第55回『レコード大賞』の候補発表、新人賞候補は誰も知らないのが切ない
昨日、年末恒例の『第55回 輝く!日本レコード大賞』のノミネートおよび各賞が発表された。大賞候補となる優秀作品賞には、現在2連覇中のAKB48の「恋するフォーチュンクッキー」、年内でリーダー・HIROがパフォーマーを勇退するEXILEの初ミリオン曲「EXILE PRIDE ~こんな世界を愛するため~」など10作品が選出された。
ミーハーを自称する私であり、「大賞候補となる優秀作品賞」についてはほぼ知っている。しかし、新人賞候補については、誰も(グループも)知らなかった。「時代とともに生きていきたい」と念じている私だが、さすがに前期高齢者の仲間入りをしている身であり、次第に時代に取り残されている。トホホ、だ。
【優秀作品賞】
「伊勢めぐり」 / 水森かおり
「笑顔」 / いきものがかり
「EXILEPRIDE~こんな世界を愛するため~」 / EXILE
「男の火祭り」 / 坂本冬美
「恋音と雨空」 / AAA
「恋するフォーチュンクッキー」 / AKB48
「さよなら」 / 西野カナ
「太陽の女神」 / 家入レオ
「にんじゃりばんばん」 / きゃりーぱみゅぱみゅ
「満天の瞳(ほし)」 / 氷川きよし
【新人賞】
Juice=Juice 新里宏太 福田こうへい 杜 このみ (50音順)
県立美術館の特別展「極楽へのいざない」、浄土美術の優品に魅せられた
「毎日が日曜日」と嘯き、「時間豊か自由人」を標榜して生きているものの、何だかバタバタの日々だ。毎朝5時起きという習慣こそ続いているものの、いささか疲れを感じる日々だ。
そんな中で、19日には県立美術館で開催中の「特別展 極楽へのいざない 練り供養をめぐる美術」を鑑賞した。「この世とあの世の造形美術」とうたい文句があるが、様々な阿弥陀如来、観音菩薩や地蔵菩薩、さらには地獄絵など浄土美術の優品に魅せられた。
とは言っても、来世を信じていない全くの無神論者である私であり、格別「極楽世界へのあこがれ」は芽生えなかった。とは言え、素晴らしい作品群には感銘し魅せられた。いつの世でも、「安らかな永遠の世界(=極楽)」への願いの強いと、そうした信仰心にも感動もした。
家庭医の診察や予防接種を終えて遅い昼食は畠瀬本店、あと何回楽しめるのか
一昨日は、岡山大学病院での定期の診察を終えて、今度は我が法人の病院の院長さんによる、つまり家庭医による定期の診察日だ。この日は、インフルエンザの予防注射をするとともに、年一回の胃カメラの検査の予約もした。病気になると耐えられないくらいの費用負担があるが、健康を維持するためにも多額の負担が必要となる。
そんな診察や予防接種を終えて、遅い昼食は畠瀬本店とした。もう時間は14時を回っていた。やっと、テーブルが空いた感じだった。事前にお電話で、週替わりランチ・大好きなオムハヤシは予約していたので食べられた。難病と付き合う身だが、ともあれ元気で過ごせていることに感謝しつつ、美味しいランチを楽しませてもらった。あと何回くらい、このお店のランチを楽しめるのだろうかと、ふと思ったりもした。今年も残り少なくなった。
今年の「新語・流行語大賞」、有力4語の中で私的にはやはり「じぇじぇじぇ」
今年流行した言葉を決める「2013 ユーキャン新語・流行語大賞」の候補50語が昨日、公式サイトで発表された。この「新語・流行語大賞」と今年を表す漢字一字の二つが話題になると、いつも「年末」を意識する。まさに、暮れの「風物詩」ともなっている。
さて今年の「新語・流行語大賞」は、予備校講師の林修さんの「今でしょ」、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」の「じぇじぇじぇ」、連続ドラマ「半沢直樹」の「倍返し」そして滝川クリステルさんの「お・も・て・な・し」の4語の中から選ばれると思っている。
私が避けて欲しいと願うのは、東京オリンピックの高揚のための政治的な利用として、東京五輪の招致を決めたIOC総会最終プレゼンテーションでの滝川クリステルさんの「お・も・て・な・し」が選ばれることだ。滝クリは確かにインパクトがあったことは認めるものの、やはり拘りがある。
先の4語から選ばれることは間違いないと思うが、私的にはやはり「じぇじぇじぇ」を選びたい。能年玲菜も可愛かったが、やはり小泉今日子に魅せられ続けた。それでも、やはり「じぇじぇじぇ」を選びたい。
ところで、この「『新語・流行語大賞』の候補50語のうちで知らないのがある」と、昨日の夕方のスーパーニュースでキャスターの安藤優子さんが嘆かれていた。
