東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

2016秋インカレ 決勝

2016年09月28日 10時00分47秒 | Weblog

こんにちは。三年生の山本です。インカレ決勝の成績を報告させていただきます。

http://kantogakurenyacht.jimdo.com/%E6%88%90%E7%B8%BE%E8%A1%A8/%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%96%E5%B9%B4/

470級 暫定成績

4357園田・青木 35-30-28 計93
4579間邪・角出 8-43-17 計68
4452谷・柏木 24-10-36 計70

【1】早稲田52
【2】慶應97
【3】日大99
【4】明海100
【5】中央122
【6】法政132
【7】千葉222
【8】東大231
【9】明治254
【10】駒澤265

スナイプ級 暫定成績

31308海野・浅川 39-43-35 計117
30785山本・江村 7-33-21 計61
30563菅原・師田 24-11-36 計71

【1】慶應51
【2】早稲田108
【3】明治19
【4】明海112
【5】中央130
【6】日大148
【7】法政158
【8】東大249
【9】学習院253
【10】横国263

三日間とも微風の中で初日2レース、二日目1レース、三日目ノーレース。風には恵まれないレガッタとなりました。470、スナイプともに8位。全日本進出はなりませんでした。
応援、ありがとうございました。

まだ気持ちの整理はついていないので、取り急ぎ成績のみの報告とさせていただきます。

失礼します。

東京大学運動会ヨット部 三年 山本圭祐


仰秀大整備大会!

2016年09月06日 18時02分46秒 | Weblog
お久しぶりです。仰秀2年の田原です。
和歌山に向け、我々クルーザー班は最終調整に入っております。

2〜4日は普通に練習しました。ド微風から強風まで風が吹いてくれたので各風域の動作、走りの確認など、遠征前最後の練習にこれ以上はない練習が出来たと思います。5日は午前中に練習した後、ひたすら整備しました。海中にサイドステイを落とすなどのトラブルを乗り越え、上架に備えました。

6日の朝イチに上架。そこからはひたすら船底塗料を削りました。
7日も延々と削り続けましたが、終わらせることはできず。
全員ヘトヘトかつ塗料まみれになったものの、努力の甲斐あって見違えるほどまでになりました。明日の整備で完全に終わらせて和歌山に入りたいものです。

今後は8日に船輸送、9日に和歌山入り、10.11日にプレワールドに出場します。そこからは整備と練習を経て、19〜23日のワールドに突っ走ります!

U25での優勝を目指して、残された時間を目一杯使いたいと思います。
フェイスブックでも随時更新して行きますので、そちらもよろしくお願いします。

それでは失礼します。



見違えるほど白い仰秀①

見違えるほど白い仰秀②

女子新歓!

2016年06月13日 18時49分01秒 | Weblog

こんにちは。2年470クルーの水石です。
今週日曜日は八景島レースでしたが、前日土曜日の夕方には学連主催の女子新歓があり、1年小野と2年大南水石が参加しました。場所は八景島ですが葉山や江の島の大学からも女の子ばかり80人以上も集まり、合宿所とは思えないほど華やかでした。
思えばいま私が仲良くしている他大の女子の何人かは去年の女子新歓で知り合った子たちです。忙しい合宿中では顔を合わせてはいてもなかなか話すようにはならないので、このような機会に感謝しています。小野も高校時代の友達と再会したりと楽しんでいたようで何よりです。これをきっかけに八景島生活がもっと楽しくなればと思います。


ところで、私は去年の女子新歓でいただいたお気に入りの帽子を流してしまったのであわよくば今年も…と思っていたのですが、全員参加のじゃんけん大会でなんと80人中最下位という自分でもびっくりの結果でした!腕相撲大会に出た小野も圧倒的強さで優勝した選手と一回戦で当たり、今回私たちにはあまり運が無かったようです。。とはいえ3人とも日焼け止めとパックという女子力高めの景品を手に入れたので、何かに生かしていきたいです。


