ごあいさつ
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作家・野坂昭如さんの葬儀、喪主を勤めた妻・暢子さんの挨拶に驚き感動した
昨日、作家・野坂昭如さんの葬儀が営まれた。そこでの、喪主を勤めた妻・暢子さんの挨拶に驚き、感動した。
妻・暘子さんのご挨拶の中で、「亡くなる前まで、戦争は何も残さず、悲しみだけが残るんだと言い続けた」と語られた(テレビでも、放映された)。
今の時代に、そしてそうぎのご挨拶での「野坂昭如さんの反戦の姿勢を紹介された」ことをスゴイと思うし、感動すらした。
また、長年親交があった葬儀委員長の永六輔さんは「大好きな言葉があります。『二度と飢えた子どもの顔は見たくない』。私たちが、その言葉を言っていきましょう」と涙声で挨拶されている。
正直、私は野坂昭如という作家に対して、いいイメージを持っていなかった。しかし、その「自らの経験からの戦争ノー」の姿勢には共鳴する。ご冥福をお祈りするばかりだ。
そして昨日は、そんな野坂昭如さんと妻・暢子さんに敬意を表して、野坂暢子著『野坂昭如と私 介護の二千日 リハビリ・ダンディ』(中央公論社刊)を読んだ。
野坂昭如さんは2003年脳梗塞で倒れ、それからの介護の日々が綴られている。破天荒に生きた作家・野坂昭如を支えてきた強さを見た。