tnlabo’s blog   「付加価値」概念を基本に経済、経営、労働、環境等についての論評

人間が住む地球環境を、より豊かでより快適なものにするために付加価値をどう創りどう使うか。

都下国分寺に佐渡のユリが咲きました

2024年05月30日 15時26分01秒 | 環境

昨日はこのブログで自民党の「政治資金規正法」について書きました。野党は常識外と一蹴したようですが、自民党は、未だ「細部を修正して」などと欲に絡んだ執念を押し通しているようです。

1985年以来自民党政治は日本の経済・社会をいびつなものにし、嘗ては世界屈指だった日本の一人当たりGDPを世界の38位にまで没落させるような政治をやって来た事の反省も全くなく、金を使って選挙に勝つことだけを考えてきた政治を変えたくないようです。

そんな醜悪な政権党の姿について書いた後は気分も晴れません。

今朝は何か清冽な題材を探してと思っていたのですが、狭い庭の「色とりどりの緑」の中に今年も超然と孤高の花を開いている「佐渡のユリ」の写真を載せることにしました。

私の住む都下国分寺市と佐渡が島の佐渡市とは姉妹都市なのです。

そんなことで、妻は「ママ友」のグループが出来た頃からそのグループでよく旅行に出かけていました。その中で、国分寺市と姉妹都市の佐渡町を訪れた際、佐渡町のHPにも載っている「佐渡のユリ」の球根をいくつか買ってきました。

何種類かの色があったのですが何10年を経て残っているのはこの写真の色のユリだけです。おそらく佐渡市のHPにも載っていますように、この色が本来の種で、最も自然なものだったのでしょう。

他の色の株が淘汰されても、この色の株は確りと毎年咲き続け、球根も成長しているのでしょう。花の数も次第に多くなっているようです。

特に今年は春先から頑丈な茎が伸び、立派な花が沢山咲きそうだなと思っていてのですが、予想にたがわず頭頂に10個余りの蕾がつき、3~4日前から開き始めました。

今日はまだ6分咲きぐらいのようですが、一番良い時期ではないかと思い、ブログに載せることにしました。

腐敗する長期政権とは違って、毎年確り育って立派な花を咲かせて狭い庭の一角を明るくしてくれる「佐渡のユリ」に感謝です。


庭に雀を呼ぶ秘訣

2024年05月18日 14時38分37秒 | 環境

もう何年も、雀が少なくなったとか、庭に雀が来ないといった話を聞きます。雀だけではないようで、渡り鳥のツバメも含めこの辺りでは鳥たちの姿が減ったとも言われます。

 

カラスだけは結構この辺りにもいるようで、朝、ゴミを出しに行くと電線に止まってうるさく鳴いています。どいうやら生ごみを狙っているようです。これは要注意です。

やっぱり鳥たちにとっても一番大事なのは餌でしょう。「カラスはぁ外、スズメはぁ内」と差別するのは人間の都合で、カラスが悪いわけではありませんが、やっぱりカラスは苦手です。

雀が減ったのは瓦屋根が減って巣作りの場所減ったからといわれますが、鳥たちはそれぞれに営巣の場所を広げ頑張っているようです。我家の狭い庭でも玄関わきの花つきの悪いハナミズキが葉を茂らせた時には毎年メジロが巣を作ったことはこのブログでも紹介しました。

梅の木に巣箱を架けた時は、雀とシジュウカラが巣箱争いをしていました。梅の木や山茶花の木が、フェンス越しに隣家に伸びるので丈を低くした結果、シジュウカラの巣箱も撤去、今年は山茶花の花も少なくて、ヒヨドリもあまり来ませんでした。そんなことでもう少し雀が来るといいなと家内と話しました。

「去年バケツ田圃で稲を育てた時は秋には随分雀が来たね」と私、「餌があれば来るでしょう」と家内が云います。という事で毎日餌を撒く事にしました。

以下、私の発明です。朝晩はご飯を食べます(昼はパン)。私が後片つけをします。ご飯を「チン」した容器や食器を洗うと、洗い桶の底に2-30粒のご飯粒がお菜の切れ端などと一緒に残ります。それをネットのゴミ入れに捨てます。その際、ご飯粒や穀物類は重いので、上手く流すと洗い桶の底に飯粒が残ります。これを残った水と一緒に庭に撒くのです。

