東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

一つずつ

2018年12月21日 00時14分12秒 | 通常練習
一年スナイプクルーの白江です。動作は少しずつ慣れてきましたが、未だヨットの上で悪戦苦闘しまくっております。


先週は早稲田と合同で練習しました。そこで思いました。早稲田はっやww。もちろん早稲田が速いことは知っていましたが、いざ同じ海面で走って、その速さを実感して、改めて思いました。同じ人間が同じスナイプという船に乗っているのにこんなにも違いが出るものか、と、しみじみ思いました。練習頑張ります、、、


今の僕には課題が無限にありますが、全部一気に解決するなんてことはできるはずもないので、1つずつ目標を定めて一つ一つ解決していこうと思います。今の僕の目標は、「風の強さ・向きなどの変化に敏感になる」です。(まあもちろん動作もきちんとできるようにするのもそうですが。)ヨットは風の力を使うスポーツなのに、風の変化がわからないようじゃまともに船を走らせるなんて無理ですし。


話は飛びますが、先週多賀谷さんからハイクアウトパッドを借りたのですが、すごいいいですね。トレーニングしたのも相まって、先週はハイクアウト結構出られました。今度ウエットソックスと一緒に買おうかと思います。






あっという間に今年も最後

2018年12月21日 00時05分21秒 | 通常練習

こんばんは。1年470クルーの足立です。前回ブログを書いたのは5月の新入生紹介の時、今からもう半年以上も前のことです。あっという間で、気が付いたら今年の定期練習も今回で最後となってしまいました。470チームでの練習を振り返って、反省と来年の目標を書こうと思います。

 

 

11月から470クルーとして練習し始めましたが、直すべき課題は増える一方です。まずは基本動作。各動作の改善点は多く、特にスピンセール関係の動作は伸び代しかありません。動作の他にもブローの見方や他艇との位置関係、風向の変化など、船の外の情報をもっと得られるようにしないと、レース中に他艇と戦うことすらできないでしょう。とにかく課題が山積みです。

 

それでも、自分がどうしようもなく下手なことが分かっても、どこを直すべきか検討もつかなかった最初の頃に比べれば多少は成長したように思えます。

 

レースを経験するまでは目の前の動作に始終追われ、自分の動作のどこが悪いかを考える余裕さえありませんでした。いつ何をすべきかが分からないから、いくら練習をしたところで上手くなるはずがありません。

しかし東北大戦や八景レースを通じてレースの全体的な流れが少し分かるようになると、状況は変わってきました。レース中にどこで何をすべきか、という流れが分かると、動作に対する意識も変わってきます。今まではひたすら動作に追われ独り相撲をとっているような状態でしたが、自分が何をすべきかが分かってからは、動作を客観的に見ることができるようになりました。大局観が持てるようになって、少しだけ成長しました。

 

今後の課題は、個々の動作の精度を上げていくことと、船の外の様子をもっと見られるようになってスキッパーと少しでも戦略について話し合えるようになることです。

そして何より、寒くて厳しい海の上でも、今まで以上にヨットを楽しんでいくことです。僕のようにメンタルが弱い人間はすぐに海上で弱音を吐きそうになりますから。海の上でもっと笑えるようになるといいです。