学生マッチを終えて~工藤ver.~

2016年03月17日 17時42分47秒 | Weblog

こんにちは。一年で仰秀クルーの工藤康平です。投稿が遅くなってしまって申し訳ありません。

大まかなことは先日の田原の投稿にも書かれているためなるべく省略しようと思います。僕が一月末から参加していた仰秀の学生マッチが終わり、結果はご存知の通り六位でした。まずこの三か月間を振り返ると、一月にいきなり仰秀に田原と二人で移り、一から仰秀について学びつつ、三月の学生マッチに向けて、OBさん同乗ルールが撤廃ということもあり、ひたすら動作の練習をしていました。僕はマストハンドで、最初は数少ないツイーカーの架け替えですら忘れてしまうというレベルでしたが、練習を重ねるにつれて少しずつ精度は上がってきました。これに加えて、仰秀は数少ないJ24で練習を日常的に行っているチームであり、練習量ならほかの大学には負けないという自信をもって蒲郡に乗り込みました。

前日練習の調子は決して悪かったわけではないのですが、学生マッチ初日は上回航で僕と田原がミスをしたりとまっどたりしてスピンを張るのが間に合わず、足を引っ張る形となってしまいました。特に慶応と東海チームとの戦いではスピンを早く張れれば逆転のチャンスがあった分、悔しい思いが残ります。

初日の反省を踏まえて臨んだ二日目でしたが、僕も田原も大きなミスをすることなく回航動作を行うことができました。しかし風が弱い中行われたこともあり、僕は最後のほうには集中力が若干切れていたみたいです。

最終日の慶應戦ではスタートで出遅れたしまいそのまま追いつけないという形で二連敗して終わるという結果になってしまいました。

では軽く学生マッチを振り返ったところで、僕個人の考えを書きたいと思います。まず最初に書かれていたように僕たちは動作を完ぺきにしたつもりで蒲郡に行きました。それなのに負けてしまった理由は動作の練習しかしなかったことかなと今では思います。確かに僕も田原も一年生なので上級生の走りの練習よりも動作の練習が優先されることは当たり前のことではあります。ただ、僕は一つ一つの作業にとらわれすぎていて、各動作後の船の動作後の完成形を意識しながら終わっていない動作を埋めていくというプロセスを頭の中で行っていませんでした。もしこの頭の中で各動作の完成形を意識するということを少しでも早く意識していたのなら、ツイーカーのかけ忘れなどのミスはもっと早い段階で減っていたはずですし、本来のマストハンドの仕事である、ピットやバウマンのサポートの仕方やタイミングももっと早く身についていたと思います。動作の完成形を意識することにもっと早く気づいていれば(とはいっても結局僕自身で気づいたのではなく青木さんに指摘されて意識し始めたのですが)松山さんと岡田さんの練習も増えていたのかなと思います。

もう一つ大きな反省があるとすると、これは怒られてしまうことなのかもしれないですが、二か月間ずっとマストハンドをやっているうちに、動作は完璧ではないくせに、少しだけ飽き(と言ったら語弊はありますが)が生じたことです。もちろん他の人だったら、風を見るなりコースを引くなりしてモチベーションを保つことができたのでしょうし、僕もそうするように精いっぱい努力はしたのですが、ほとんどの場合1艇だけでマークを回る中では集中力は多くの場合午後2時ぐらいには消え去ってしまっていました。いろいろと集中力を切らさなくするような方法を考えたのですが、結局見つからずじまいでした。これは夏の週5連でも起きうることなのでそれまでに何らかの対策を考えたいです。

また大きく印象に残ったのは田原が記していたように、学生マッチの上位チームは一つ一つのタックでもロールをかける、起こすなどの意識が僕とは全然違っていて、まだまだヨットレースにおけるシビアさを理解していなかったことを痛感させられました。いかに一つ一つの細かい動作がスピードなどのヨット全体の大きなことに影響するかを考えながら今後乗っていきたいです。

おそらく当初の予定通り僕は仰秀に残ることになりそうです。今後の最大の目標は和歌山での世界選手権であり、それに僕が出れるかどうかはわかりませんが、一つ一つの練習、フリートレースなどの経験を最大限に生かして、走りや戦術の組み立てに貢献できるクルーになれるように今の自分に何が足りないのかを意識しながら目標に向かって突き進んでいきたいです。話は変わりますがヨット部全体としての最寄りのビッグイベントは新歓と春インです。残念ながら僕たちの代からも退部者が数人出てしまいました。自分が何に惹かれてヨット部に入ったか、また何が原因で同期が辞めてしまったのかをしっかりと振り返ってから新歓に臨みたいと思います。また僕が春インに出ることはありませんが、淡青要員なり、陸番なり全力でサポートしていきたいと思います。

