tnlabo’s blog   「付加価値」概念を基本に経済、経営、労働、環境等についての論評

人間が住む地球環境を、より豊かでより快適なものにするために付加価値をどう創りどう使うか。

今週はオオムラサキが満開です

2024年05月01日 15時11分51秒 | 環境

我家の狭い庭ではチューリップ花壇は遅咲きのピンクの花が1輪だけになり、そろそろ一昨日買ってきたキュウリ、ナス、トマトの苗に、潔く場所を譲り、花壇が小さな野菜畑に変身する時期を迎えています。

例年に増して、枝々が花ばかりの景色に以なったアケボノは、今朝からの雨に打たれ、満開の花びらも柔らかく型崩れの様相です。

そして、アケボノの開花に一週間遅れのオオムラサキが、今日が晴天なら満開の花ばかりの小山を青空を背景に空中に浮かばせるところですが、小雨の中、満開の元気いっぱいの押し合って無数に咲いた濃い赤紫の花を水滴を飾って、明日の青空を待つように咲き揃っています。

小さな灌木を知人から頂いて、何とか背丈より高い喬木のオオムラサキにならないかと芯を一本だけ残して育ててきたものです。

今では根本は直径10㎝以上もある我家の狭い庭では巨木ともいえるツツジに成長し、艶のある赤紫の隙間のない花群の重なりで通る人達(ただしスマホを見ていない人)の目を引いています。

春先から今迄の時期、リュウキンカが咲き、ヒマラヤユキノシタが咲き、花壇にチューリップの行列が出来、貝母、ツリガネ水仙、ハナニラ、白雪芥子、絶滅危惧種のウラシマソウも奇妙な花をつけ、春たけなわの時期に至って、アケボノとオオムラサキが1週間か10日の時間差で盛大な花の競演をいせてくれるという春爛漫の光景を、この狭い庭でも満喫できるのは、有難いことだとつくづく思うところです。

この数日、新芽の伸び始めた地球柑(シマダイダイ)は新芽の一方、昨年の枝にはもう柑橘系特有の白い花が開き始め、恐らくこの新芽にも沢山の花が咲いて無数の実が生り、昨年に続き沢山の地球儀の様な実がが枝枝にブラ下がることを期待しています。

今年の夏の暑そうですが、こうした自然の営みを、気候変動があっても何とか味わえる日本の四季を、もう少し楽しみたいとつくづく思うところです。

花壇が野菜畑に変われば、花と実という取り合わせの中の「実」の方のいろいろな楽しみが期待できます。

失敗も成功もありますが、自然はいつも、それなりの答えを出して我々を喜ばせてくれます。

考えてみれば、我々人間も自然の一部なのです。自然の一部として、いろいろな自然の仲間の中で、不自然でない自然な生活、自然を大切にする生活をして行きたいなどと感じているゴールデンウィークの中休みの日々です。


アケボノツツジほぼ満開に

2024年04月25日 13時33分35秒 | 環境

ゴールデンウィークが近づいてきました。もう随分長く年金生活をしているはずですが、やっぱりゴールデンウィークが近づくと何と無くソワソワするような気分になります。

永年のサラリーマン生活の感覚が条件反射になって染みついているのかと思ったりしましたが、良く考えてみると、どうもそうではなくて、子供たちが孫やひ孫を連れてやってくるはずだという事がソワソワの原因だという事が解りました。

高齢者の楽しみはそんなところが一番なのだ、世界中多事多端で日本だって大変なのだと考えても、有難いことに、自分の身の回りは、お陰様で平穏無事、いつぞやは「世の中は 食うてばばして 寝て起きて 子が親になる 子が親になる」と書きましたが、出来る事なら、そんな平穏が世界に広まって欲しいと思うばかりです。

ゴールデンウィークの前後の時期は、我が家の狭い庭が最も華やかになるときです。先ず先陣を切ったチューリップは4月上旬から中庭の真ん中の花壇で開花、未だに妍を競っていますが流石に盛りは過ぎました。

