東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

最高の準備

2021年10月01日 13時52分30秒 | 通常練習

お世話になっております。

 

スナイプスキッパー2年の西尾拓大です。

先週の練習報告をさせて頂きます。

 

9/24(金)は午前を中心に練習をし

9/25(土),  26(日)は六大学戦に参戦しました。(結果は智貴さんのブログにあります。)

9/27(月)はコース練習をし、29(水)はインカレ予選に向けて整備を行いました。

 

以下六大学戦について振り返ろうと思います。

目標は団体で4位以内、個人で10位以内でした。

しかし結果は団体で6位、個人で15位と、遠く及ばない結果となりました。

 

成績表を見るとわかるように、やはり英語のオンパレードになったことが足かせとなりました。笑うしかないほどの多さです…笑えないですが。

僕は2日目の第2レースでUFDをとってしまいました。

比較的凹んでいるラインの真ん中の方から、ペアで話し合いながら自信を持ってスタートしました。スタート後はいい景色でしたね…

あとで動画を確認しましたが、「どこに目をつけてんねん!」と突っ込まれそうなぐらい明らかなリコールでした。反省してます…

ラインまでの距離感が甘いということはもちろんですが、この時はスタート1分前くらいに上で追い出されて、仕方なくみんなの前を通ってすいている真ん中まで流して位置取りをしました。そのせいで、普段よりもかなり前でポジショニングしてしまったんじゃないかと思います。そもそも巻き直し判断が遅くなって、焦り気味になっていたことも要因の一つです。

 

スタートラインの見通しやタイムtoディスタンス、スタートラインへの入りをもう一度見直したいです。

 

また、UFDのショックが大きく、その後も立ち直れなかったのが問題でしたね。次からは長岡さんが気分転換のためにあめちゃんを持ってきてくれるそうです。(もしかしたらグミらしいですが、どっちでも嬉しいです!)大阪のおばちゃんに見習います…

 

チームとしては初日のレスキューの出艇申告忘れによるptpに始まり、沈による負傷のためにRETなど、とにかくたくさんのトラブルがありました。

ただ、前向きに捉えるとインカレ予選に向けて最高の準備ができました。

良くも悪くもおそらく、インカレ本番で起こりうるミスを一通り経験できました。

今回のケーストラブルを二度と起こさないために、対策をしっかりと考えたいと思います。

 

今週もLBの野村さん、戸沢さんにお越し頂き、六大学戦の参加・運営を通してご指導いただきました。ありがとうございました。

 

明日からいよいよインカレ予選が始まります。

4年生と乗れるのも後少しになってしまいました。

今までたくさんお世話になった先輩方への恩返しとして、4年生から少しでも多くのことを学びたいと思います。残された貴重な時間で、ヨットの技術やチームへの姿勢など吸収していきたいです。

そして、チーム一丸となって少しでもいい結果を出せるよう、全力を出したいと思います。

 

といっても、インカレもヨットレースであることに変わりはなく、いつも通り自分の役割を着実に進めていくだけだと思います。「基本に忠実に」が僕の試合の時の合言葉ですが、焦りやすい僕にとってはピッタリの言葉です。つまり、「凡事徹底」ってことですかね。

 

このようなご時世の中で、僕たちに最高の舞台を用意して下さった方々への感謝の気持ちを忘れず、1レースずつ魂をこめて走りたいと思います。

 

応援のほどよろしくお願い申し上げます。

 

西尾拓大

 


次は本番

2021年10月01日 12時00分23秒 | レース反省
お世話になっております。
4年470スキッパーの鈴木です。

先日、葉山で六大学戦が行われました。葉山に来てから最初で最後のインカレ前の大きなレースであり東大の立ち位置を知る重要なレースとして臨みました。

以下リザルトです。
<個人成績>
470 全8R
全30艇
4791 古橋/齊藤
7(ptp)-15-14-22-9-14-7-11 計99点 10位
4579 鈴木/廣瀬
21 (ptp)-10-11-18-16-15-8-16 計115点 12位
4692 調/工藤
22 (ptp)-31(UFD)-17-12-14-13-11-14 計134点 17位
4452 藤田・吉田/下重
23 (ptp)-20-19-21-23-31(UFD)-24-20 計181点 24位
4357 高原/松尾
24 (ptp)-24-27-26-25-31-30-30 計217点 28位
4301 吉田・藤田/加藤・丸山
31(DNS)-26-23-29-24-31(UFD)-27-28 計219点 29位

snipe 全8R
全28艇
31494 西尾/長岡
16(ptp)-6-9-6-19-29-15-18 計118点 15位
31308 大野/大根田・山村
20 (ptp)-29 (RET)-29 (RET)-29(RET)-11-11-18-4 計151点 21位
31418 古山/村上
26 (ptp)-18-22-19-22-24-28-16 計175点 22位
30785 古関/山村・青木
30 (ptp)-24-27-24-23-25-27-28 計208点 27位
30072 青木・千田/小俣
31 (ptp)-27-25-25-26-26-26-26 計212点 28位

<団体成績>
470
1位 早稲田大学 計80点
2位 慶應義塾大学 計121点
3位 明治大学 計217点
4位 東京大学 計285点
5位 立教大学 計325点
6位 法政大学 計364点

snipe
1位 慶應義塾大学 計123点
2位 早稲田大学 計143点
3位 立教大学 計226点
4位 明治大学 計253点
5位 法政大学 計295点
6位 東京大学 計341点

<総合成績>
1位 早稲田大学 計223点
2位 慶應義塾大学 計244点
3位 明治大学 計470点
4位 立教大学 計551点
5位 東京大学 計626点
6位 法政大学 計659点



個人としては、前を走れる場面もありましたが、その一方でスタートが特に課題であると感じました。列から追い出されることは殆ど無くなりましたが、加速後すぐ埋もれてしまう。そもそも加速が失敗することもあれば、リコールを恐れて加速のタイミングがどうしてもワンテンポ遅れてしまうことも多かったです。そこのあと一歩の勇気を持つことが本番で安定して前を走るための絶対条件だと思ってるので、そこを意識していきたいです。しかしまあ勇気を持ちすぎてリコールするのが一番ダメなので、そこには細心の注意を払いますが…。

470チームとしては、ある程度手応えを感じることのできるレースでした。特に2日目の第7レースでは、レース艇3艇が7,8,11位と前の方でまとまってフィニッシュすることができました。六大学戦でそのような景色を見たことはここ4年間で少なくとも僕の記憶ではありませんでした。小松さんからも「東大がこんなに前走ったレースは今までなかったんじゃないか〜」と言っていただき素直に嬉しかったです。本番ではこのレースをもっとコンスタントに出せるように頑張っていこうと思います。

しかしその一方で、葉山でずっと練習してきた大学との差を実感したのも事実です。スタートの技術やボートスピードなど地力の部分でまだまだ上手だと感じました。ここから先その差をどこまで埋めれるかはわかりませんが、数少ない乗艇機会の一回一回を大事にして少しでも追いつけるよう努めます。

いよいよ、今週末からインカレが始まります。僕達470チームの目標は秋イン入賞です。そのためにはノーケースノートラブルはもちろんのこと、些細なミスも許されません。しかし、今の470チームなら必ず入賞できると僕自身信じて疑わないし、チームのみんなもそうだと思います。

どうか応援よろしくお願いします。

4年 鈴木 智貴