マスコミという最先端で活躍する安藤優子さんでもそうなのだから、私のような者が知らない言葉があることは当然だ。例えば「SNEP(スネップ)」という言葉を知らなかった。「20歳以上59歳以下の未婚で無業者のうち(在学中を除く)、ふだんずっと一人でいるか、一緒にいる人が家族以外にはいない人々を指す言葉。日本語では『孤立無業』もしくは『孤立無業者』」だそうだ。
その他、「さとり世代(=堅実で高望みをしない、現代の若者気質を表す言葉)」や「日傘男子」、「涙袋メイク」なども知らなかった。ホント、知らないことが多すぎる。恥ずかしい。時代とともに生きていくのは、なかなかに難しい。
松たか子ヤマザキ クリスマス「予約」篇を楽しみ、何もないクリスマスを思う
もう11月も後半となり、寒さも厳しくなってきた。毎日朝晩測っている血圧も、夏場に比べたら10くらいは上がっている。街を歩くと、クリスマスソングが流れ、クリスマスディナーの予約受付中の張り紙をたくさん見かけるようになってきた。恋人たちは、もうクリスマスへ動き出していることだろう。
我が暮らしは、そんなクリスマスとは無縁だ。クリスマスディナーを楽しんだのは、もうずいぶんと昔。現在オンエア中の松たか子が広告キャラクターとして出演している、ヤマザキ クリスマス「予約」篇を観ながら、クリスマスを感じて過ごそう。
体調を崩していた友人が元気を回復、お祝いを兼ねて「プチマリエ」に行った
もう30年も前になるが、パートナーが心臓手術をして、「プチマリエ」でディナーを楽しんだ際に、当時のヤングママさん(今も変わらず素敵なママさんだ)が「お祝い」ということで、シャンパンを抜いていただいた。それはとても素敵な思い出として、我が心に刻まれている。
以来、何か嬉しいことがあれば、「プチマリエ」で食事をしている。近年はランチ、しかも数える程しか行けない。それでも節目の時などにも、利用させていただいている。
先日の日曜日には、少しだけ体調を崩していた友人が元気を回復してので、そのお祝いを兼ねて「プチマリエ」でランチと語らいを楽しんだ。元気回復のお祝いは、私の場合は多くは「プチマリエ」での食事だ。
三ヶ月に一度の定期の診察日はとても緊張する、「変化なし」の言葉が嬉しい
生きていると、様々なシーンで緊張することが少なくない。憧れの人とお目にかかる時など、胸がどきどきして頭は真っ白になる。そんないくつかある緊張の時の中で、とりわけて緊張する日が、今は三ヶ月に一回訪れるのか゜岡大での定期の診察日だ。
私は難病の一つ「原発性アルドステロン症」に罹患していて、岡山大学病院で定期的に診察を受けている。その診察日には、激しく緊張する。「症状に変化があったらどうしょう」、そんな不安な気持ちが私を覆う。
その診察の単位が、今のところは順調なので、三ヶ月に一回なのだ。しかし、いつ激しく襲いかかってくるかわからないので、正直不安を抱えての日々だ。そうは言っても現在は治療薬が開発されている。それ故、国において指定された難病ではあるが、医療費は無料ではない。
さて定期の診察日は、朝7時前に家を出る。早く採血を終えないと、予約時間に診察が受けられないからだ。岡大病院の「自動受付機」での受付が始まるのは、朝7時30分。
4台の受付機があり、その前にはいつも長い列ができる。昨日は少し早く7時15分頃に到着したので、私は列の5番目だった。その機械での受付を終えて、採血場まで走る。今度は採血の順番待ちとなる。私は12番目だった。
そして採血の始まるのは、8時から。この採決の結果が出るまでに約1時間を必要とする。それ故、少しでも早く採血を終えたいと、早朝からの列に加わる。ところが、昨日はその採血で手間取った。
ステキな感じの方だったが、上手くいかず、他の方に変わられた。ナントその方は、私の名前を記憶されていた。「そう、それ程のナイスガイ」、なんてことはない。私が採血しにくい老人として記憶されておられたのだ。そして案の定、最初は上手くいかず、温めるなどしてやっと最初から数えて三度に刺された針で採血ができた。「痛かったでしょう、ゴメンナサイ」とお詫びをされたが、私の方こそご苦労をかけてしまったことを申し訳なく思った。
その採血を終えると。楽しみにしているスタバでのモーニングコーヒーだ。約1時間、本を読みながら診察時間を待つ。いつもは9時20分頃に呼ばれるので、9時過ぎに診察室に行くのだが、昨日は少し早めに行った。すると、既に次の診察のところに私の番号があった。すぐに呼ばれた。
私には珍しく土曜・日曜と続けてビールを飲んだので、その数値を心配したが、まずまずであった。主治医から「今のままで行きましょう」と言っていただいた。とても嬉しかった。緊張が解ける一瞬だ。
ただ、最近ウォーキングをサボっていることを白状すると、「頑張って運動してくださいね、ダイエットは大切ですよ」と諭された。トホホ、だ。「甘いものを控えて、運動を十分にする」、そのことを自分に課さなければと固く誓った。次回診察日は来年2月であり、その頃までにはダイエットをして、この秋太った我が体重を元に戻して受診を、と今は考えてはいるのだが・・・。
