日本経済回復に向けて
金融危機への対策は、先ずは、傷んだ金融機関への対応策、というのは当然でしょう。しかし、国際的に見れば、金融への損傷がまだ軽いほうの日本です。諸外国に先駆けて、経済活性化への根本的な対応策を進めるべきではないでしょうか。
経済活性化策といえば、 金融政策と財政政策ばかりが取り上げられますが、中でも財政政策では、いわゆるケインズ流の「政府がカネさえ出せば経済は活性化する」といった考え方が結構根強いのではないでしょうか。不要不急の公共工事でも、景気てこ入れのためならやったほうがいい、といった考え方です。
しかし、考えてみれば、同じお金を使うのなら、あとから国や地方自治体のお荷物になるようなもの(たとえば不要不急の公共施設、箱物など)ではなく、更なる経済活性化、より大きな経済発展につながる効果が期待されるものあるものにお金を出したほうがいいに決まっています。
確かにそんなうまい話は通常ないのですが、今の日本の置かれた立場と実力を考えれば、十分な可能性のある分野が見えているのではないでしょうか。
それは日本が世界に先行する研究開発、技術開発の分野です。今、そして、これから、世界が絶対に必要とする省エネ、再生可能エネルギー、太陽光(熱)発電、電力の貯蔵、海水の淡水化、地球(砂漠を含む)の緑化、CO2の資源化、さらにはIPS細胞などのバイオ・・・、などの分野でしょう。
古今東西を問わず、経済発展の原動力は、基本的には「技術革新」です。蒸気機関の発明が産業革命をもたらし、電気モーターやガソリンエンジンの発明が20世紀の世界の高度経済成長を進め、IT革命が21世紀初頭の経済発展を支えています。そして、今、その発展の前に立ちはだかっているのが「環境問題」です。
かつて、戦後の日本経済の回復を支えたのは「傾斜生産方式」でした。今、日本は「傾斜研究・開発方式」を取って、持てる資源(人間と資本)を徹底して地球と人類が必要とする研究開発・技術開発に投入したら如何でしょうか。
目標が決まれば、人一倍頑張る日本人です。目指す結果は見えていると思います。
金融危機への対策は、先ずは、傷んだ金融機関への対応策、というのは当然でしょう。しかし、国際的に見れば、金融への損傷がまだ軽いほうの日本です。諸外国に先駆けて、経済活性化への根本的な対応策を進めるべきではないでしょうか。
経済活性化策といえば、 金融政策と財政政策ばかりが取り上げられますが、中でも財政政策では、いわゆるケインズ流の「政府がカネさえ出せば経済は活性化する」といった考え方が結構根強いのではないでしょうか。不要不急の公共工事でも、景気てこ入れのためならやったほうがいい、といった考え方です。
しかし、考えてみれば、同じお金を使うのなら、あとから国や地方自治体のお荷物になるようなもの(たとえば不要不急の公共施設、箱物など)ではなく、更なる経済活性化、より大きな経済発展につながる効果が期待されるものあるものにお金を出したほうがいいに決まっています。
確かにそんなうまい話は通常ないのですが、今の日本の置かれた立場と実力を考えれば、十分な可能性のある分野が見えているのではないでしょうか。
それは日本が世界に先行する研究開発、技術開発の分野です。今、そして、これから、世界が絶対に必要とする省エネ、再生可能エネルギー、太陽光(熱)発電、電力の貯蔵、海水の淡水化、地球(砂漠を含む)の緑化、CO2の資源化、さらにはIPS細胞などのバイオ・・・、などの分野でしょう。
古今東西を問わず、経済発展の原動力は、基本的には「技術革新」です。蒸気機関の発明が産業革命をもたらし、電気モーターやガソリンエンジンの発明が20世紀の世界の高度経済成長を進め、IT革命が21世紀初頭の経済発展を支えています。そして、今、その発展の前に立ちはだかっているのが「環境問題」です。
かつて、戦後の日本経済の回復を支えたのは「傾斜生産方式」でした。今、日本は「傾斜研究・開発方式」を取って、持てる資源(人間と資本)を徹底して地球と人類が必要とする研究開発・技術開発に投入したら如何でしょうか。
目標が決まれば、人一倍頑張る日本人です。目指す結果は見えていると思います。