先の岡山は当然だが、自宅に届いた。しかし、これから紹介する郵便物は、自宅ではない。宛先は「岡山市大供1-1-1」のなっている。そう、この住所は、岡山市役所の所在地。
私は岡山市役所に働いていたことがあり、労働組合で専従をしていたことがある。そんな中で、岡山市役所内、岡山市職労気付で、私に郵便物が届くことはあった。
しかし、私が定年を迎えたのは、2006年3月末。以来、もう20年近い時間が流れている。そんな中で、よく私の手元に届いたと感心している。
さて、肝心ハガキだが、「つげ野の森市民ネットワーク」から。私の友人が「全国の不登校になっている子どもたちを受け入れる『黄柳野高校』の建設・運営」に関わって、少しだけ支援をしたのかも知れない。今はもう、忘れてしまっているのだが。会員の共有資産の適正管理のための問い合わせハガキ。
この「黄柳野高校」は2000人の卒業生を輩出し、父母や子どもたちに希望の灯を照らしている。
今、フリースクールに対する公的支援について「国家の根幹を崩しかねない」などと発言している自治体の首長が出現している。
私は、まだ「不登校」がそんなに社会問題になっていなかった頃、「『黄柳野高校』の建設・運営」をした先見性に心からの拍手を送っている。その「黄柳野」の経験が全国に広がり、政治に生かされている。もっともっと、全国に不登校対策・フリースクールなどの施策がより大きく広がることをことを願う。