バトンタッチを受けたのは、西側の塀際に咲くアケボノツツジです。先週はまだ蕾でしたが、一昨日から開花、昨日の雨に打たれましたが、今日は久しぶりの青空のもとほぼ満開になり、残った雨の雫を振り払って「今日は綺麗でしょう」と言っている感じです。

年々枝が良く伸びるので隣家にお邪魔しないように毎年剪定するのですが、それでも毎年大きくなります。一昨日は大きな枝を2本切って玄関先の壺に挿し、通りの賑わいにしたところです。

蕾の時も写真も撮ってありましたので、蕾の時と満開の時の写真を並べてみました。

              


狭い庭も花盛りの時期に

2024年04月20日 13時46分35秒 | 環境

リュウキンカが咲き、チューリップが咲いて、狭い庭の隅では貝母、白雪ゲシ、ハナニラがそれぞれに存在を誇示していました。

世界は騒然、奇襲、報復といきり立つ国やグループ、そうした情勢の深刻化の心配から、昨日は日経平均が1000円以上も暴落といった解説、しかしアメリカの株は上がっているのは何故だろう、解らないからマネーには手を出さない。(実を申せば金がないから)

やっぱりこんな好天の春の日には、マネーの観察より、咲き誇る花々の姿を見て、やっぱり自然は素晴らしいと時間を忘れる時を過ごす(表現矛盾でしょうか)方が本来の人間らしいという気がします。

今、素晴らしいのはアケボノの脇のブロック塀の際に、毎年元気に咲いてくれる久留米ツツジです。

これからアケボノ、オオムラサキと我が家の春の主役のツツジが順番に咲き誇ってくれるのですが、先陣を切るのはこの久留米ツツジです。

ご覧の様に1本の木ですが、白、ピンク、赤の3色が枝々に分かれて咲き、その間に、それぞれお色の筋を自在に織り込んだツートーンの花が多様な賑わいを添えるのです。

来週には満開のアケボノの写真が撮れそうです。

チューリップの花壇では、早咲きは既に花弁を散らし、遅咲きの白の八重が元気ですが、「え、これもチューリップ」というようなチューリップです。こんなのが5本ほどあって、これが、各種取り混ぜの面白さです。

花壇の縁に宿根で自生するツリガネスイセンは、今年は些か元気がありませんが濃紺の花の色はいつも通りで、来年は元気に咲いてくれるでしょう。

玄関わきで、毎年通りに少しはみ出して咲くモッコウバラも撮ってみました。通る人の邪魔にならない様に、始終伸びる芽を切っていますが、春先に出た短い新芽の先に花が咲くのでこの時期は通る人の気持ちを少し和らげてくれるのではないかと思っています。


チューリップ咲く

2024年04月08日 11時42分41秒 | 環境

一面のリュウキンカの緑の絨毯だった花壇に、チューリップの3本の隊列が葉をのばして存在を主張してきたのが先月の中旬でしょうか。

リュウキンカの黄色い花が一面に咲きだした中、チューリップの葉の縦隊列がはっきりしてきたと思いましたら葉は急速に育って、先週には花茎が伸びて、蕾が付き、ソラマメの花を書いた先週の水曜日にはちらほら開く蕾も出て来てきていました。

そして昨日の日曜には揃った隊列のほとんどの花が開きました。

気象情報は日曜の天気はあまり良くないと言っていたように記憶しますが、昨日は次第に晴れてきて、絶好のお花見日和になったようで、テレビでも、各地のお花見の様子が見られました。

という事で、天気の良いうちに写真を撮ろうと午後になって撮った写真が下の写真です。

咲き始めたばかりですので畝に球根を並べた通りの縦3列で大変行儀が良いという印象です。縦列の間にある黄色い花は残っているリュウキンカです。一番奥に見えるのは先日ご紹介したソラマメです。

ご覧頂きますように今年のチューリップは赤と黄色のツートーンカラーのものが殆どで、同じ色の球根はほぼ一斉に咲きました。

球根購入の際には、各種取り混ぜ100球という事でしたから、どちらかというと、出荷のあと残ったものを取り混ぜという事になるのですが、今年はこの色が沢山あったのでしょうか。