映画「かぞくのくに」を観た後に、ヤン・ソンヒ監督の講演を聞く機会を得た
昨日は、「~外国人にも暮らしやすい共生のまちおかやまをめざして~ 第10回定住外国人の人権を考える岡山シンポジウム」に参加した。内容はヤン・ソンヒ監督作品の映画「かぞくのくに」の上映と、ヤン・ソンヒ監督の講演だ。
この映画「かぞくのくに」は、2012年のブルーリボン賞作品賞やキネマ旬報・日本映画第1位を始め数々の映画賞を受賞した作品だが、私は無念にも見逃していた。その映画を観ることができる上に、ヤン・ヨンヒ監督の講演も聞けるというので、一昨日の「備前おかやま大歌舞伎」公演の疲れが残っているものの、是非観たい・聞きたいと思い参加した。
映画のストーリーは、「『帰国事業』で北朝鮮に帰国した兄が、25年ぶりに病気治療ということで3ヶ月間だけ特別に許されて帰国する。しかし、その帰国には監視役がついていた。また、その兄は妹に『誰かに聞いたことを報告する役割をしないか』と持ちかけたりもする。その兄の脳の腫瘍の検査結果は芳しくなかった。その治療のために妹が奔走するする中で、突然本国から帰国命令が下される。兄の日本滞在はわずか一週間」というもの。
その映画の内容については基本的な部分は全て事実であり、「妹は私そのもの」などと、監督は1時間わたって語られた。私は疲れてはいたが、映画でも公演でも眠らなかった。グイグイと引き込まれた。映画を観て、監督のお話を聞いて、「生きていくこと」について考えた。素晴らしい「会」に参加させてもらったことを感謝した。
そして、会場でヤン・ソンヒ監督にサインしていただいたご著書『兄 かぞくのくに』(小学館)をこれから読もうと思う。
昨日の「備前おかやま大歌舞伎」公演、たくさんの方々に観劇いただき感激
昨日は素敵な時間を過ごした。まだ霧が深い時間から家を出た。私がバスを待っていると、次第に霧が晴れていく。こうした時は太陽が元気に顔を出してくれる。私を激励してくれるかのようで、とても嬉しかった。
昨日は朝9時に会場である市民会館に入り、終日「備前おかやま大歌舞伎」公演のSTAFFの一員として頑張った。といっても、私のようなものがするお役とてはなく、ずっと差し入れていただいた甘いものを食べていた。
昨日は、何しろ早い段階でチケットがソールドアウト。1700の資料をづくりは大変で、スタッフは交替でおにぎりをほおばりながら頑張った。
それ故、「大入り袋」も出された、イヤホーンガイドは600余が全て貸し出された。縁起屋さんの歌舞伎グッズや歌舞伎人形が会場の雰囲気を盛り上げてくれた。
そうした中、尾上菊之助丈や坂東彌十郎丈などの熱演の舞台「野崎村」そして「江島生島」に魅了された。満員のお客さんの拍手が会場に鳴り響いた。お帰りのみなさんの笑顔が嬉しかった。1700席の岡山市民会館を満席にして開催される公演は素晴らしかった。来年の片岡愛之助丈の座頭公演も、満席でお迎えしたいと願った。
劇団☆新感線の新作『蒼の乱』、病気から復帰の天海祐希が主演で楽しみ
劇団☆新感線による1年半ぶりの新作「いのうえ歌舞伎『蒼の乱』」の公演の内容が、昨日の朝報道された。今年5月に軽度の心筋梗塞で倒れた天海祐希の復帰第一作であり主演を務めるという。いつもの古田新太はいないが、新感線初参加となる松山ケンイチも出演する。
さて、天海祐希の劇団☆新感線の出演は、2003年の『阿修羅城の瞳』そして2010年の『薔薇とサムライ』に続く3回目だ。私は過去の2作は観ている。『薔薇とサムライ』は素晴らしく圧倒された。
そんな劇団☆新感線の最新公演であり今回もと楽しみにしているが、天海祐希の復帰第1作であり、そうでなくても入手しにくいチケットがゲットできるかどうかそれが心配だ。
その劇団・新感線「いのうえ歌舞伎『蒼の乱』」東京公演は2014年3月27日から4月26日まで東急シアターオーブ、大阪公演は同5月8日から27日まで梅田芸術劇場メインホールにて公演がある。
ところで、我が松たか子の舞台「もっと泣いてよフラッパー」の公演日程は東京公演が2014年2月8日(土)から3月2日(日)までシアターコクーン。その後同年3月にまつもと市民芸術館、そして大阪・シアターBRAVA!と発表されている。しかし、大阪公演の具体的な日時はまだ発表されていない。
ともあれ、劇団・新感線『蒼の乱』と松たか子「もっと泣いてよフラッパー」の東京公演は重ならないので、どちらも大阪で観ることを考えている。3月松たか子、そして4月劇団・新感線・天海祐希となる。来年の春は、とても楽しみだ。今からワクワクしている。元気でいなければ。