最後におまけではありますが、蒲郡での出来事についていくつか書きたいと思います。まず僕は数年ぶりの自動車での長距離の旅にとても興奮していましたが、高速道路で飛び石が飛んできてガラスにひびが入ってしまい、とても悲しく思いました。車で到着した東海マリーナは施設も海もきれいで人生初愛知の印象はとても良いものでした。温泉旅館も部屋は広く、朝ごはんもおいしく、温泉も気持ちよくて、選手にとっては非常に良い生活環境だったと思います。ただ浴衣がなかったので来年行く場合はマイ浴衣を持っていこうと思います。またなぜが一発芸をしていないのに、芸大会を優勝することができました。今回の遠征では多くの他大の人と知り合うことができたため、とても有意義なものとなりました。

最後にお世話になった東海マリーナ、JYMA,社会人チームの方にお礼を申し上げます。ありがとうございました。今後の応援もよろしくお願いします。

1年仰秀クルー工藤康平


学生マッチを終えて

2016年03月14日 20時14分38秒 | Weblog

お久しぶりです。クルーザー班新2年の田原です。

3/10~13に行われました学生マッチの報告と個人的な反省をしたいと思います。長文になりますので、予めご容赦ください。

 

まず成績についてですが、12チーム総当たりの予選で6勝5敗の6位、続く5位6位決定戦では慶應に敗北し、結果6位でレースを終えました。僅差での非常に悔しい敗北や勝利を経験して、ヨットレースで勝つことがやはり難しいと思い知らされたレースとなりました。

 

次に個人的な反省を書きたいと思います。

1月に同期の工藤と共にクルーザー班にやってきてからは、学生のみでも出艇できるようになったこともあり、週5日の合宿をフル活用して松山さんと岡田さんに動作を叩き込んでいただきました。直前には週に7日の合宿を行い、動作の練習量ではどのチームにも負けないという自負を全員が持った状態で蒲郡へと発ちました。

蒲郡での前日練習でも動作への自信を再確認し、当日を迎えました。

初日は恵まれた風の中、5レースを戦いました。僕は冷静に動作をこなそうと思っていましたが、実際にレースとなると相手艇に気をとられるなど、練習ではしなかったような動作ミスもしてしまいました。負けている時は艇内に焦りが出てきてしまい、逆転するシーンはなく、2勝3敗で初日を終えました。

二日目は軽風の中、6レースを戦いました。初日にしてしまったミスは絶対にしないと気合を入れて臨みました。先行している時も負けている時も艇内で慌てずに行こうなど声を掛け合いながらそつなく動作をこなすことができました。しかしペナルティをもらったり風が弱い中でスタートに出遅れてしまうなどして、2敗を喫して予選を終えました。

最終日は微風の中慶應とのレースに臨みました。風が弱い中でスタートに失敗してしまい、2連敗してレースを終えました。風が落ちた時のボディアクションや船を揺らさない意識、スタートの重要性がそのままレースの勝敗になってしまうことを痛感したレースとなりました。その後同志社と九州の決勝戦をシエスタのボートの上から見させてもらいました。両チームからもタックの煽り一つへの気迫が違うなと見てて感じました。動作には自信を持っていましたが、一つの動作への執念や集中は全く足りていなかったと思い知らされました。

 

最後に、クルーザー班にきてからの総括のようなものを書きたいと思います。

初めの頃は役割分担を決めるクルーザーに戸惑いも感じていましたが、練習を重ねるごとに艇内でのコミュニケーションが増えてきてきました。お互いがチェックし合うことでミスを未然に防ぐことができたり、そもそも動作を行う人を変えるなどの対応はクルーザーならではだなと感心しました。

ディンギー班とは違って常にレースメンバーとして海に出たこともとても良い経験になったと思います。一つの練習への緊張感だったりチームとして船を動かすという意識は多少でも身についたかなと思います。