この家の庭にはいつも餌があると解れば雀は必ず来ます。雀だけではありません。ムクドリ、山鳩も来ます。

写真を撮ろうと家の中で立ち上がりますと、パッと逃げますので、立ち上がらず、スマホを持ってガラス戸越しに何日もシャッターを切り、やっと撮れた「鳩とスズメのすれ違い」をトリミングし、伸ばしたのが上の写真です。

山鳩はゆっくりですが、雀は素早くて苦労しましたので、こんな写真でも本人は満足です。


狭い庭も花から実の季節へ

2024年05月11日 14時47分48秒 | 環境

毎年ゴールデンウィークは我が家の狭い庭が花の季節から実の季節に変容するならわしになっています。

花(鼻)の下が長く伸びきったチューリップを端から抜いて[ありがとう」と礼を言いながら市のごみ収集に出したりして殺風景になった花壇を耕し、畝を立ててコンポストから1年間の生ごみで出来た堆肥を埋め込みます、その作業が終わるとホームセンターに行ってキュウリ、ナス、ミニトマトの苗を用意し、天気予報で雨の日があればその前日に移植します。雨の日が無ければ水をやります。

こうしてゴールデンウィークが過ぎると花壇はミニ菜園になります。

今年は少し模様替えをし、キュウリは一昨年ごろまで穴を掘って生ごみを埋めていたところに植え、花壇の方は、ナスとミニトマトだけにしてみました。

キュウリは高く伸びますし、何年も生ごみを埋めてきたところですから肥料は沢山たまっているだろうと思ったからです。思い通りの結果になるかはまだわかりません。

という事で、例年は3本ずつだった苗が4本ずつになり、順調に育てば収穫の盛りには供給超過になるかなと考えましたが、たまにはそれもいいかという事にしました。

毎年繰返しているこの春・初夏の我が家の行事も昔は楽しく気軽にやっていましたが、この所は加齢とともに体力減耗で、息子たちが一家で来るゴールデンウィークでないと出来そうになくなって来ています。

ところで、狭い庭でも、土と太陽と水があれば、こうして人間がその発生以来積み上げてきた努力を実際に追体験として反芻する事が出来、自然はそうした拙い努力に対しても、それ相応の結果をきちんと出してくれるのです。

毎年やっていると失敗も成功もありますが、それぞれ考えてみればそれなりの理由があってのことです、大方は肥料や水遣り枝の伸ばし方の失敗や、葉の陰で見えないところに生った実が、気が付かない内に大きくなり過ぎ、お化けキュウリやお化けナスが出来てしまうといったことで、人間に原因があるのですが、そんなことも自然はやっぱり素直で正直と感心の材料にもなります。

自然と付き合えば、人間も自然と素直で正直になるのかもしれませんが、人間には植物や他の動物にはない高度な思考力などというものがありますから、それが複雑に絡んで不自然な事が起きるのかもしれません。

世の中の事も、それが自然か不自然かという眼で見れば、解り易くなるのではないかなどと考えたりします。

また余計な事を書きましたが、今年は3種類4本の苗が元気に育つように自然の力を当てにしながら頑張ろうと思っています。


今週はオオムラサキが満開です

2024年05月01日 15時11分51秒 | 環境

我家の狭い庭ではチューリップ花壇は遅咲きのピンクの花が1輪だけになり、そろそろ一昨日買ってきたキュウリ、ナス、トマトの苗に、潔く場所を譲り、花壇が小さな野菜畑に変身する時期を迎えています。

例年に増して、枝々が花ばかりの景色に以なったアケボノは、今朝からの雨に打たれ、満開の花びらも柔らかく型崩れの様相です。

そして、アケボノの開花に一週間遅れのオオムラサキが、今日が晴天なら満開の花ばかりの小山を青空を背景に空中に浮かばせるところですが、小雨の中、満開の元気いっぱいの押し合って無数に咲いた濃い赤紫の花を水滴を飾って、明日の青空を待つように咲き揃っています。

