山谷で「ホスピス・きぼうのいえ」を運営する山本さんご夫妻の努力に敬意
今朝の朝日新聞の「Be」(土曜版)は、「きぼうのいえ」の山本さんご夫妻が取り上げられていた。この朝日新聞「Be」は、とても読み応えがあり、充実している。
この山本さんご夫妻が運営する「きぼうのいえ」は、山田洋次監督作品の映画「おとうと」のモデルとなり、先頃観た記録映画「マザーテレサと生きる」では、山本さんご夫妻とともに映像化されている。
「ドヤと呼ばれる簡易宿泊所が立ち並ぶ東京・山谷。(中略)屋上に礼拝堂が設けられた4階建て21室の『きぼうのいえ』は、「末期ガンなど深刻な病気を抱え、身よりも行き場もない人たちの終のすみかだ」。「『きぼうのいえ』で優先されるのは、自分の人生に、どう片を付けたいのかという入居者の気持ち」と紹介されている。
この記事と、山本さんのご著書『山谷でホスピスやってます。』(実業之日本社刊)や中村智志著『大いなる看取り 山谷のホスピスで生きる人びと』(新潮文庫)と合わせて読むと、「きほうのいえ」と山本さんご夫妻の生き様が見えてくる。その高い意志に、心からの敬意を表す。そんな方々が、全国で実に多く頑張っておられることだろう。そんな方々の努力を、是非とも新聞などで取り上げ紹介して欲しいと願う。
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