またレースに出る機会もとても増えました。クルーザー班に来てからまだ2か月ですが、すでに3回もレースに出させてもらっています。しかも僕はラッキーなことにそのうち2回は社会人チームに混じって出させていただきました。いつもと違う人と乗ることで学ぶこと、気付くことは多く、チームにフィードバックするということがとても新鮮でした。お世話になった皆様、ありがとうございました。

最後の方はなんだか偉そうに書いてしまいましたが、実際は自分のことで精一杯で過ぎ去っていった2か月でした。

 

最後に、今回学生マッチでお世話になったJYMAや東海マリーナの皆様、社会人チームの皆様にお礼を申したいと思います。ありがとうございました。

 

これからも応援宜しくお願いします。

 

長文失礼しました。

                 仰秀バウマン 新2年 田原建人

 


伝えたいことがあります。

2016年02月23日 20時41分35秒 | Weblog
こんばんは。
仰秀チーム 主将の松山です。

ここしばらくオフ期間が挟まったこともあり、部としてブログの更新が途絶えていますね(笑)
盛り上げるためにひとつ、書かせていただきます。

さて、まず、仰秀チームより重大発表があります!
なんと、笠原(一年生)が退部することになりました…。
上村に引き続き数ヵ月のうちに二人目の退部者を出してしまいチームとして大変悩んでいます。ヨット部は専門的なフィールドが大きいので人材確保の重要さをかねてより感じていました。そのためにお金をかけチャンスを与えて人材育成には力を入れていたのですが、それがいとも簡単に流出することに衝撃を受けています。
ちなみに、学生マッチは松山、岡田、工藤、田原の他、単発で青木を助っ人に呼んで出場することになりました。


さて、仰秀チームは年明けからしばらく船底塗料塗り直し、マスト抜きなどの整備をしてきました。
一年生にとっては仰秀チームにきていきなり、つらくいつ終わるか分からない船底サンディング作業が続き精神的にだいぶ参ったでしょう。うまく騙して?オフを満喫していたディンギーチームからも何人か助っ人を呼び、なんとか一週間で降ろすことができました(笑)普段の仰秀はもっと楽しいところだからみんな誤解しないでね!
…実はかくいう僕も船底サンディングはドイツ以来二度目です。しかも、艇の老朽化が原因で想定の二倍以上サンディングに時間がかかりました。すこし整備への見積もりが甘かったと思います。ま、整備ってそんなもんだとは思いますが…。でも、このタイミングで一年生たちを呼んで整備したのは失敗だったかも…(笑)


さて、代わりにそのあと一年生には御褒美を色々与えることにしています。
下級生にとって仰秀チームの一番の旨味は、いきなり大きな役職を与える、ということだと思っています。今回はフォアデッキを基本的に全て一年生に任せました。
いつも感じるのですが、意外にも一年生達が毎回優秀なんですよねー。僕たちと違って、今の一年生はヨットに乗る機会に恵まれずほとんどレースも出たことがありません。もちろん、それゆえの課題もたくさんあります。(動作のミスが緊迫したレース場面でどれほど影響を与えるかイメージがつかない等)
しかし、腐っても東大生?だからか、覚えがよくて、辛抱強く教えてると水を得た魚の如く出来るようになってきます。

冒頭にも書きましたが、ヨット部は専門領域が大きいために人材育成がとても大事です。それがきちんとできないとある一瞬、ちょっとばかし強くても、チームとしては強くなりきれないし、チームも長く続かないんではないかと思います。特にj24はチーム競技ですから、最低でも数名が一定以上のスキルを持っている必要があります。

で、始めの悩みごとに戻りますが、そのために育ててきた人材がこうも簡単に流出するのは何でなんでしょう。原因が分からないから対策を打ちようにもないといったふうになっています…。

ヒントを求めるべく、人事を担当してらした秋田理事長に聞いたりもしてるんですが、やはりいっぱい入れることは大事なようですね。


ということで、このブログ、何が言いたいかと言いますと、


新勧頑張りましょう!!!





