地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

今日は白露

2010年09月08日 | 展覧会・講演会
 


天満屋で開催中の「白州次郎と正子の世界展」、一服の清涼剤となった

 今日・8日は、二十四節季の一つ「白露」だ。「白露」は、「草花についた露が白く見え、秋の趣が深まる頃」とされる。まさに、暦の上では秋本番だ
 「秋といえば、芸術の秋」というわけで、今日は天満屋岡山店で開催されている「白州次郎と正子の世界展」を見に行った。その展覧会の副題には、「『風の男』と『韋駄天夫人』の物語」と付いている。
 今も白須正子の著書が書店に平積みとなっており、その衰えないどころかさらにアップしている人気の程が知れるが、今日も会場である天満屋・葦川会館は多くの来館者で賑わっていた。
 この展覧会では、二人が暮らしたかくれ里・無愛莊(ぶあいそう)での暮らしの場が再現され、衣服や陶器なども展示されていた。チラシの宣伝コピーである「誇り高き生き様と洗練された美意識。比類なき二人のラフスタイルがここに」が、まさに展示されていた。
 私は、白州次郎が規定したという「ダンディズム」の条件に、心惹かれた。「①筋を通す、②弱者に優しい、③私しない、④ユーモアに富む、⑤見た目もそこそこにかっこいい」だそうだ。そして「ダンディズム」とは、「やせ我慢」だそうだ。
 ともあれ、いささか今年の夏の暑さにバテバテの私であり、一服の清涼剤の時間となった。
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4 コメント

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筋を通す (kazte)
2010-09-10 00:02:02
ハイソサエティーな暮らし 羨ましいけど庶民には届かない暮らし。でも、心意気だけは私にも?少し感動しました。特に女としての生き方に    私もおなじ日に行きました。
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遠い人 (地底人)
2010-09-10 06:33:17
心の高さ、暮らしの豊かさ、まさに遠い世界の人ですが、暮らしが豊かであれば、あのような高い心を持って生きられるというとそうではないと思います。ホント、スゴイ二人で、心の洗濯をさせてもらいました。


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旧白洲邸 武相荘 (タカチャン)
2010-09-12 00:46:07
東京都町田市にあります。
以前から気になっていた場所でした、昨年NHKで放送が流れたこともあり、出かけることにしました。
昨年12月、富士山撮影の際訪問しました、次郎と正子が住み始めた頃と違い、住宅が近くまで押し寄せていました。
とはいうものの敷地も広く、樹木、竹藪の覆われた静かな空間でした。丁度紅葉が盛りで、大変綺麗でした。
次郎の書斎、作業場などもあり、人柄がしのばれるようでした。
別棟には喫茶室もあり、美味しい抹茶を頂きました。
次は足利市にある「こころみ学園」に焦点を絞っています。
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さすがです (地底人)
2010-09-12 07:59:10
日本全国、様々な場所に行かれていますね。スゴイです、そして羨ましいです。

私も一度は武相莊には行ってみたいなと思いました。このところ旅をしてないので、いささかストレス溜まっています。
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