小さな灌木を知人から頂いて、何とか背丈より高い喬木のオオムラサキにならないかと芯を一本だけ残して育ててきたものです。

今では根本は直径10㎝以上もある我家の狭い庭では巨木ともいえるツツジに成長し、艶のある赤紫の隙間のない花群の重なりで通る人達(ただしスマホを見ていない人)の目を引いています。

春先から今迄の時期、リュウキンカが咲き、ヒマラヤユキノシタが咲き、花壇にチューリップの行列が出来、貝母、ツリガネ水仙、ハナニラ、白雪芥子、絶滅危惧種のウラシマソウも奇妙な花をつけ、春たけなわの時期に至って、アケボノとオオムラサキが1週間か10日の時間差で盛大な花の競演をいせてくれるという春爛漫の光景を、この狭い庭でも満喫できるのは、有難いことだとつくづく思うところです。

この数日、新芽の伸び始めた地球柑(シマダイダイ)は新芽の一方、昨年の枝にはもう柑橘系特有の白い花が開き始め、恐らくこの新芽にも沢山の花が咲いて無数の実が生り、昨年に続き沢山の地球儀の様な実がが枝枝にブラ下がることを期待しています。

今年の夏の暑そうですが、こうした自然の営みを、気候変動があっても何とか味わえる日本の四季を、もう少し楽しみたいとつくづく思うところです。

花壇が野菜畑に変われば、花と実という取り合わせの中の「実」の方のいろいろな楽しみが期待できます。

失敗も成功もありますが、自然はいつも、それなりの答えを出して我々を喜ばせてくれます。

考えてみれば、我々人間も自然の一部なのです。自然の一部として、いろいろな自然の仲間の中で、不自然でない自然な生活、自然を大切にする生活をして行きたいなどと感じているゴールデンウィークの中休みの日々です。


アケボノツツジほぼ満開に

2024年04月25日 13時33分35秒 | 環境

ゴールデンウィークが近づいてきました。もう随分長く年金生活をしているはずですが、やっぱりゴールデンウィークが近づくと何と無くソワソワするような気分になります。

永年のサラリーマン生活の感覚が条件反射になって染みついているのかと思ったりしましたが、良く考えてみると、どうもそうではなくて、子供たちが孫やひ孫を連れてやってくるはずだという事がソワソワの原因だという事が解りました。

高齢者の楽しみはそんなところが一番なのだ、世界中多事多端で日本だって大変なのだと考えても、有難いことに、自分の身の回りは、お陰様で平穏無事、いつぞやは「世の中は 食うてばばして 寝て起きて 子が親になる 子が親になる」と書きましたが、出来る事なら、そんな平穏が世界に広まって欲しいと思うばかりです。

ゴールデンウィークの前後の時期は、我が家の狭い庭が最も華やかになるときです。先ず先陣を切ったチューリップは4月上旬から中庭の真ん中の花壇で開花、未だに妍を競っていますが流石に盛りは過ぎました。

バトンタッチを受けたのは、西側の塀際に咲くアケボノツツジです。先週はまだ蕾でしたが、一昨日から開花、昨日の雨に打たれましたが、今日は久しぶりの青空のもとほぼ満開になり、残った雨の雫を振り払って「今日は綺麗でしょう」と言っている感じです。

年々枝が良く伸びるので隣家にお邪魔しないように毎年剪定するのですが、それでも毎年大きくなります。一昨日は大きな枝を2本切って玄関先の壺に挿し、通りの賑わいにしたところです。

蕾の時も写真も撮ってありましたので、蕾の時と満開の時の写真を並べてみました。

              


狭い庭も花盛りの時期に

2024年04月20日 13時46分35秒 | 環境

リュウキンカが咲き、チューリップが咲いて、狭い庭の隅では貝母、白雪ゲシ、ハナニラがそれぞれに存在を誇示していました。

世界は騒然、奇襲、報復といきり立つ国やグループ、そうした情勢の深刻化の心配から、昨日は日経平均が1000円以上も暴落といった解説、しかしアメリカの株は上がっているのは何故だろう、解らないからマネーには手を出さない。(実を申せば金がないから)

