一昨日発売となった村上春樹の新作の広告は全面広告ではなかった。当然、全面広告と思っていただけに少しだけ拍子抜け。ま、あれだけ新聞やテレビなどで報道してくれると、広告の必要はないかとも思ったり。
ところで、私の読書に大きな影響を与えてくれたのは大江健三郎。1964年に刊行された『個人的な体験』(新潮社刊)を始め、エッセイ集『厳粛な綱渡り』、そして『ヒロシマノート』『沖縄ノート』など。
その大江家三郎の死を受けて、純文学雑誌の「新潮」などは必ず特集を組むと思い、かつ売り切れてはいけないと考えて予約をした。ところが、予約の電話をしたのは、その雑誌の広告が掲載されたその日。本格的な特集は雑誌「新潮」のみだった。
どんな内容か、チェックをしないまま売り切れを心配をして予約を入れて失敗した。純文学雑誌4冊で、ナント5000円を超えた。それにしても、今回の雑誌はどれも分厚い。雑誌「群像」は676ページもある。
大江健三郎に関する部分だけ切り抜いて保存するか、今悩んでいる。人生に悩みはつきない。
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