などの七つの「行器」にお神酒・赤飯・塩鯖を乗せ、神前に運ぶ神聖なお行列。絵で見ても荘厳で美しい眺めです。
別の場所にあった「七行器行列」の舗道タイル。国指定重要文化財「会津田島祇園祭」。多分、物凄く感動するだろうと思いつつも・・・流石に福島県は遠いです😥
会津田島駅に戻って、「明日への挑戦」と題された銅像。1995年10月の「ふくしま国体」において、レスリング競技会がこの地で開催されたことを記念して設置されました。
駅と言えば電車ですが、かっては日本のどの鉄道にも黒い煙を吐いて走る蒸気機関車の雄姿が見られました。
会津田島駅に情態保存されている「蒸気機関車C11 254号機」。残念ながら実際に運行されているSLには一度も乗車した事がありません。でもこうして改めて見るとやっぱり「カッコ良い」ですね 😍
C11 254号機のすぐ近くに祀られていた「子安観音堂」。8月7日の祭礼日には、駅前広場に櫓が組まれ盆踊りが行われます。
ところでこれ・・・何だと思いますか? 実はこれ「旧田島町の輪郭モニュメント」。高さ10.12mで、1990年10月12日の浅草~会津田島直流電化開業を記念して建てられました。
おや、ピンクの可愛いラッピング電車が入ってきました。「福が満開 福のしま」のキャッチフレーズと共に『んだべぇ・キボッコ・赤べぇ・会津じげん』等々・・見覚えのあるキャラクターが一杯😊
訪問日:2015年7月2日
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