やっぱりこんな好天の春の日には、マネーの観察より、咲き誇る花々の姿を見て、やっぱり自然は素晴らしいと時間を忘れる時を過ごす(表現矛盾でしょうか)方が本来の人間らしいという気がします。

今、素晴らしいのはアケボノの脇のブロック塀の際に、毎年元気に咲いてくれる久留米ツツジです。

これからアケボノ、オオムラサキと我が家の春の主役のツツジが順番に咲き誇ってくれるのですが、先陣を切るのはこの久留米ツツジです。

ご覧の様に1本の木ですが、白、ピンク、赤の3色が枝々に分かれて咲き、その間に、それぞれお色の筋を自在に織り込んだツートーンの花が多様な賑わいを添えるのです。

来週には満開のアケボノの写真が撮れそうです。

チューリップの花壇では、早咲きは既に花弁を散らし、遅咲きの白の八重が元気ですが、「え、これもチューリップ」というようなチューリップです。こんなのが5本ほどあって、これが、各種取り混ぜの面白さです。

花壇の縁に宿根で自生するツリガネスイセンは、今年は些か元気がありませんが濃紺の花の色はいつも通りで、来年は元気に咲いてくれるでしょう。

玄関わきで、毎年通りに少しはみ出して咲くモッコウバラも撮ってみました。通る人の邪魔にならない様に、始終伸びる芽を切っていますが、春先に出た短い新芽の先に花が咲くのでこの時期は通る人の気持ちを少し和らげてくれるのではないかと思っています。


チューリップ咲く

2024年04月08日 11時42分41秒 | 環境

一面のリュウキンカの緑の絨毯だった花壇に、チューリップの3本の隊列が葉をのばして存在を主張してきたのが先月の中旬でしょうか。

リュウキンカの黄色い花が一面に咲きだした中、チューリップの葉の縦隊列がはっきりしてきたと思いましたら葉は急速に育って、先週には花茎が伸びて、蕾が付き、ソラマメの花を書いた先週の水曜日にはちらほら開く蕾も出て来てきていました。

そして昨日の日曜には揃った隊列のほとんどの花が開きました。

気象情報は日曜の天気はあまり良くないと言っていたように記憶しますが、昨日は次第に晴れてきて、絶好のお花見日和になったようで、テレビでも、各地のお花見の様子が見られました。

という事で、天気の良いうちに写真を撮ろうと午後になって撮った写真が下の写真です。

咲き始めたばかりですので畝に球根を並べた通りの縦3列で大変行儀が良いという印象です。縦列の間にある黄色い花は残っているリュウキンカです。一番奥に見えるのは先日ご紹介したソラマメです。

ご覧頂きますように今年のチューリップは赤と黄色のツートーンカラーのものが殆どで、同じ色の球根はほぼ一斉に咲きました。

球根購入の際には、各種取り混ぜ100球という事でしたから、どちらかというと、出荷のあと残ったものを取り混ぜという事になるのですが、今年はこの色が沢山あったのでしょうか。

中に、数本まだ蕾のものがあり、これは色違いということのようですが。そのなかの1輪だけ開いたのがありました。下の写真です。

未だ開かない蕾のままのものがありますが、これはどんな花が咲くのか、それも楽しみです。

ようやく、咲き始めたばかりですので、今月いっぱいぐらいはチューリップの花模様を毎日楽しめそうで、些か天候不順ですが、今年もいい春だと思っています。


ソラマメの花が咲きました

2024年04月03日 12時22分52秒 | 環境

我家の狭い庭に毎年チューリップ植える花壇があります。昨年暮れも押し迫って100球2000円の球根を買って例年通り植えました。

と言っても三筋の溝を掘って球根を並べる作業がだんだん辛くなるなと思っていたところに長男が、ソラマメの苗が育ったからチューリップ花壇の隅に植えようかと言ってきたので、ついでにチュリップの球根も植えてくれと頼んだものです。

その後、チューリップ花壇には一面にリュウキンカが芽を出し、どんどん育って黄色の花を咲かせています。

リュウキンカの絨毯の中にチューリップの葉が伸び花茎も伸びて植えたとおり3列のチューリップの開花が先週始まりました。

チューリップの方は満開になったら載せるつもりですが、気が付いたら花壇の一番端、地球柑の木の根元の脇に数本のソラマメが伸びて花をつけ始めていました。という事で今日はソラマメの方です。

