東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

関東学生ヨット個人選手権470級反省

2015年06月26日 20時42分43秒 | Weblog

2年の角出です。

遅くなりましたが、先週末に行われた関東学生ヨット個人選手権大会470級の報告をさせていただきます。4レースのカットなし、全87艇でした。多すぎでしょ。
 
49 4357 間邪・角出 55-49-41-47 計192pts 46位
50 4301 中尾・柏木 59-53-39-63 計241pts 55位
51 4452 谷・師田 18-36-50-41 計145pts 37位
251 4175 青木・中田 84-77-80-75 計316pts 80位
 
詳細は以下
 
初日はハーフトラからフルトラの南風で4レースを消化。2日目は無風のため陸上で風待ちをしていましたが、結局ノーレースとなりました。
 
 
今レガッタの反省
 
①スタート
 
レガッタを通してスタートラインの傾きはあまりなかった(せいぜい5°くらい)。ライン上側を狙う艇が多かったので、冒険はせず真ん中でしっかりとスタートを切ることを意識した。
結果としては第一レースのみスタートに出遅れ上の艇に潰されたが、なるだけ早くにタックを返すポイントを見つけられたためにロスは最小限に抑えられたように思う。他3レースはしっかりとスタートできたため、長い間フレッシュを走り続けられたし、なにより余裕があった。
 
やはりスタートがうまくいくとその後のコース引きも自由度が増して精神的に楽だった。ラインが低い傾向にあったので、スタート前に上の艇よりも常にバウを前に出していたのが良かったのだろう。でもまだベストのスタートはいかなかった。余裕があるのに他の艇よりも相対的に前に出るのにチキってしまった。ラインを読む力をこれから積極的に練習で養っていきたい。レース前に加速にかかる時間とベストスピードになるまでの距離を測っていなかったのは反省。
 
 
②クローズ
 
今レースの目標の一つとして艇団慣れとそれに応じたコース引きを意識することだった。南風だったのでブローよりも振れに合わせて返すことを重視。振れタックのタイミングは良かった。だいぶコースの引き方とタックのタイミングがわかってきた。
ただタックの際、タックルームがあるかどうか上を確認しない癖があるので、危ういシーンが何度かあった。こちらがポートで、ミートしそうになったスタボの東大艇を見つけた時に、上に艇がいることの確認が遅れたために、こちらがタックできずスタボの東大艇が避ける羽目になり沈させてしまった。申し訳ないな。気をつけます。
結構色々と情報をスキッパーに伝えていたつもりだったけど、レース重ねるごとに口がとまってる。当然すぎることだけど、クルーとスキッパーの見えているものって全然違うことに改めて気づいた。そりゃトラッピーズ出てたらメッチャ見えるわな。頑張ってスキッパーとの情報共有はかることにします。
タックが総じてゴミでした。さっさとトラッピーズ出ろよって。特にレイライン近くの一番大事なタイミングでのタックが残念。オーバーヒールばっかりで上の艇に抜かれてました。これはすぐ改善できるとおもいます。
 
 
③リーチング
 
何故か57は他の競っている艇よりもリーチングがのぼれなかった。原因不明。早急に解決するべきだが。
個人的反省はアンヒールした時にすぐデッキに入れていないぐらいでしょうか。頑張ってのぼろうとスピンをパツパツにしながらスピンとりむしてました。
あっ、あとオスカーが降りていたのに1-2マークのレグでパンピングしていてジュリーに吹かれました。アホでした。
 
 
④ランニング
周りを気にしすぎるせいでスピン潰すことが多かった。まだ周りのことはスキッパーに任せてスピンに集中しとくことにします。最終レースだけ波乗せパンピングに関して覚醒して、バンバンのせてた。その時の感覚忘れないように。
ジャイブに関しては割と自信があったけど、レース中はあまり上手くいかなかった。
 
 
一上回航順位は21-28-16とそんなに悪くないけど、そこからズルズル落としていって、上のような結果になってしまった。結局順位を上げたレグはなかった気がする。もっと競っている周りの艇に意識してその艇をいかにして抜くか、あるいは抜かれないようにするか考えないといけない。要努力。努力不足を痛感するレースだったようにおもう。
 
秋インまでにどこまでレベルを上げられるだろう。
 
下は二日目風待ちの様子。関東学生ヨット連盟Facebookより
 

新入部員自己紹介7 田原編

2015年06月26日 18時05分23秒 | Weblog

 

ブログをご覧の皆様こんにちは。4月よりヨット部に入部しました、一年の田原建人です。理科1類から理学部天文を狙ってますが進振り点からほぼ諦めてしまった最近です。

出身は明治大学付属中野高校で、中学でテニス、高校でゴルフをしてました。部活はサボりがちないわゆる幽霊部員のような状態でした。なので他の部員のような気力、体力はありません(汗)ヨット部1のポンコツであることは否めません……… というのが僕の経歴ですね。

ヨット部入部の経緯ですが、元々は大学入ったらゴルフをのんびり続けるつもりでいました。しかしテント列で僕を強引にテント内へと連行した先輩と間邪さんの説明で試乗会へ参加することになりました。その試乗会で『ヨットの素晴らしさに感動!』したわけではなく、『こんなものか』という感じでした。その後2回目の試乗会、体験練習、葉山 泊、引越しと、次第にヨット部(と部室)に浸るようになり、新歓コンパの時に気がついたら入部宣言していた、という感じでした。

現在の短期的な目標としては船酔いしないこと、基本的な動作を叩き込むことです。 まだ練習が始まって2ヶ月弱ですが既に周りの1年に差をつけられている僕ではありますが、ホッパーレースでの優勝、東大ヨット部の飛躍に不可欠な男になれるよう、精一杯やります!これからよろしくお願いします!!!

さて次回は溢れる情熱で1年を牽引する西坂惇之くんです。お楽しみに!