東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

運営から全日本

2011年11月10日 22時27分54秒 | Weblog
3年学連の伊東です。


先週は全日本があり、自分も学連として火曜日から江ノ島にいました。
毎日のように運営側にいることに悔しく思い、同じマークボートに乗っていた
他大の同期から毎日同じこと言ってない?と言われる始末。
まぁ悔しいものは悔しいし、全日本インカレという舞台が羨ましいのは
日数たったからって変わらないので。


運営をして思ったのは「皆学生だ」ということです。
確かに関東と違い後ろの船が大きく離されることはありませんが、
化物のように速いやつがいるわけではない。
自分のいた1マークでも関東でよく見たケースやマークタッチが続出する、
潮の関係で派手にオーバーセールするなど、関東と似たような次元でレースが展開されていました。


ただもちろんさすが全日というところも多数あり、後ろの船でもボートスピードがある、
マーク際でのハンドリングのうまさなどは単純にすごいなと思いました。
特にハンドリングに関しては今の自分、チームと比べてとても大きな隔たりを感じました。

自分たちは今まで全日本を一度も経験したことがなく、自分の印象としては正直もう少し高い次元、
今の自分達のレベルからほど遠いものを想像していましたが、関東を通過するためには
全日本でしっかりと走るくらいの気持ちを持って臨んでいかなければいけないと感じました。
チームの他のみんながどのような認識を持っていたかは分かりませんが、ほとんどのメンバーが
今回の全日を見ることができたのはこれからの目標を設定しやすくなるという意味で
とてもいい経験だったのではないかと思います。
もう全日を経験した人がいない状況で、瀕死の状態ですが、首の皮一枚つながったというところでしょうか。



これから1年間、いやもう11ヶ月ですが全日でのレベルのイメージができたので、
そこに照準を合わせつつ練習に励んでいきたいと思います。