ソラマメの花はよく見ると美しい花です。戦災で焼け出され疎開した山梨の現笛吹市で、ぶどう棚の下に立派に育っているソラマメを見ました。50cmぐらいに育ち紫色の花を茎に沿って付けびっしり並んでいるのが綺麗でした。

ある日、学校の帰りに見ると立派な実が付いたソラマメを端から抜いて、畝を立て、そこに埋め込んでいるのです。一緒に帰る仲間が「あれが肥料になるんだ」と言っていました。食糧難の時期、何だかとても勿体ない気がして「おじさん、2~3本呉れますか」と言ったら「いいよ、持ってけ」と言われっ数本抱えて帰り、母が喜んだことを覚えています。

我家のソラマメはあのぶどう棚の下に生え揃っていたのほど立派ではありませんが、豆類ですから肥料をやらなくても空中窒素固定できちんと実を付けて、6月ごろには絶好のビールのつまみを提供してくれると期待しているところです。


リュウキンカ繚乱、最盛期

2024年03月10日 10時40分34秒 | 環境

1月30日に咲き始めたリュウキンカの写真を載せましたが、今日はもう3月10日、好天の日曜日です。

我家の狭い庭の西の隅、アケボノツツジの下にある一番大きなリュウキンカの株が最もいい時期になったようです。

この2~3年、何故か至る所にリュウキンカが生えて来て困っている面もありますが、このリュウキンカは最も「古株」で毎年元気に咲いてくれます。

最初の満開の花が散り始めると、花の散った後の幾らか膨らんだ雌蕊が結構目立ってしまいますが、今は満開の花ばかりが、繁茂した新緑な葉の瑞々しい光沢に映えて、リュウキンカが最も誇らしげな時期です。

特に昨日、今日は好天に恵まれて、やっぱり確り記録しておかなければと感じさせます。

花の広がりは上の写真、葉と花のコントラストは下の拡大写真で見ていただけるのではないかと思っています。

トリミングしながら気が付いたのは右下に、伸びてきた「ヒマラヤユキノシタ」の花芽が映り込んでいる事でした。折角ですから入れておきました。

今日は歌の文句ではありありませんが  “Beautiful Sunday”  の気分でいたいと思ています。


遅咲き豊後梅も開花

2024年02月29日 13時49分06秒 | 環境

我家の狭い庭の南側の隣家とのフェンスの際に豊後梅の木があります。

嘗ては高く伸ばして、シジュウカラ用の巣箱をつけ、シジュウカラの産卵、巣立ちを見守ったりしてきました。

しかし住人(家内と私)の高齢化とともに徒長枝の剪定に脚立を使う事の危険性も高まり並んでいる山茶花とともに地上での作業で済む程度に枝おろしをすることになりました。

一昨年から昨年にかけて、折に触れて作業を進め、些かさびしいな、などと思いながら、それでも花は咲くでしょうということで満足する事にしました。

豊後梅の花は、梅ですが桃に似てピンク色がかった確りした花です。近所にも豊後梅を植えている家はあって、何時も我が家より早く花が開きます。

我が屋の方が遅いのは種類ではなく、日当たりがあまり良くないからでしょう。

そんな豊後梅ですが、今年も一昨日あたりから綺麗に咲き始め、この2~3日で満開かという所です。昨日は雲一つない青空で写真には丁度良いタイミングかなと思って、今年も咲き始めの写真を撮りました。

部屋の中から隣家のサイディングの壁を背景にして見ても元気に咲いていますが、やっぱり青空をバックにと思って、突っ掛けを履いてで外に出て、何枚かスマホで取り、今日、トリミングしました。