中に、数本まだ蕾のものがあり、これは色違いということのようですが。そのなかの1輪だけ開いたのがありました。下の写真です。

未だ開かない蕾のままのものがありますが、これはどんな花が咲くのか、それも楽しみです。

ようやく、咲き始めたばかりですので、今月いっぱいぐらいはチューリップの花模様を毎日楽しめそうで、些か天候不順ですが、今年もいい春だと思っています。


ソラマメの花が咲きました

2024年04月03日 12時22分52秒 | 環境

我家の狭い庭に毎年チューリップ植える花壇があります。昨年暮れも押し迫って100球2000円の球根を買って例年通り植えました。

と言っても三筋の溝を掘って球根を並べる作業がだんだん辛くなるなと思っていたところに長男が、ソラマメの苗が育ったからチューリップ花壇の隅に植えようかと言ってきたので、ついでにチュリップの球根も植えてくれと頼んだものです。

その後、チューリップ花壇には一面にリュウキンカが芽を出し、どんどん育って黄色の花を咲かせています。

リュウキンカの絨毯の中にチューリップの葉が伸び花茎も伸びて植えたとおり3列のチューリップの開花が先週始まりました。

チューリップの方は満開になったら載せるつもりですが、気が付いたら花壇の一番端、地球柑の木の根元の脇に数本のソラマメが伸びて花をつけ始めていました。という事で今日はソラマメの方です。

ソラマメの花はよく見ると美しい花です。戦災で焼け出され疎開した山梨の現笛吹市で、ぶどう棚の下に立派に育っているソラマメを見ました。50cmぐらいに育ち紫色の花を茎に沿って付けびっしり並んでいるのが綺麗でした。

ある日、学校の帰りに見ると立派な実が付いたソラマメを端から抜いて、畝を立て、そこに埋め込んでいるのです。一緒に帰る仲間が「あれが肥料になるんだ」と言っていました。食糧難の時期、何だかとても勿体ない気がして「おじさん、2~3本呉れますか」と言ったら「いいよ、持ってけ」と言われっ数本抱えて帰り、母が喜んだことを覚えています。

我家のソラマメはあのぶどう棚の下に生え揃っていたのほど立派ではありませんが、豆類ですから肥料をやらなくても空中窒素固定できちんと実を付けて、6月ごろには絶好のビールのつまみを提供してくれると期待しているところです。


リュウキンカ繚乱、最盛期

2024年03月10日 10時40分34秒 | 環境

1月30日に咲き始めたリュウキンカの写真を載せましたが、今日はもう3月10日、好天の日曜日です。

我家の狭い庭の西の隅、アケボノツツジの下にある一番大きなリュウキンカの株が最もいい時期になったようです。

この2~3年、何故か至る所にリュウキンカが生えて来て困っている面もありますが、このリュウキンカは最も「古株」で毎年元気に咲いてくれます。

最初の満開の花が散り始めると、花の散った後の幾らか膨らんだ雌蕊が結構目立ってしまいますが、今は満開の花ばかりが、繁茂した新緑な葉の瑞々しい光沢に映えて、リュウキンカが最も誇らしげな時期です。

特に昨日、今日は好天に恵まれて、やっぱり確り記録しておかなければと感じさせます。

花の広がりは上の写真、葉と花のコントラストは下の拡大写真で見ていただけるのではないかと思っています。

トリミングしながら気が付いたのは右下に、伸びてきた「ヒマラヤユキノシタ」の花芽が映り込んでいる事でした。折角ですから入れておきました。

今日は歌の文句ではありありませんが  “Beautiful Sunday”  の気分でいたいと思ています。


遅咲き豊後梅も開花

2024年02月29日 13時49分06秒 | 環境

我家の狭い庭の南側の隣家とのフェンスの際に豊後梅の木があります。

嘗ては高く伸ばして、シジュウカラ用の巣箱をつけ、シジュウカラの産卵、巣立ちを見守ったりしてきました。

しかし住人(家内と私)の高齢化とともに徒長枝の剪定に脚立を使う事の危険性も高まり並んでいる山茶花とともに地上での作業で済む程度に枝おろしをすることになりました。

一昨年から昨年にかけて、折に触れて作業を進め、些かさびしいな、などと思いながら、それでも花は咲くでしょうということで満足する事にしました。

豊後梅の花は、梅ですが桃に似てピンク色がかった確りした花です。近所にも豊後梅を植えている家はあって、何時も我が家より早く花が開きます。

我が屋の方が遅いのは種類ではなく、日当たりがあまり良くないからでしょう。

そんな豊後梅ですが、今年も一昨日あたりから綺麗に咲き始め、この2~3日で満開かという所です。昨日は雲一つない青空で写真には丁度良いタイミングかなと思って、今年も咲き始めの写真を撮りました。