東京大学運動会ヨット部クルーザー班
主将 松山宏彰

2月17日~2月21日の練習報告(仰秀)

2016年02月23日 15時00分20秒 | Weblog

こんにちは。一年仰秀クルーの工藤康平です。遅くなりましたが先週の合宿の報告をさせていただきます。

今週は仰秀が新体制になってから初めて5日間の合宿を行いました。五日間とはいっても、初日はマストから抜けてしまったメインハリヤードを通すためにマストを倒しました。強風の中倒さなければいけなかったことと、船上でメインハリヤードを通さなければいけなかったことが難しかったです。また八景から山本先輩が助っ人として来てくださりました。ありがとうございました。マストを倒すのは三週間で二回目で、だいぶ慣れてきたので、大会時の計測の時も短時間で倒すことができるのではないかと思います。

二日目はヘルムの松山さんが不在だったため、岡田さん、田原、僕の三人で新歓に向けて小網代の森の探索を行いました。去年の新歓でも小網代の森に行っていたため僕はあれからもう十か月近くたっているのかと時の流れを感じていました。また私事ではありますが、明日二十歳になるため今このブログを書きながらも時の流れははやっかたとしみじみと感じています。来年一人でも多くの新入生が東京大学運動会ヨット部に入部してくれるように小網代でも準備を進めております。小網代の森の探索が一通り終わったら三人で仰秀に移動して陸シュミを行いました。普段僕はマストハンドをしているのですが、その日はトリマーの陸シュミを少しと、バウマンの陸シュミを行いました。トリマーの陸シュミの意図としては新歓で僕か田原が新歓でトリマーをするかもしれないからで、バウマンの陸シュミの意図は、マストハンドとしてバウマンのサポートがもっとできるようにバウマンの仕事を今より詳しく知ることでした。

三日目は松山さん、岡田さん、田原、僕と初めて四人だけで海に出ました。19日はとても風の強い日で、波も四メートルであり、正面から波が来たときはジェットコースターに乗っている気分でしたが、波が高かったこともあり、風が見えずほとんどブローコールを行うことができませんでした。風が強く、船を止めることができなかったため、マークをうたずにマッチに向けてサークリングの練習を行いました。サークリングではただただ松山さんの掛け声に合わせて動くことが精いっぱいで、動くのが間に合わずに船をオーバーヒールさせてしまった場面が何度かありました。この日のコンディションは蒲郡のものと似ていたらしく、まだまだ学生マッチに向けて課題は山積みだということが実感されました。

四日目と五日目は学生マッチの練習会が三崎マリンで行われました。貴重な練習機会を準備してサポートしてくださった月光、ラル、だぼはぜ、リップル、そしてJYMAの会長の伊藝さんには大変感謝しています。まずは朝に三崎マリンで座学を行い、そのあとに僕たちは仰秀で出港しました。一日目はOBの中山さんが同乗してくださり、動作練習を中心に行ったのですが、他艇のいる中での練習は初めてで、自分の動作ミスがいかに船のスピードダウンにつながるか実感することができ、普段での練習でのスピン回収などで気合が足りていなかったことに気づきました。土曜日の夜は月光ハウスで、しゃぶしゃぶ、ステーキ、カキなどをごちそうになりました。とてもおいしかったです。ごちそうさまでした。二日目はOBの宮本さんが同乗してくださり、スタート練習を中心に行いました。ディンギーとは異なるマッチ独特のスタートの練習だったのですが、自分の反省としては、秒読みに集中しすぎて、他艇やスタートラインに意識を向けていなかったため、動作についていけていなかったことで、次のスタート練習ではもっともっと周りに気を配っていこうと思いました。

今週はマッチの本格的な練習を行うことができて実際に他艇と競り合って、なぜ多くの人がマッチにはまるのかが少しわかった気がしてJ24がますます好きになりました。残り三週間学生マッチで最高の結果を出せるように頑張っていきたいと思います。改めて、月光、ラル、だぼはぜ、リップルのみなさん、伊藝さん、中山さん、宮本さんありがとうございました。