ついでに昨年伐った枝のところの小枝に楚々と咲いている花も撮って来て、これも枝なりにトリミングしました。

折角綺麗に咲いてくれますから、咲いたら、確り記録しておかなければといったとくに理由もない責任感か、庭に咲いた花はなるべく写真に撮る習慣という気分でしょうか。

家内に見せて、「今年も綺麗ですね」と言うのを聞きたいという事もあるのかもしれません。

そんな日常の切れ端を、ブログを見て頂いた皆さんとシェアしたいというのも、ささやかな願いなのかな、などとも思いながら書いた今日のページです。


地球柑(しまだいだい)その後

2024年02月17日 17時19分33秒 | 環境

鉢植えの地球柑を地植えにしたところ、実が成らなくなり、雌伏6年昨年になって漸く花が咲き、結実が始まったことは、昨年来写真と共に載せてきました。

地球儀の様な実が枝枝になって、通りがかりや来訪する人が、「これは何ですか」とか、宜しかったら1個欲しい」などと言われた昨年でしたが、今年に入って黄色の地に緑の縞模様が全体的に橙色に変わり、緑の縞は濃い橙色になって浮き出すように変わってきました。

鉢植えの時はこんなに遅くまで実を成ったままにしておきませんでしたから解りませんでしたが、20個ほどなった実を少しずつ取りながらまだ数個成っています。

そうか、名前が橙だからやっぱり熟すと橙色になるのだと解り、残りは当分このまま放置しようかと思っています。

というのは、「だいだい」という名前は、本来「代々」から来ているので、実が翌年まで、次の代の実が出来るまで成っているか縁起がいいという事で正月の鏡餅の上にも載せるのだという解説をネットで見たからです。

そういえば、柏餅も柏の葉で包んでありますが、柏の葉は年を越しても確りついていて、翌年若葉が出てもまだ残っているという事で縁起がいいので柏の葉でを包むんですよという話を子供のころ聞いたことがありました。

そうか、そうか、こうした親子の代が確り重なることを昔から人は願って、それを祝おいう気持ちを持っていたのかという事が解って来て、それならなるべく放っておいてみようということになった次第です。

とはいえ、縁起を担ぐよりも、辞書で見ると食用と書いてあるので、カボスやスダチ、レモンの代わりにもなるかなと思って、これまで数個は、収穫して半分に切り「ギュっ」と絞って味見をしました。その酸っぱさは相当なものです。砂糖を入れて焼酎でサワーにして水割りお湯割りも出来ますし(お好みによります)、焼き魚にかけたり、ピクルス用にしてもOKです。

ところで濃い橙色に完熟したらどんな味かはまだ試していませんが、これも試してみたいと思っています。


リュウキンカ(立金花)今年は早かった

2024年01月30日 14時21分20秒 | 環境

先日、今年は特に元気な日本水仙の写真をご紹介しましたが、春の花で、我が家の狭い庭で春真っ先に咲くのはリュウキンカです。もう10年以上も前になりましょうか、家内が友達から分けてもらって植えたのですが、この花の特徴は春の開花が早いのと、良く増えることです。特にこの数年は、リュウキンカが「狭いながらも楽しい我が家」と思ったのでしょうか、あちこちに広がって特にチューリップの花壇は昨年一面のリュウキンカで、チューリップと妍を競う状態でした。

今年の最初の1輪は1月19日でした。今まで最も早かった一昨年が1月31日、昨年が2月1日だったので、温暖化のせいでしょうか新記録の速さです。その日も写真は撮ったのですが、上手く撮れなかったので、載せませんでした。今日になって、記録しておこうと思い直したところです。

東側、玄関の脇の窓の下に飛び飛びに4輪咲いてしていました。まだ華やかさはありません。

うちの2輪をアップにしてみました。

大方の花は花弁は8弁ですが、9弁の花が最もスッキリ咲いていました。腕のせいか、光線のせいか、カメラのせいか、明るく濃い黄色がどうしても少し褪せた色になってしまうのが残念です。


にほんすいせん(日本水仙)も元気です

2024年01月20日 10時42分46秒 | 環境

「にほんすいせんが良く咲いてますね」と家内が言うので、

「なに、もう咲いてるの」というと、

「気が付かなかったんですか。新年早々から咲き始めてますよ、先週あたりから花の数が増えて、今年は元気ですよ、」と家内。

今日は曇りで、明日にかけて雪が降るかもしれないとの気象情報。戸を開けると暖房が逃げるな、などと思いながら、狭く開けて少し乗り出して覗いてみました。

狭い庭の西側の塀の際のアケボノの下です。アケボノの落ち葉の中から、例年より一回り大きくなった日本水仙の株が艶のある緑に育ち花茎は折れずに、いつもより賑やかに花を咲かせていました。