部屋の中から隣家のサイディングの壁を背景にして見ても元気に咲いていますが、やっぱり青空をバックにと思って、突っ掛けを履いてで外に出て、何枚かスマホで取り、今日、トリミングしました。

ついでに昨年伐った枝のところの小枝に楚々と咲いている花も撮って来て、これも枝なりにトリミングしました。

折角綺麗に咲いてくれますから、咲いたら、確り記録しておかなければといったとくに理由もない責任感か、庭に咲いた花はなるべく写真に撮る習慣という気分でしょうか。

家内に見せて、「今年も綺麗ですね」と言うのを聞きたいという事もあるのかもしれません。

そんな日常の切れ端を、ブログを見て頂いた皆さんとシェアしたいというのも、ささやかな願いなのかな、などとも思いながら書いた今日のページです。


地球柑(しまだいだい)その後

2024年02月17日 17時19分33秒 | 環境

鉢植えの地球柑を地植えにしたところ、実が成らなくなり、雌伏6年昨年になって漸く花が咲き、結実が始まったことは、昨年来写真と共に載せてきました。

地球儀の様な実が枝枝になって、通りがかりや来訪する人が、「これは何ですか」とか、宜しかったら1個欲しい」などと言われた昨年でしたが、今年に入って黄色の地に緑の縞模様が全体的に橙色に変わり、緑の縞は濃い橙色になって浮き出すように変わってきました。

鉢植えの時はこんなに遅くまで実を成ったままにしておきませんでしたから解りませんでしたが、20個ほどなった実を少しずつ取りながらまだ数個成っています。

そうか、名前が橙だからやっぱり熟すと橙色になるのだと解り、残りは当分このまま放置しようかと思っています。

というのは、「だいだい」という名前は、本来「代々」から来ているので、実が翌年まで、次の代の実が出来るまで成っているか縁起がいいという事で正月の鏡餅の上にも載せるのだという解説をネットで見たからです。

そういえば、柏餅も柏の葉で包んでありますが、柏の葉は年を越しても確りついていて、翌年若葉が出てもまだ残っているという事で縁起がいいので柏の葉でを包むんですよという話を子供のころ聞いたことがありました。

そうか、そうか、こうした親子の代が確り重なることを昔から人は願って、それを祝おいう気持ちを持っていたのかという事が解って来て、それならなるべく放っておいてみようということになった次第です。

とはいえ、縁起を担ぐよりも、辞書で見ると食用と書いてあるので、カボスやスダチ、レモンの代わりにもなるかなと思って、これまで数個は、収穫して半分に切り「ギュっ」と絞って味見をしました。その酸っぱさは相当なものです。砂糖を入れて焼酎でサワーにして水割りお湯割りも出来ますし(お好みによります)、焼き魚にかけたり、ピクルス用にしてもOKです。

ところで濃い橙色に完熟したらどんな味かはまだ試していませんが、これも試してみたいと思っています。


リュウキンカ(立金花)今年は早かった

2024年01月30日 14時21分20秒 | 環境

先日、今年は特に元気な日本水仙の写真をご紹介しましたが、春の花で、我が家の狭い庭で春真っ先に咲くのはリュウキンカです。もう10年以上も前になりましょうか、家内が友達から分けてもらって植えたのですが、この花の特徴は春の開花が早いのと、良く増えることです。特にこの数年は、リュウキンカが「狭いながらも楽しい我が家」と思ったのでしょうか、あちこちに広がって特にチューリップの花壇は昨年一面のリュウキンカで、チューリップと妍を競う状態でした。

