地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

天満屋みのり会

2018年09月14日 | 歌舞伎・演劇・バレー

昨日は天満屋みのり会観劇会で片岡愛之助さんの狐忠信を楽しんだ

 昨日は天満屋みのり会観劇会で、片岡愛之助さんの狐忠信を楽しんだ。

 天満屋みのり会は今年で65周年、実にスゴイ。天満屋みのり会さんが、岡山の歌舞伎人口を増やすのに大きく貢献されていることは間違いない。

 昨日の演目は義経千本桜の「道行初音旅」場と「川連法眼館」の場。見せ場である「川連法眼館」の場の前に、より理解がしやすいようにと「道行初音旅」場が上演される。そして、片岡愛之助さんが初役の狐・忠信に挑戦されている。

 この狐・忠信はこれまで市川猿之助さんの舞台を何度か見てきた。猿之助さんの狐、それは見事と言う外はない素晴らしくいつも感動すらしてきた。

 この「川連法眼館」の場では、とりわけその正体を現す場面では様々な仕掛けが用意されていて、狐の姿での所作も見物。地方巡業で、こんな場面を魅せてもらえるとはとてもありがたいこと。そして愛之助さん、頑張っていた。

 そんな片岡愛之助さんに開演前に楽屋へお邪魔して、ご挨拶させていただいた。「いよいよ」狐・忠信に挑戦されましたね」と言うと、「これまでに、永楽館でやりたいと思ったけど、高さが足りなくて諦めたこともある」とご返事が帰ってきた。

 今回の公演には、これまでもご縁をいただいている中村壱太郎さん、上村吉弥さんがご出演なさっていて、そのお二人にもご挨拶させていただいた。とりわけ吉弥さんは、ずいぶんお目にかかっていなかったので,嬉しかった。少しだけ、雑談も。

 そして、愛之助さんや吉弥さんには、「また岡山で、トークショーを。是非」とお願いしたりもした。実現するといいな。

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