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お世話になっております。
クルーザー班新4年の杉山です。
神戸大学との合同練習に始まった春合宿も、早いことに第2クールが終わりました。
昨年中は強風で海に出れない日が続いたため、新体制・新ポジションでの練習は今週がほとんど初めてのことでした。冬らしくない温かさ、それに伴う微風と南風シーブリーズのようなコンディションが多く、春合宿ならではの強度の高い練習ができずに冬の蒲郡にいくことになってしまいました。
しかしそんな中ではありますが、今週は様々充実した合宿となりました。
合宿2日目には監督の松山さんに同乗していただき、技術や運営体制、そして艤装や整備まで詳しくご指導いただきました。普段の練習からいかにレースを想定できているか、気を配れているか、など気付けた点はとても多かったです。教わったことを意識して大事にしていきたいと思います。
3日目・4日目には日大・慶應・千葉大とJ24で合同練習を行いました。普段J24に乗っていない合同チームでしたが、中高でのディンギー経験者が多くレベルが高かったです。アニオルでは我々が慣れ親しんだJ24で戦う以上、経験者相手といえど負けるわけにはいきません。我々の課題も見えたので、そこは改善し注意したいと思います。個人的には、タクティシャンとしてコースでマイナスを作ることは限りなく0に近づけたいですし、船の中心に位置する者として艇内・艇外に気を配り目を配り、チームを円滑に動かすことを心がけたいと強く思っています。
去年のアニオルでは主体となってコースを引き、タクティクスに苦手意識を、ストラテジーにちょっとばかりの自信を覚えました。そこから一年、コースについて考えることを意識するようにはしていました。世界選手権ではビッグフリートとワールドという大舞台に呑まれ、チームに任せきりになってしまいました。そこから少しづつ知識と経験をつけてきました。
去年よりも多くのことを深く考えて、根拠をもってコースを引き、他艇に対する位置取りについても落ち着いて対処することを意識したいと思います。
昨年は6年ぶりのANIORU'S CUP優勝を掴み取ることができましたが、今年もなかなか手強い相手が揃っています。出場校との合同練習を振り返っても、優勝は届かないものではありませんが、熾烈な争いが予想されます。去年の嬉しかった気持ちを再び味わいたいし、今年の体制への部員各自の自信をつけたい、そんな思いで優勝を掴み取ってきます。
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