こんばんは。最近練習でGoProを取り入れていろいろな動画を撮ることに生きがいを感じてる新三年の470スキッパーの谷です。
遅くなりましたが先週末に行われた神奈川五大学戦の反省と大会後の練習に関して書いていきたいと思います。今回からコースが三角ではなく、トラべゾイドになりました。風は全レース上オンからハーフトラのコンディションでした。
レースの結果は下記URLから見ることができます。
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=857490834312476&id=297624386965793&refid=17&_ft_&__tn__=%2As
レース1日目
僕は新2年の角出と出ました。
これまでの東北大戦や八景島模擬レースの反省をふまえ、470チームでは各艇に役割をふり、その役割をこなしたらお互いにフィードバックしあうことをしました。具体的には、レース海面についたら、ある艇はスタボで五分間走り、その後タックしてポートで五分間走り、左海面での振れの周期やブローの様子を確認し、もう1艇はその逆を行い、残りの1艇が真ん中の海面を調べ、合流した地点から落としていくときにお互いに海面の様子を教えあうといったことなどを行いました。
第一レース
このレースでは、スタートがうまくいったため、レース前に考えていたコースどおりのコースをたどれたため、一上を二位で通過することができました。ただ、前もって考えていたコースどおりに船を進めたのにも関わらず、二位になってしまったのは、まだまだコースに対する考えが未熟であり、また艇速も遅いのだと感じました。それ以降はずっと二位をキープしつつ、一位との差を大きくつめることができ、最後のダウンレグでは一位と競り合う状態になり、最後の流し込みで一位の船がゴールを間違える失態を犯したため、一位を取ることができました。このレースを通じて気づいたのですが、ダウンレグで自分の船が周りの船に対してあまり落とせてませんでした。これからの練習でどうすれば今より落として走らせることができるのかを追求していきたいと感じました。
第二レース
スタートラインで同じ東大の間邪の船と誤って並んでしまい、その状態のままスタートしてしまいました。これからのレースでこれがないように注意したいと思いました。間邪と並んでスタートしましたが、スタート前に考えていたコースにある程度沿って、レースを展開することができました。その結果、1上はだいたい4位くらいで回航することができました。このときはインナーループだったため、回航後ダウンレグだったですが、5位の千葉大にすぐ後ろまで追いつかれてしまいました。下マークでは4位をキープしたのですが、上りレグの序盤で千葉大の艇に抜かされてしまいました。ダウンレグのときに左に延ばすことを決めていたのですが、下回航後に前の3艇が全員右に伸ばしていたため、ルーズカバー的な感じで少し右に伸ばした後、左に延ばすコースを取りました。しかし、その選択は間違っていて、後ろの千葉大の艇は下マーク回航後即タックした後、左に伸ばし左のブローを掴んだら、タックして右に寄せていくようなコースを取っていて、千葉大がタックして右に寄せてるときには、僕の艇よりも前に出ていました。結果的に上マークでは右に伸ばした三位だった間邪艇を千葉大の艇は抜かしていました。そこからは、順位の変動がなくゴールしました。今回のレースでもダウンでの艇速が遅いのが課題であると感じてしまいました。
第三レース(このレースは1上くらいまでインデッキの風でした)
このレースは酷すぎました。スタート前に最初右に少し行って、返して左に延ばすコースを考えていました。スタートラインはだいたいイーブンだったため、第一レースと第二レースは下めでスタートしていたのですが、右に最初延ばしたかったため、上めの位置でスタートしようしました。その選択が間違いでした。スタート直後並んでスタートした下の艇が急に上を向いて止まって、さらに上にいた艇も下流れ?して走れなくなって止まっていたため、僕の艇は上を向いて止まる以外なすすべがありませんでした。上艇がタックを返したら、直ぐにタックを返したのですが、もう時すでに遅く、前には第一一線が形成されていました。インデッキの風だったためなんとしてでもフレッシュをつかもうと思い、なるべく早くフレッシュをつかめそうな右に延ばしたのですが、それもミスでした。1上の中盤あたりで突如として左から強いブローが入り左に延ばした艇が全体的に大きく順位を上げていました。右に伸ばした船はどれも死んでいました。結果的に1上を下から4,5番くらいで回航することになりました。そこからは、あまり順位があげることができず21位という結果に終わりました。このレースで感じたのは、スタートでミスしても、周りの状況、海面の様子をちゃんと見た上でどのようなコースを取っていくかを冷静に考えることができる能力を上げていかないといけないと感じました。上手い大学の艇は1上で大きく叩いても、ある程度の順位まで持ち直すことができるので、それができるためには、自分には何が足りないのかをじっくり見極めて、身につけたいと感じました。