温暖化のせいか、この年末、年始は氷点下の朝も少なく、水仙にとても育ちやすかったのかななどと考えながら「折角良く咲いてくれたのだから写真に撮っておこう」とスマホを持って何枚かの写真を撮り、パソコンに送ってトリミングし、こんなところかなとブログに載せることにした次第です。

花のところをクローズアップするとこんな具合で、例年は3~4輪ちらほらですが、今年は大分多いですね。嬉しい事にまだ蕾も沢山あってさらに賑やかになりそうです。

温暖化を喜んではいけないと思いながらですが、花が綺麗に咲いてくれるのはいいですね。

 

 

 

 

 

 


地球柑が色づいてそろそろ見頃です

2023年10月11日 14時49分31秒 | 環境
9月13日に、我が家の狭い庭に鉢植えから地植えに移した地球柑(しまだいだい)が6年ぶりにやっと実を付けたところを写真に撮りました。

今年は本当に暑い夏ですたが、やっと秋らしく朝晩はひんやりするようになりました。

涼しくなるにつれて、地球柑も少しずつ色を変え、緑の縞と柑橘本来の黄色い肌のコントラストが目立つようになってきました。

          <いくつ見えますか> 

                      (答:5個)
やっぱりこう色分けがはっきりしてくると、その縞模様が地球儀のように見え、地球柑らしくなります。

考えてみれば、鉢植えで2~3個の実が生っていたころ、これが1人前の木になって、枝々にこの縦縞のある実が生ったら、さぞ面白いだろうと思っていた光景が、まさに実現したのです。

「面白い実ですね」と見てくれる人がいるといいのですが、若い人は皆スマホを見ていますし、年配の人は足元に注意しているようで、なかなか他人の狭い庭まで覗いてくれません。



念の為に数えてみましたら全部で18個なっていました。

柑橘はこの時期に新芽が伸びるのでしょうか。緑に白のツートーンの大きな葉をつけた枝が伸びていましたので、来年も沢山実が生ってくれるように願いながら、秋空の下、素人流の剪定も少ししてみました。

地球柑にも秋の気配

2023年09月13日 12時46分39秒 | 環境
岸田総理は党人事を了えて、今日は内閣改造ですね。もうほぼ決まっているようですが、新しい布陣で、平和を愛好し、豊かで潤いのある日本を作って頂きたいと思います。

今朝起きて窓を開けると真っ青な空がありました。「秋晴れ」とか「日本晴れ」という言葉がありますが、やっぱり秋だなという気がしました。

外気温も24℃で、空気も綺麗、狭い庭は雑草が伸びて先日から気になっていましたが、それはそれとして喜んでいるのは、地球柑(しまだいだい)が、色づき始めた事です。

今年は2度ほど中間報告をしましたが、鉢植えで毎年2~3個実がなる盆栽を、お隣の爺様から頂き、地球儀のような地球柑の実を見ているうちに、これを地植えにして大きくなって、枝々に、この小さな地球儀の様な実が生ったらさぞ面白いだろうと思ったのが事の始まりでした。



南側の窓のすく下に植えたのですが、丈は伸びましたが、翌年から全く花が咲かなくなりました。花が咲かなければ当然実は生りません。

木が大きくなれば実を付けるのではないかと思いながら、今年もダメかという年を重ね、こちらの寿命の方が先かなとも思い始めていました。

そして6年目、卆寿になる年を迎えた春、蕾が出、花が咲き、想像した通りに枝々に実が付いたのです。

秋になれば黄色くなり、緑の縦縞がその名の通りおもちゃの地球儀の様になるのではと思っていた日が、未だ些か暑い秋と共に来たようです。

朝食の後、数枚の写真を撮り、選んで載せたのが下の写真です。



秋晴れの朝の日光が強すぎましたが、小さな地球儀の様な実がご覧いただけると思います。

平和な日本の将来が危ぶまれるような時期ですが、こんな自然の営みを、長い時間を掛けても楽しめるのは、やっぱり人間は自然の子、自然の一部だからでしょうか。

最後にもう1枚。