1年 工藤康平


2月15、16日の練習報告

2016年02月18日 18時28分04秒 | Weblog

こんにちは。一年470スキッパーの西坂です。遅くなりましたが、先合宿の練習報告をさせていただきます。

 
《配艇》
16日火曜日
 
4357 間邪・水石→間邪・角出
4301 園田・金澤→園田・青木
4175 西坂・角出→西坂・柏木(途中スキッパー大南と交代)
4096 大南・中田
 
30785 山本・青木→海野・山本
30563 菅原・江村→菅原・田原
29604 師田・江村→師田・海野
 
淡青
小松コーチ・柏木→小松コーチ・中田・大南・金澤・水石
 
 
14日の日曜日が赤旗レベルの強風だったため、先合宿は15、16日の二日間のみの練習でした。二日間とも小松コーチに来ていただいて、コーチングを受けました。
15日はマリーナの出艇禁止日だったため、一日中小松コーチに座学をしていただきました。沈起こしやレース、さらには連取方法に対して、一通り座学をしていただいた後、小松コーチが部員の質問に答えるという形で座学は進んでいきました。沈起こしなど、基礎的なことに関しても、新たな学びがあり、とても充実した時間を過ごすことができました。
僕個人の話になりますが、「小松コーチのコーチング内容記録大臣」に就任したので、これらの座学などを後世に伝えられるようにしていきたいと思います。
 
また、小松コーチに座学の前に陸シミュを見てもらうことで、今までの陸シミュで意識できていなかったものに気がつくことができました。陸シミュ1つにしても、まだまだ上達するコツが潜んでいるなと感じます。新しい陸シミュマニュアルの作成も進めていきたいと思います。
 
16日は、小松コーチが考えた練習を行いました。その内容は、小松コーチが作ったコースを回るというものでしたが、自分たちでは考えつかないようなもので、とても斬新でした。そのコースには、リーチングのレグが多数存在しており、タイトなリーチングにおいて、スピンをあげるかどうかなどを考えながら走るというものでした。
僕は前回の早稲田との合同のコース練習で、リーチングで大きく置いてかれることが多かったため、リーチングを多く取り入れた練習ができてよかったです。ただ、コースが長いこともあり艇が離れてしまうと、リーチング特有のタクティクスの練習ができなくなってしまうので、1周ごとに上位艇が下位艇に合わせるなどに工夫も必要だと痛感しました。
 
さて、ここで僕自身の反省をしたいと思います。今回の合宿で特に痛感したのは、風への対応が遅すぎる、ということです。16日の練習では、オーバーかと思ったらインデッキになったり、風が触れまくるというようなトリッキーな風であり、その対応が遅れるたびに前に置いてかれる、ということが多々ありました。微々たる変化に対する意識をもっとつけていかなければならないと思います。
ただ、最近では走り合わせでもあまり遅れなくなってきたなど、上達している面もあると思うので、反省しつつ前向きに練習していきたいと思います。
 
それでは、今日の夜から始まる合宿も頑張っていきたいと思います。
失礼いたします。
 
1年 西坂惇之

活動開始!!

2016年02月01日 10時13分42秒 | Weblog

こんにちは。1年の田原です。先月に同じく1年の工藤と共にクルーザー班へ移籍しまして、只今J24について0から学んでいます。

先週よりクルーザー班が始動ましたので、感想と報告をしたいと思います。

クルーザー班は先週の土曜日から練習を開始し、その日のうちに上架しました。明る日曜日から次の土曜日まで仰秀の船底の塗装を塗り直すなどの整備を行いました。そして日曜日に2回目の練習を行いました。

僕は入部してからずっとスナイプに乗っていたため、仰秀のことはほとんどわからないという不安を抱えたまま初日を迎えました。ポジションは工藤とのジャンケンの末、僕がバウマン、工藤がマストハンドとして乗ることになりました。

予習はしてきたものの、やはり実戦となると、できることはほとんど限られていました。松山さん、岡田さん、そして練習を見に来てくだっさった平出さんに一つ一つ動作について教わる、といった感じでした。その中でも平出さんから教わったジャイブ時のポールの付け替えだけはうまく出来るシーンがあり、僅かですが自信を持って乗ることができました。

 

土曜日の練習後に京急油壺マリーナに上架し、日曜日以降は船底塗装を塗り直すべく、整備期間となりました。

途中で岡田さんがインフルでダウンしたり、マストを抜く際にマストを支えるポールのシートが切れるなどのアクシデントはありましたが、助っ人で来てくれた師田さん、金澤、水石、そして海洋サービスの宮崎さん、京急マリーナの皆様の協力もあり、何とか金曜日までに船底塗装を塗り直すことができました。