レース1日目は3レースで終わりました。この日を通して、ここで挙げた反省やここでは挙げてない課題などがたくさん見つかったため、有意義な1日となりました。せっかくの練習レースなのに、新二年生の角出にあまりコースを引かせなかったのは後悔しました。
レース2日目
新三年生クルーの柏木と乗りました。
レース前海上での風待ちだったため、風が出てからスタートまでの時間がなく、前日と同じようにレース海面を走ることがあまりできませんでした。
第四レース
スタート30秒前くらいに上にいた千葉大の船にぶつけられ、そのまま上突破され、プロテストをしても相手が回らなかったため、スタートラインから締め出されてしまいました。そのため、バックしてすぐにタックしてポートでスタートをしたもののスタートラインを5秒後くらいに切るという残念なスタートになりました。ただ比較的早くフレッシュをつかめたのである程度1上までに挽回しました。意味のわからないタックをしようとしたら止めるだけで、上りレグのコースはほとんど柏木が決めたためコースはあまり覚えてません。前日の課題だったダウンレグでの艇速とかの他の艇との差はあまり感じられずむしろ少し速いくらいだったので、新二年生クルーと新三年生クルーのスピンワークの違いなのか?と感じました。
第五レース
このレースではスタートが比較的良い感じで決まりました。スタートラインは下有利で、僕の艇は下二でスタートしました。このスタートではブラック旗が掲揚されていたため、加速直前にスタートラインの中盤付近がかなり凹んでることが見てとれたので、下一にいた神奈川大と一緒に加速した後、上にいた船が加速に失敗したのを見て、即タックしてポートスタートをしました。即タックした理由としては、下の神奈川大のほうが少しだけ加速が上手く決まっていてちょっと速かったのと、僕が下にぴったりと他の船がいると艇速がガクンと落としてしまうという問題を抱えているためです。レースでポートスタートをしてスタボ艇の前を切っていくのを一度味わってみたい欲も少しありました笑
僕が下にぴったりと他の船がいると艇速がガクンと落としてしまうという問題は割と深刻でずっと悩んでるのですけど、一向に改善しないので、何かアドバイスとかがあれば教えていただければありがたいです!
ポートで何艇かのスタボ艇の前を切った後、左に延ばす予定だったため、ブローを掴んだらまたタックをしてスタボになって左に延ばしました。
後の上りのコースに関しては、クルーの柏木に前日と同じ感じで任せたためあまり覚えてません。ただ右に延ばした艇のほうが速かったので右に延ばすという判断ができなかったのはまだまだコースに対する考え方が甘いと感じました。
左に延ばして遅れた分、ダウンレグでちょっとずつ抜かしていって、最終的には4位になりました。スタートが上手く決まったのに4位だったのは、まだまだたくさん改善するところがあるなと思いました。
ダウンのコースも自分の船の艇速を上げることに精一杯になってしまっていて、コースに対する考えが甘くなってしまっているので、ランニング中にコースを考えられる余裕を持ちたいと感じました。
だらだらと長い反省になり、申し訳ございません。
次に日曜の神奈川五大戦後に行われた練習の報告をしたいと思います。
22日午後
4452 谷 角出 →谷 中田
4357 間邪 師田
4301 中尾 柏木
30563 菅原 松山
29604 山本 宇佐美
29279 十川 江村 →十川 上村
淡青 塩島さん 青木 海野 岡田 上村 中田 →塩島さん 青木 海野 江村 岡田 角出
陸番 木谷 筒井
LBの塩島さんに来てくださいました。塩島さんに主に走り合わせでのセールシェイプやトラッピーズ・ハイクアウトの姿勢、波があるときのクローズの走らせ方を教えていただきました。
僕個人としては、塩島さんからランニングのメインのトリムがおかしいというアドバイスをいただき、衝撃を受けました。自分では正しいトリムをしてるつもりでも、無意識のうちに変なトリムになってることに気づきました。それからの練習のランニングでは常にメイントリムを正しくしようという意識が働き、意識改革の上で非常なアドバイスでした!
あとは、波があるときのクローズの走らせ方をじっくり教えていただいたので、その次の週5練で練習したのですが、なんとなく雰囲気だけつかむことができ、それを実行してるときはかなり他の艇に比べて上ることができ、ちょっと嬉しかったです!これが無意識のうちにできるように練習していきたいと感じました。
以上でレースの反省と練習報告は終わりです。長々とおつきあいいただきありがとうございました。
ここからはまったく別の話題なのですが、今回の新歓までにホームページを刷新しようという計画があり、僕はホームページ大臣だったためそれをやることになりました。まったくの素人同然だったのに一人で作らなくてはならなくなり、めっちゃ辛かったのですけど2ヶ月ほどかけて完成させ、先日それを公開しました!素人同然のやつがテンプレートとかをいろいろと駆使しながら作りあげたため、自分でもイマイチよくわかってないところが少しあるので、ホームページの挙動がおかしいことがありましたら、utst2015@gmail.comとかに連絡していただけたら、ありがたいです。