東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

もう師走ですね

2010年12月02日 02時00分39秒 | Weblog
2年の伊東です。
タイトルで師走と書いておきながら、内容は霜月最後の練習の報告です。

先週は土曜日に室伏さんと田島さんに練習を見ていただきました。
また、日曜日は松本さん、近藤さん、松木さん、武尾さんにせっかく来ていただいたのに
赤旗となってしまいました。OBとの意思疎通がうまく取れていなかったところもあり申し訳ございませんでした。
しかし今週も沢山の方に来ていただき本当にありがとうございました。


上でも書いたとおり日曜は赤旗だったので、土曜しか海に出られませんでした。
土曜日の配艇は

   午前    午後
4301 東郷・西田 東郷・小山
4096 塩島・金田 室伏・尾上
3497 小山・尾上 塩島・金田

29279 石川・川村 石川・川村
(28511 伊東・田島)

淡青 田島・伊東 伊東・大日方
   大日方
   (小山・尾上)

でした。


練習メニューは午前中にワンマークサークリングとショート上下、午後はスピンを張って走れるくらいの長さで上下を回り、終盤はラインを打って上下2周のレース形式にしました。


午前は強めの風(ピンダウンコンディション)が吹いていて、470はワンマークサークリングで沈が多かった印象がありました。またスナイプは基本的に石川・川村の1艇練習で、新人スキッパーの石川には相当辛そうな風でした。
午後はフルパワーくらいまで風が落ちて、470は3艇でしっかりと競えて練習出来ていたと思います。


自分は基本的に淡青だったのですが、久しぶりに淡青から練習を見て、競争意識を持てと言われる理由がわかったような気がします。
午前中の風では、競争意識を持つ以前に技術が足りなく動作にかかりっきりで、まだ競争のしようがないのですが、午後の風で上下を合わせて回っていた時に競争意識の低さを感じました。
上下を始めてある程度の時間まではしっかりと合わせて、メリハリのある練習ができていたのですが、後半になってくると、どこがどうとは上手く言えないのですがダレた練習になってきました。どの船が圧勝するわけでもなく、抜きつ抜かれつの状態で、前にいる船も後ろにいる船も競争意識をもちやすい状態だったはずです。それなのに後半はスタートで仕切らないとうまく競争にならなくなってしまいました。

文章を考えながら思ったのですが、練習はダレたらいけないからちゃんとやる、競う練習と言われているから競うのような意識がどこかにあるのではないでしょうか?
1度勝った船はもう1回合わせて次も必ず勝つようにする、負けている船は最短で追いつき追い越す。これはしなくてはいけないからやることではなくて、勝ちたいからやることのはずです。本来なら、1回でも負けることが我慢できないくらいでなくてはいけないはずなのに、それを感じられませんでした。(負けることが我慢ならなくて荒れる、それはそれでダメなスキッパーもいますが…)

競争心は人から言われてつくものでもないので非常に難しいですが、細かいところまで勝負に貪欲になれれば、だいぶ練習効率が上がるだろうと思いました。



だんだん気温が下がってきましたが、寒さに負けず頑張っていきたいと思います。
読みにくい長文失礼しました。携帯で読むとしたら大変そうだ…


伊東