今年の最初の1輪は1月19日でした。今まで最も早かった一昨年が1月31日、昨年が2月1日だったので、温暖化のせいでしょうか新記録の速さです。その日も写真は撮ったのですが、上手く撮れなかったので、載せませんでした。今日になって、記録しておこうと思い直したところです。

東側、玄関の脇の窓の下に飛び飛びに4輪咲いてしていました。まだ華やかさはありません。

うちの2輪をアップにしてみました。

大方の花は花弁は8弁ですが、9弁の花が最もスッキリ咲いていました。腕のせいか、光線のせいか、カメラのせいか、明るく濃い黄色がどうしても少し褪せた色になってしまうのが残念です。


にほんすいせん(日本水仙)も元気です

2024年01月20日 10時42分46秒 | 環境

「にほんすいせんが良く咲いてますね」と家内が言うので、

「なに、もう咲いてるの」というと、

「気が付かなかったんですか。新年早々から咲き始めてますよ、先週あたりから花の数が増えて、今年は元気ですよ、」と家内。

今日は曇りで、明日にかけて雪が降るかもしれないとの気象情報。戸を開けると暖房が逃げるな、などと思いながら、狭く開けて少し乗り出して覗いてみました。

狭い庭の西側の塀の際のアケボノの下です。アケボノの落ち葉の中から、例年より一回り大きくなった日本水仙の株が艶のある緑に育ち花茎は折れずに、いつもより賑やかに花を咲かせていました。

温暖化のせいか、この年末、年始は氷点下の朝も少なく、水仙にとても育ちやすかったのかななどと考えながら「折角良く咲いてくれたのだから写真に撮っておこう」とスマホを持って何枚かの写真を撮り、パソコンに送ってトリミングし、こんなところかなとブログに載せることにした次第です。

花のところをクローズアップするとこんな具合で、例年は3~4輪ちらほらですが、今年は大分多いですね。嬉しい事にまだ蕾も沢山あってさらに賑やかになりそうです。

温暖化を喜んではいけないと思いながらですが、花が綺麗に咲いてくれるのはいいですね。

 

 

 

 

 

 


地球柑が色づいてそろそろ見頃です

2023年10月11日 14時49分31秒 | 環境
9月13日に、我が家の狭い庭に鉢植えから地植えに移した地球柑(しまだいだい)が6年ぶりにやっと実を付けたところを写真に撮りました。

今年は本当に暑い夏ですたが、やっと秋らしく朝晩はひんやりするようになりました。

涼しくなるにつれて、地球柑も少しずつ色を変え、緑の縞と柑橘本来の黄色い肌のコントラストが目立つようになってきました。

          <いくつ見えますか> 

                      (答:5個)
やっぱりこう色分けがはっきりしてくると、その縞模様が地球儀のように見え、地球柑らしくなります。

考えてみれば、鉢植えで2~3個の実が生っていたころ、これが1人前の木になって、枝々にこの縦縞のある実が生ったら、さぞ面白いだろうと思っていた光景が、まさに実現したのです。

「面白い実ですね」と見てくれる人がいるといいのですが、若い人は皆スマホを見ていますし、年配の人は足元に注意しているようで、なかなか他人の狭い庭まで覗いてくれません。



念の為に数えてみましたら全部で18個なっていました。

柑橘はこの時期に新芽が伸びるのでしょうか。緑に白のツートーンの大きな葉をつけた枝が伸びていましたので、来年も沢山実が生ってくれるように願いながら、秋空の下、素人流の剪定も少ししてみました。

地球柑にも秋の気配

2023年09月13日 12時46分39秒 | 環境
岸田総理は党人事を了えて、今日は内閣改造ですね。もうほぼ決まっているようですが、新しい布陣で、平和を愛好し、豊かで潤いのある日本を作って頂きたいと思います。

今朝起きて窓を開けると真っ青な空がありました。「秋晴れ」とか「日本晴れ」という言葉がありますが、やっぱり秋だなという気がしました。

外気温も24℃で、空気も綺麗、狭い庭は雑草が伸びて先日から気になっていましたが、それはそれとして喜んでいるのは、地球柑(しまだいだい)が、色づき始めた事です。

今年は2度ほど中間報告をしましたが、鉢植えで毎年2~3個実がなる盆栽を、お隣の爺様から頂き、地球儀のような地球柑の実を見ているうちに、これを地植えにして大きくなって、枝々に、この小さな地球儀の様な実が生ったらさぞ面白いだろうと思ったのが事の始まりでした。



