2013年 今年のホタルは
昨年7月に、「ホタル羽化」の報告をさせていただきました。羽化したホタルはケージ(30×30×高さ50センチほど)に集め、ご近所にお見せしたりしました。
そのホタルたちは、下に敷いた水苔に産卵し、その卵は3週間ほどで孵化して、ゴミと見分けがつかないような幼虫がケージの下で受けている発泡スチロールの函の水の中に落ちます。その中に子ダニシやモノアラガイを入れてやるとよく食べ、脱皮を繰り返して、秋にはその発泡スチロールの箱の中で1cm前後まで育ちました。
大きくなるにつれた姫タニシを群がって食べ、今年に入ると、大きいのは1.5cmぐらいにもなって春4月には上陸して土の中に繭を作る準備という事でしょうか、水際まで上がって来るようになりました。何百という卵の孵化から、最終的に100匹ほどがその段階までこぎつけたという所です。
5月の連休に植木鉢の上陸装置を用意して、水苔を伝わって上陸出来るようにしたところ幼虫は順次上陸しはじめたようで、3~4週間の繭の期間を過ごして、6月1日に第1号が羽化、その後ぽつぽつ羽化して、最初の頃のはもう寿命(1週間か10日)が尽きましたが、今日現在10匹程度がケージの中で光って飛んでいます。
昨年夏、発泡スチロールの水の温度が上がり過ぎるので、危険分散で、庭のU字溝に放流した幼虫もいて、U字溝からも気づいただけで3匹は羽化し、家内の宣伝で近所の奥さんが見に来て、「庭で飛んでるわよ」と教えてくれたりしています。
未だ発泡スチロールの水の中の幼虫もいて、羽化は7月中旬ぐらいまで続きそうですが、今年は、我が家で産卵から羽化までのサイクルが完成したと喜んでいます。
確実に卵を取り孵化させるためには、ベランダか室内の飼育装置は必須ですが、自然環境のU字溝の方も、これは、生育状況が観察できず、サバイバルも厳しいようですが、今後、その両方を並行させて、ホタルの生育サイクルを維持拡大できるように、いろいろと試行錯誤を続けていきたいと思っています。
申し遅れましたが、我が家のホタルは平家ボタルです。清流に住む源氏ボタルの飼育はもう少し難しいのかもしれませんが、雨水タンクに貯めた雨水をU字溝に流し、そこからホタルを発生させるという試みが連続して成功すれば、どちらのお宅でも、雨水タンクとプラスチックの衣装箱のビオトープさえ準備すれば、初夏の2~3週間、「ホタルの夕べ」を楽しむことが出来るということになりますので、何とか実績を積み上げていきたいと思っています。
昨年7月に、「ホタル羽化」の報告をさせていただきました。羽化したホタルはケージ(30×30×高さ50センチほど)に集め、ご近所にお見せしたりしました。
そのホタルたちは、下に敷いた水苔に産卵し、その卵は3週間ほどで孵化して、ゴミと見分けがつかないような幼虫がケージの下で受けている発泡スチロールの函の水の中に落ちます。その中に子ダニシやモノアラガイを入れてやるとよく食べ、脱皮を繰り返して、秋にはその発泡スチロールの箱の中で1cm前後まで育ちました。
大きくなるにつれた姫タニシを群がって食べ、今年に入ると、大きいのは1.5cmぐらいにもなって春4月には上陸して土の中に繭を作る準備という事でしょうか、水際まで上がって来るようになりました。何百という卵の孵化から、最終的に100匹ほどがその段階までこぎつけたという所です。
5月の連休に植木鉢の上陸装置を用意して、水苔を伝わって上陸出来るようにしたところ幼虫は順次上陸しはじめたようで、3~4週間の繭の期間を過ごして、6月1日に第1号が羽化、その後ぽつぽつ羽化して、最初の頃のはもう寿命(1週間か10日)が尽きましたが、今日現在10匹程度がケージの中で光って飛んでいます。
昨年夏、発泡スチロールの水の温度が上がり過ぎるので、危険分散で、庭のU字溝に放流した幼虫もいて、U字溝からも気づいただけで3匹は羽化し、家内の宣伝で近所の奥さんが見に来て、「庭で飛んでるわよ」と教えてくれたりしています。
未だ発泡スチロールの水の中の幼虫もいて、羽化は7月中旬ぐらいまで続きそうですが、今年は、我が家で産卵から羽化までのサイクルが完成したと喜んでいます。
確実に卵を取り孵化させるためには、ベランダか室内の飼育装置は必須ですが、自然環境のU字溝の方も、これは、生育状況が観察できず、サバイバルも厳しいようですが、今後、その両方を並行させて、ホタルの生育サイクルを維持拡大できるように、いろいろと試行錯誤を続けていきたいと思っています。
申し遅れましたが、我が家のホタルは平家ボタルです。清流に住む源氏ボタルの飼育はもう少し難しいのかもしれませんが、雨水タンクに貯めた雨水をU字溝に流し、そこからホタルを発生させるという試みが連続して成功すれば、どちらのお宅でも、雨水タンクとプラスチックの衣装箱のビオトープさえ準備すれば、初夏の2~3週間、「ホタルの夕べ」を楽しむことが出来るということになりますので、何とか実績を積み上げていきたいと思っています。