ルネ開館10周年記念シンポ、これまでをふり返りこれからを考えた
旧日本銀行岡山支店を保存・再生をして、賑わいと大人文化の創出の拠点となる「ルネスホール」が開館10周年を迎えた(指定管理者「NPO法人 バンクオブアーツ岡山(略称BOA)」)。
その10周年記念行事が二つ開かれ、私も参加させていただいた。まずは4日(金)に開催された「ルネスホール開館10周年記念シンポジウム」。管理者の岡山県を始め県内のマスコミや文化関係者をお招きして開催された。
内容は、①「まちの縁側育み隊」延藤安弘代表理事の基調講演を受けて、②県環境文化部部長、奈義町現代美術館長、BOA初代理事長等によるシンポジウム、③ランチ懇親会(食事と弦楽四重奏の演奏及び「スライドで見る10年の歩み」上映)。
まさに音楽も食事も楽しめる文化ホールたる「ルネスホール」に相応しい内容として開催された。
そして、シンポジムウの中では、黒瀬仁志初代理事長は、①未整備のレストラン棟の建設や②地下録音スペーの充実、③文化を担う人材育成などの課題を明確にされた。そして文化施設の指定管理の期間延長なども提起され、「世界に広がるルネスホールをイメージして飛躍をしたい」との決意も披露された。
私もこの10年の中で6年理事、監事のお役をいただき、今も「空間創造委員会」の一員として関わっている。その意味でも、これまでの10年をしっかりとふり返り、かつこれからを考えるいい機会となった。
ルネス ホールカミングパーティ、ルネスと参加者の文化力の高さを示した
そして昨日・6日(日)に開催された「ルネス ホールカミングパーティ」。これまでルネスホールを使用していただいた方々等をお迎えして、「これからもよろしく」という催し。
挨拶は伊原木県知事、そしてルネスホール開設を決断された石井前知事(現参議院議員)。乾杯はルネス特使の岸田敏志さん(一曲歌もご披露)。とても豪華。
その後は、岡山が誇るオペラ歌手の 柾木和敬さん、伊藤宏恵さんがステージに。さらには、ポリネシアンダンスやフラメンコダンス、ベリーダンスなどもご披露された。とても豪華で素晴らしい内容で、ルネスホールの文化力を示して、参加された方々に、テキな時間を提供した。
それにしても、4日のシンポジウはダークスーツであふれたが、昨日はとてもカラフル。そして、とても多彩。こうした方々の存在があれば、岡山の文化は発展すると確信した。とても心地いい時間を過ごした。
この日、今年の3月11日にステキな朗読会を開催していただいた「おはなしのWA♪」の遠藤寛子アナもご参加いただいていて、石井議員とともにお写真をお願いした。感謝。