中静君、紹介ありがとう。
はじめまして、文科二類一年の成相悠喬と申します。
なりあいゆうすけと読みます。一発で読み当てた逸材は未だに出会ったことはないです。
悪いことをしたら、すぐに特定されてしまうランキング第一位なのではないか、と思います。清く生きようと思う次第です。
姓名とも難しいので、どちらか一方でも覚えてくだされば幸いです。
出身高校は友成君と同じく浅野高校というところです。
さて、例に倣って入部した経緯を記したいと思います。
大学に合格できてから、大学で何をしようか、考えていました。が、新歓に積極的に参加していませんでした。そのため、過酷なオンライン新歓のレースのスタートに大幅に出遅れてしまいました。中高でテニス部に所属していたため、テニサーに入れれば、泥塗れな男子校出身者でもウェイ系男子大学生として生まれ変われる、という伝説を信じていましたが、その輝かしき夢は冷酷なセレクションによって儚く散り去りました(セレクションに落ちたのではなく、そもそも参加しなかったのが唯一の救いです)。
大学での生活プランを失っていたときに、友成君からヨット部の新歓に誘ってもらいました。実は、重い腰を上げてヨット部に、ということではなく、以前からヨットに興味がありました。藤沢に住んでおり、海に親近感があったのに加え、オリンピックのセーリングの会場が江ノ島でありセーリングの広告などを目にする機会が多かったため、ヨットに乗ってみたいなと漠然と思っていました。ヨット部の新歓では、先輩方の仲の良さが伝わってきただけでなく、実際にヨットに乗らせていただいた時の爽快感は言葉に表せないほどでした。また、自分の気質として、サークルしてバイトして遊んでというハイスペックな生活よりも、何かに集中して取り組むという生活のほうがあっていると思いました。数日間悩んだ末、当初のプランの「泥塗れな男子校出身者→ウェイ系男子大学生」から、「泥塗れな男子校出身者→強いセイラー」に変更しました。大学ではヨットに身を投じよう、この新しいスポーツを極めてやる、と決めた次第です。
まだまだ、ヨットではなく海に身を投じることのほうが多かったり、知識なども全然なかったりして、先輩方のように自由自在にヨットを操縦できるようになるまで時間がかかりそうですが、キャラ強めな新入生とともに学び合いながら楽しく過ごさせていただいています。
先輩方のご指導を賜りながら、いち早く東大ヨット部の一員として胸を張れるよう、精進して参りますので、これからどうぞよろしくお願いいたします。
長々と失礼いたしました。
お次は、実はプレイヤーを狙ってヨット部に入部したとかで、海への情熱が強い、平野侑さんです。ご期待ください。