東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

明日がある

2021年10月14日 20時48分17秒 | レース反省

平素より大変お世話になっております。

東京大学ヨット部ディンギー班主将、スナイプクルーの長岡誠です。

秋インカレを振り返っていきたいと思います。

 

まずはリザルトです。

〈470級〉
4692 49 調/工藤
29-42-33-12-20-23-25-19 計203点
4579 50 鈴木/廣瀬
30-17-7-16-17-30-32-24 計173点
4791 51 古橋/齊藤
19-16-25-20-22-22-10-34 計168点
 
大学別順位 全15校
1位 早稲田大学 184点
2位 慶應義塾大学 186点
3位 日本大学 266点
4位 中央大学 358点
5位 明治大学 449点
6位 明海大学 492点
7位 東京大学 544点
8位 横浜国立大学 553点
9位 立教大学 556点
10位 法政大学 629点
11位 東京工業大学 727点
12位 神奈川大学 729点
13位 東京都立大学 834点
14位 専修大学 883点
15位 上智大学 927点
 
〈スナイプ級〉
31308 49 大野/山村.大根田 
22-46-21-24-24-36-24-46 計243点
31494 50 西尾.古関/長岡 
26-27-43-35-29-27-15-46 計248点
31418 51 古山/村上 
17-40-30-41-36-32-29-46 計271点
 
大学別順位 全15校
1位 早稲田大学 209点
2位 日本大学 260点
3位 慶應義塾大学 288点
4位 明海大学 367点
5位 明治大学 398点
6位 横浜国立大学 419点
7位 中央大学 443点
8位 立教大学 507点
9位 法政大学 593点
10位 東京工業大学 690点
11位 東京大学 762点
12位 一橋大学 769点
13位 東京都立大学 846点
14位 東海大学 909点
15位 成城大学 985点
 
〈総合〉
1位 早稲田大学 393点
2位 慶應義塾大学 474点
3位 日本大学 526点
4位 中央大学 801点
5位 明治大学 847点
6位 明海大学 859点
7位 横浜国立大学 972点
8位 立教大学 1063点
9位 法政大学 1222点
10位 東京大学 1306点
11位 東京工業大学 1417点
12位 東京都立大学 1680点
 
以上の通り、総合順位は入賞には遠く及ばず、スナイプは関東で敗退という結果に終わってしまいました。非常に残念というしかありません。
 
ただ470は入賞にこそ及びませんでしたが、7位と全日本インカレに駒を進めることができました。この結果はLBの皆様、現役の親御さん、霜山監督、小松コーチといった様々な方がご支援してくださった結果であり、何より470チームのみんなが精一杯努力した結果であると思います。主将としてとても誇らしい気持ちです。
ただ、もっと上に行けるはず。この結果に満足せずに、あと数週間と時間は残されていませんが、全体としてさらにステップアップできるように邁進していきたいです。
 
さらに今回は悪天候の去年と打って変わってレースを目標数である8こなすことができました。これは運営をしてくださった方々の力が大きいです。誠にありがとうございます。様々な風速、コンディションで8レースが行われ、実力の出る堅実なレガッタだったのではないかと思います。
 
 
さて、次にスナイプのレースの反省をしていきます。
 
全体として細かいポイントでバウを沈めていってしまった、というのが自分の中での結論です。
スタートシークエンスでの振る舞い、スタート後のスピード、動作の精度、集団の中でのポジショニング、マーク際での振る舞い
細かく、瞬間的な要素が多いですが、そこで第一線に残れるかどうかでレースでの展開が大きく変わってくるのだと、今レガッタで痛感させられました。
自分のクルーのコースとしては、風に対して引くことが得意であったと思っていましたが、第一線に残れない展開が多い中で活かしきれず、またそこから上がってくるコースを引く力量も足りませんでした。
特に微軽風域で力が出せず、明確な強化ポイントであると感じました。
 
今年は若いチームで、僕以外が全員3年以下、インカレ経験者は僕だけという状況。荒削りながらも走り合わせのスピードや、八景島でのショートラウンディングの感触は決して悪いものではなく、ここまでやられるとは思っていませんでした。
若さゆえに上手く振る舞えなかった、掴みきれなかったというところは少なからずあると思います。ここは来年必ずつながるので、感覚を大切にし、共有していきたいです。
 
 
主将としては、両クラスで全日本に進出できなかった事実が最も大きな反省点です。両クラスでいけるか否かでチームとしては雲泥の差です。
だからと言って後ろを向くという選択肢はありません。
470チームが代表となって全日本インカレに挑むという構図になったわけで、そこに対してチーム全体で力を注いでいきたいし、注いでいくためには何ができるのかを考える必要があります。
 
サポート面では、チームとして圧倒的成長を感じることができました。
僕はサポートしてもらった立場でありましたが、必要な情報は基本的に聞くことができたし、レスキューから激励を受けて頑張れたことも大きいです。
滞りなくレースができているのも海上や珠屋のサポートだけじゃなくて、陸でいわゆる雑務をこなしてくれた一年生やマネージャーのおかげでもあります。
本当にみんなありがとう。
全日本までに、さらにサポートについて見直しつつ、よりチームとしての一体感を持てるような努力をしていこうと思います。
 
引退まであと少しですが、笑って最後を迎えられるようにできることが全部やっていきたいです。
 
 
ディンギー班主将
長岡誠