本来は金曜日にマストを挿して土曜日に練習を再開する予定でしたが、素人1年を2人抱えた状態で風がある中マストを上げるのは危ないということで結局土曜日の午後にマストを挿し、小網代湾へ戻りました。土曜日に来てくださった松屋さんと練習できなかったことが大変悔やまれます。

 

そして日曜日に微風の中、2回目の練習を行いました。

先週に引き続き平出さんに来ていただき、また、助っ人として来てくださった中田さんに学びながらの練習でした。主にマーク回航練とタックジャイブ練をして、風が上がりそうにないということで午後の早い時間に帰港しました。

マークの回航では動作のタイミングや速さが必須なのだと感じた練習でした。特にバウマンの僕がポールセットに手間取ったりしていると上マークを過ぎてもベアができないなど、様々なミスをしました。

周りが見えていなかったので、後ろの先輩方に言われてからその動作をするなど、ぎこちない動作を繰り返しましたが、スピンホイストなど、イメージしたものと近い感じでできた動作もあり、また少し自信が付きました。

練習後に平出さんが撮って下さった動画を見て、自分の動作が周りにどのような影響を与えているのか、見ることができました。クルーザー班でも次からカメラを導入するため、自分を客観的に見て成長したいと思います。

 

今はまだ何が分かっていないのかがわからないような状態ですが、3月の学生マッチで勝つために様々なことを吸収していきたいと思います。

最後になりますが、お世話になった平出さん、松屋さん、京急マリーナの方々、月光、ラルの皆様、助っ人で来てくれた部員たちには大変感謝しています。ありがとうございました!

 

長文失礼しました

                                      1年 田原建人


オクムラボート視察

2015年12月29日 02時39分14秒 | Weblog

 

お久しぶりです。

2016年度より副将兼470チームリーダーを務めます東京大学運動会ヨット部新4年間邪浩太です。

秋インが終わり代替わり後は、
東北戦に向けて下級生のレベルアップを中心に練習してきました。
その東北戦が終わり、1月のオフで体制を整えた後、
自身としては最後の関東インカレ、全日本インカレに向けて
レベルの拮抗した艇をできる限りたくさん出し、常に切磋琢磨する環境の中で
効率の良さ、密度の濃さを重視した練習に取り組んでいきます。

さて、今姫路に来ています。

というのも、今回、LB会のご支援のおかげで
470の新艇を購入することになりました。
本当にありがとうございます。
新艇購入費用の半分をLB会で支援していただき、
もう半分を我々現役が部バイトを行い、捻出しました。

それで今回、
新艇のフィッテングの相談と変更、また製作過程の視察のために
兵庫県姫路にあるオクムラボートにやってきました。

メンバーは、今後ヨット部の財産として代々受け継がれていくものなので、
470チームの各学年から
4年間邪3年角出2年工藤
またヨットの構造や修理について深く学ぶため、スナイプチームからも
3年江村2年高山
の計5人で視察に訪れました。

社長の奥村さんを始め、社員の大和田さん、吉村さん、他の職人の方々も
皆さん親切で、本当にお世話になりました。
ヨットの製造過程についてもとても丁寧に教えてくださりました。
また、東大ヨット部の悩みのタネであった正しいガスケットの張り方についても教わりました。

フィッティングに関しては、
従来の東大ヨット部の艇には
仕様や艤装品などの面でかなりお金がかかっていることを知って驚くとともに、
角出、工藤と相談しながら、
ラダーシステム、トッピング、ブライダルやハッチなど、いくつかの部分で
従来の仕様とは変更し、改良しました。
新艇の完成が楽しみです。

昼食をいただいた後には、
最近オクムラボートが伝統の継承として力を入れている
和船の製造過程も見学させていただき、
オクムラボートの歴史を感じることができました。

最後になりますが、
今回新艇購入をご支援してくださったLBの皆様、
心より感謝申し上げます。
3月に納艇され、春インには間に合う予定ですので、
ぜひ応援にいらっしゃってください。

新艇を製作してくださるオクムラボートの皆様、
今回は年末のお忙しい中、丁寧に対応していただき、
ありがとうございます。
最高の艇に仕上がりますよう、よろしくお願い致します。

皆様のご支援、ご協力に
結果でお返しできるよう

ディンギーチームもクルーザーチームも
全力で努力してまいります。