南側の窓のすく下に植えたのですが、丈は伸びましたが、翌年から全く花が咲かなくなりました。花が咲かなければ当然実は生りません。

木が大きくなれば実を付けるのではないかと思いながら、今年もダメかという年を重ね、こちらの寿命の方が先かなとも思い始めていました。

そして6年目、卆寿になる年を迎えた春、蕾が出、花が咲き、想像した通りに枝々に実が付いたのです。

秋になれば黄色くなり、緑の縦縞がその名の通りおもちゃの地球儀の様になるのではと思っていた日が、未だ些か暑い秋と共に来たようです。

朝食の後、数枚の写真を撮り、選んで載せたのが下の写真です。



秋晴れの朝の日光が強すぎましたが、小さな地球儀の様な実がご覧いただけると思います。

平和な日本の将来が危ぶまれるような時期ですが、こんな自然の営みを、長い時間を掛けても楽しめるのは、やっぱり人間は自然の子、自然の一部だからでしょうか。

最後にもう1枚。

 



そろそろ秋の気配、夏の終わり

2023年08月29日 11時59分55秒 | 環境
そろそろ秋の気配、夏の終わり
年々暑さの厳しくなる夏ですが、殊更暑かった今年の夏も、「もうそろそろ終わりですよ」というように狭い庭のススキが穂を出してきました。



そういえば、「暑い、暑い」と言いながら、この所少しは違うのかなと、ススキの出穂に少し敬意を表しても良いかなとも感じられるようにも思います。

8月も明後日まで、もう今年も3分の2は過ぎるのです。何か1年が益々早く過ぎていくようです。子供のころは1年は随分長かったと思うのですが。

やっぱり、割り算して「自分の年齢分の1年」の値が小さくなるのだから、歳を取るほど1年が短く感じられるのは仕方ないのかな、といわれて納得するしかないようです。

我家では、家内も私もススキの穂の風に揺れるのを見るのが好きで、狭い庭に家内がススキを植えました。
ススキの穂は毎年8月下旬から11月初旬ぐらいまで、穂を風に揺らせ、季節の変化を映してくれます。勿論中秋の名月には欠かせません。

今年は8月に2日と31日、2回満月の夜があって、二回目の満月は明後日、スーパームーンだそうです。
中秋の名月かと思いましたら、「今年の十五夜は9月29日です」と書いてありました。
その頃にはススキの穂ももう少し賑やかになっている事でしょう。

ところで、なかなか終わらない暑い夏の我が家の代表はノウゼンカズラです。
例年6月から7月で終わるのですが、去年、今年は異常な暑さが続いているせいか、花芽が次々に出て来て、未だに賑やかです。



しかし、写真を撮っておこうとよく見ますと、矢張り「夏の終わり」の気配が見えます。9月に入れば花は終わるのでしょう。

世の中多事多端ですが、酷暑の終わりに、エアコンをつけながらも、狭い庭の自然の様子に夏から秋への気配を感じているところです。

「田んぼダム」と国土強靭化

2023年07月25日 14時12分11秒 | 環境
今日の朝日新聞に福岡県久留米市の「田んぼダム」への取り組みの話が出ていました。九州は線状降水帯が出来ることが最近多く、留米市も水害に悩まされることが多くなっているのはマスコミでも報道されています。

そうした中で、地元では暴れ川と言われる筑後川の上流の水田地帯で、大雨の危険のある時は、田んぼに出来るだけ水を貯めるようにして、下流の水害を出来るだけ小さくすることが出来ないかとし気付いのが始まりとのことです。

