21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

スキルス胃ガンの手術から1年

2014-06-19 22:14:45 | 雑記帳
 昨日、胃ガンの手術から1年が経過し、検診に出かけた。血液検査とCT検査だったが、結果は異常なしだった。体調に変化なく、特に心配はしていなかったが、医師から「異常なし」と言われるとやはり安心するものだ。

 それにしても、改めて己の強運を感じている。病院嫌いで、健康診断などろくすっぽ受けてこなかったが、介護のストレスから胃潰瘍になって病院に行って胃カメラを飲んだのが1年前。その時、偶然スキルス胃ガンが発見され、初期の段階ということで、胃を3分の2切除した。もし、胃潰瘍にならなかったら、たぶん今頃は生きていなかったと思う。

 今は病気を契機に、生まれ変わったと思って、30年に及んだ仕事キャリアを一切を捨て、宅配給食のパートタイマーとして新たな人生を過ごしている。収入は全盛期の5分の1にも満たないが、不満はない。新たな畑でおばちゃんたちと和気あいあいに仕事しながら、新鮮な日々を実感している。年齢的に肉体的な疲労感は多少あるが、かつての頭脳労働と比べればはるかに楽ちんだ。パートでのんびり働くというのも悪くない。

 この強運をこの先、どう生かすか、日々思案している。どのくらい生きられるのかわからないが、命が先につながったのは間違いない。あせらずのんびりやっていこう。
 
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