天満屋で開催中の「白州次郎と正子の世界展」、一服の清涼剤となった
今日・8日は、二十四節季の一つ「白露」だ。「白露」は、「草花についた露が白く見え、秋の趣が深まる頃」とされる。まさに、暦の上では秋本番だ
「秋といえば、芸術の秋」というわけで、今日は天満屋岡山店で開催されている「白州次郎と正子の世界展」を見に行った。その展覧会の副題には、「『風の男』と『韋駄天夫人』の物語」と付いている。
今も白須正子の著書が書店に平積みとなっており、その衰えないどころかさらにアップしている人気の程が知れるが、今日も会場である天満屋・葦川会館は多くの来館者で賑わっていた。
この展覧会では、二人が暮らしたかくれ里・無愛莊(ぶあいそう)での暮らしの場が再現され、衣服や陶器なども展示されていた。チラシの宣伝コピーである「誇り高き生き様と洗練された美意識。比類なき二人のラフスタイルがここに」が、まさに展示されていた。
私は、白州次郎が規定したという「ダンディズム」の条件に、心惹かれた。「①筋を通す、②弱者に優しい、③私しない、④ユーモアに富む、⑤見た目もそこそこにかっこいい」だそうだ。そして「ダンディズム」とは、「やせ我慢」だそうだ。
ともあれ、いささか今年の夏の暑さにバテバテの私であり、一服の清涼剤の時間となった。
以前から気になっていた場所でした、昨年NHKで放送が流れたこともあり、出かけることにしました。
昨年12月、富士山撮影の際訪問しました、次郎と正子が住み始めた頃と違い、住宅が近くまで押し寄せていました。
とはいうものの敷地も広く、樹木、竹藪の覆われた静かな空間でした。丁度紅葉が盛りで、大変綺麗でした。
次郎の書斎、作業場などもあり、人柄がしのばれるようでした。
別棟には喫茶室もあり、美味しい抹茶を頂きました。
次は足利市にある「こころみ学園」に焦点を絞っています。
私も一度は武相莊には行ってみたいなと思いました。このところ旅をしてないので、いささかストレス溜まっています。