初めは「そんな程度で」という意見もあったようですが、市役所もその効果を認め関連組合なども協力し、参加する農家は急拡大しているとのことです。

もともと日本はモンスーン地帯に位置し雨量は多く、一方国土狭隘で脊梁山脈の裾が海岸近くまで達し平地は極めて少ないという地形です。

その脊梁山脈は冬には雪が多く、これは天然の貯水機能を担って、雪解けで、至る所に名水を湧き出させるという水資源の豊かな国なのです。

しかし、河川は、国土の狭さから、山から海までの距離が近いので急流が多く、梅雨や台風、今なら線状降水帯発生といった場合には、降った雨水は激流となって海にそそぐことになります。流量が河川の強度や容量を超えれば、洪水です。

こうした自然条件から、歴史的にも治水事業は極めて重要で、その最重要な方法は河川の縦の流れを網の目のような水路へ分散させえる事だったようです。
狭隘な谷から緩斜面の扇状地に入ると、出来るだけけ広い地域に網の目のように水路を分散させ、縦の水流を横や斜めに流して、潅漑の効果と水害防止を目指したようです。

こうした日本人の知恵と努力の跡は日本各地にみられますが、私が第二次大戦中に疎開した村でも、急流から水を引き、網の目のように小川を流し水田、畑、生活用水に使われていました。また各集落に1つは溜池があり、夏は子供たちの水泳の場でした。

今は上流の山の中にダムが出来、配水管が行き届いて潅漑の水は確保されるようですが、線状降水帯への対策は、各地にダムが増えても未だに不十分なようです。

それというのも、気候変動が日本人の予想を超えたものになって来た事が原因でしょう。
降線状降水帯のような豪雨には、今の状態では河川についても、都市の下水についても、現状では対応不十分という実態が明らかです。
そして気候変動はまだまだ進むよ言いうのが多くの専門家の予想です。

田んぼダムは、ささやかでも直接に効果を持つ日本伝統の手法を今に生かそうという試みです。農家の心意気を感じるところです

東京に地下には遊水地も出来ているようですがこれからは、地上、地下を問わず水害を防ぐ遊水、貯水の空間も、河川改修などとともに必要になるのではないでしょうか。

一部にはミサイルに対する地下施設を早く作れという意見もあるようですが、ミサイルは外交交渉で防ぐことも可能ですが、線状降水帯はもう毎年来ているのです。
今の政府はどんな風に考えているのでしょうか。

盛夏、待ちに待った地球柑が成長中です

2023年07月23日 10時47分27秒 | 環境
ゴールデンウィークの真っ只中の5月2日。この日はウィークデイでしたね。この日のブログのタイトルは「我が家の地球柑の嬉しい話」です。

そこでも書きましたが、鉢植えの地球柑(しまだいだい)を、何とか大きく育て沢山実が付いているところを見たいものだという事で花壇の脇に地植えにしたのです。

鉢植えの地球柑を地植えにして木の丈が成長を始めた年から、全く花が咲かなくなりました。もちろん実はなりません。

やっぱり自然は正直で、枝々に実を付けるには、幹を太くし、枝々も丈夫にしなければならないのでしょう。その準備が出来るまで待つことになるのかなと考えたりしていました。

こちらも歳ですから、早く花が咲くようにならないかと些か焦りながら6年待ちました。そして今年やっと花が咲いたのです。

花は枝々に無数に咲いたのですが、鉢植えの時から花は沢山咲くけれども実の付きは決して良くない事は解っていますので、今度の心配は、うまく 実に「結実」してくれるかでした。

花が散るとそのあとは無数の小さな緑色の球になるのですが、それがどんどん落ちで枝の下は小豆を撒いたようになりました。

そして、その中からしだいに直径7~8mmから1cmぐらいに大きくなるのが見え始め、これでなら随分残るかのと思いきや、今度は1cm~1.5cmぐらいの多少縞模様が出てきた小さな実がぽろぽろと落ち心配させるのです。

それでも結局20個ほどは立派な地球柑に成長して、地植えにした時にイメージしていたような「枝々に地球柑が実のる立派な木」の姿を6年の長い待ち時間の後に、ニコニコしながら見られることになりました。(写真は木の最上部です)



秋までにはそれぞれの 実が もう少し大きくなり、黄色と緑の縞ももっとはっきりして、見ごたえのある姿になるのではないかと思っています。、