21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

アンビリーバブルな選挙

2010-03-22 20:10:23 | インポート
今日、小林ちよみ衆議院議員と北教組の政治献金をめぐる事件で、関係者二人が起訴された。

 マスコミは労組ともたれあいの民主党選挙、はたまた教職員の違法な選挙活動、さらには55億円にのぼる主任手当が選挙に使われたなどと騒いでいるが、私の関心は、何といっても、事件の発端となった、会計担当者の証言だ。

 彼は事件発覚当初、マスコミのインタビューに「私が受け取った」と信じられないくらい明るく言い放っていた。たぶん選挙の経験がある者の目には、「彼は一体何者?なんであんなにあっさりゲロっちゃうわけ?」と異様に思ったはずである。

 私も以前、ある代議士の秘書として何度か選挙を経験し、選挙についてはかなり内情に詳しい人間だ。とにかく、あの男の証言はアンビリーバブルな光景だった。ふつう、選挙違反は警察のマーク、あるいは関係者のリークで事件になる。なのに、この事件は、当事者である男の証言が発端のようだ。本当に信じられない。

 もちろん、本人は逮捕覚悟であのような異常な証言行動をとったのだろう。だとしたら、その背景に何があったのか。私は、違法性がどうしたこうしたより、それが一番気になる。

 この事件の前に、小林陣営は選対幹部が別件で逮捕されている。連合幹部だ。これも、そもそもはあの男のさしがねだったのではないのか。

 小林議員への恨みなのか、連合への恨みなのか、それとも新手の組合つぶしなのか、なんだかとても気になる。とにもかくにも、あの男の証言が流れるたびに、選挙がらみの事件としては、あきれるほどバカバカしい事件といわざるをえない。

 それにしても、あんな口の軽い男を使っていた小林陣営ってなんなの。まじめに選挙やってたの。そんなのに、負けた町村議員も大御所どころか、しょせんは目くそ鼻くそか。

 今の日本の首相を見ればわかるが、政治家のほとんどはまともに人心を把握して活動しているわけではない。しょせん、神輿にのっかているだけにすぎない。その神輿のできが政治家の器を測るといっても過言ではない。その意味では、小林議員はもはや代議士の器ではない。さっさと辞職すべきだ。

 今なら、数で勝ってるし、小物のちんけな事件である、参院選への影響もたいしてないだろ。


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マスコットです

2010-03-22 11:54:48 | インポート


viviです!

たまに登場するのでよろしく!
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今日からはじめました

2010-03-22 11:40:13 | インポート
 以前、2年ほどブログを開設していたのですが、仕事やら、家庭やら、生活がしっちゃかめっちゃかになり、休止しましたが、ふとまた始めようと思い立ち、心機一転、新たにスタートすることにしました。
 政治や社会への?!好きな競馬や野球など、小言、大言、戯言をつらつら書いていきますので、暇な方は読んでみてください。

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