東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

シャンパンファイトの玄人に

2021年07月05日 21時17分09秒 | 通常練習

お久しぶりです。
3年470スキッパーの藤田郁です。

 

私事ですが髪を黒く染めました。数多くの「髪黒!」というコメントの中にこっそり混じっていた「顔黒!」という阿部様からのお言葉も真摯に受け止め、日焼け対策万全で来たる夏を乗り切って参ります。

 


今週の470チームの活動報告をさせて頂きます。

 

7/3は豪雨による視界不良で終日赤旗となりました。セールチェックや整備、2年生向け座学など、普段なかなか時間を取れなかったことを行ういい機会となりました。

 


7/4は順風の安定した北風の中で練習することができました。
早稲田・法政・横国と合同でコース練習を行いましたが、東大のスタート技術の遅れが浮き彫りになりました。自分自身も思い描くようなスタートを切れず歯痒い思いをしましたが、同時に、艇数の多いスタートを練習する機会の貴重さも痛感しました。


終日雨というハードコンディションの中コーチングしてくださった西坂様、阿部様、ありがとうございました。

 

 

また、この日は470新艇の進水式も行いました。

お披露目の艇番は4791です。

余談ですが、新艇が来るまでの1番艇が4692であったため、あと少し遅かったら呼び方を考え直さなければいけませんでした。部員一同ホッとしています。

またもや余談ですが、私は智貴さんと「4781でなければハーゲンダッツを奢ってもらう」というほぼ勝ち確の賭けをしていましたがやはり見事に勝ちました。ごっつぁんです。

 

そんなことはさておき、進水式にてピカピカの艇体をみんなで海に浮かべたとき、ますます気が引き締まりました。新艇を迎え入れるということは決して当たり前のことではなく、多くの方が応援してくださり、出資してくださっているからこそ、実現できたことです。買ってくださったLBの皆様、本当にありがとうございました。皆様の期待に応えられるよう、チーム一丸となって目標の関東インカレ入賞に向かって走り抜けます。応援のほど宜しくお願いいたします。


来週には東北大学・横浜国立大学定期交流戦が控えています。あいにく東北大学は来れなくなってしまいましたが、他の八景島の大学にも参加を呼びかけ、各クラス40艇というインカレと同規模のフリートとなります。まずはこのレースで結果を残し、課題を見つけ、春学期の締めとしたいと思います。


東京大学運動会ヨット部3年
藤田郁


7月第1週練習報告

2021年07月05日 10時39分14秒 | 通常練習

久々のブログが回ってきました。2年スナイプスキッパーの千田綾菜です。

今週のスナイプチームの練習報告をさせていただきます。

 

7/3(土)は横浜市に大雨警報が発令されており、風は強くなかったものの、出艇禁止となりました。各自整備や、来たるホッパーレースに向け新入生にレースやルールの座学を行いました。

 

7/4(日)は前日と同じく雨天で、上オン〜ややオーバーの風で動作練習・早稲田大学さんと横浜国立大学さんとのコース練習を行いました。午前に2レース、午後に1レースを行いました。

下潮が強く、スタートぴったりでラインを切ることが難しいレースでした。個人的には、細かい波が多い海面でクローズ中のローリングへの対処が難しかったです。また、今までずっと続いている課題として、スタート2分前頃から形成されるラインには入れるようになっても、加速動作でもたついてしまい、周りの艇に殺されるという光景を何度も目にしています。コース練習を重ねる中でスタートがいかに大事かということを痛感しているので、この課題をいち早く改善したいと思います。

この日は一日中LBの阿部様と乗せていただきました。多くのことを教えていただき、貴重な時間となりました。ありがとうございました。

 

やはり雨の日は体感温度も低く、気分も上がりません。ですが私はこの時期だからこその風景も好きです。雨上がりには湿っぽい土の匂いがします。高尾山に登れば、ギンリョウソウという白く輝く植物が生えています(タツノオトシゴのような姿で非常に可愛いです)。ヨットに乗っていると、遠くの雲が夏らしくなってきているのが見えます。

気分はどんよりしがちですが、ちょっとした楽しみを見つけて夏を楽しみに待ちたいと思います。

 

この頃自主練を含め、海に出られない日が続いています。来週には東北戦(正確には東横戦となってしまいましたが)が控えており、私個人としてはスキッパーでの初レースとなります。同期ペアとの初レースでもあるので、お互いが主体的に考え、他艇と絡めるレースをできるよう頑張って参ります。

 

それでは失礼いたします。

 

千田綾菜