東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

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2022年05月13日 02時39分56秒 | レース反省

お世話になっております。3年470クルーの丸山拓之です。

 

 

先日行われた関東学生ヨット春季選手権大会の決勝の振り返りをさせていただきます。リザルトは以下のとおりです。

 

〜470級〜

 

49 4692 調(4)・加藤(3) 12-15-14-35-11 計87点

 

50 4452 藤田(4)・丸山(3) 20-32-23-5-32 計112点

 

51 4791 高原(4)・工藤(4) 3-10-24-18-7 計62点

 

 

 

1位 慶應義塾大学 125点

 

2位 早稲田大学 147点

 

3位 明治大学 197点

 

4位 中央大学 237点

 

5位 明海大学 242点

 

6位 横浜国立大学 244点

 

7位 東京大学 261点

 

8位 法政大学 320点

 

 

一日目は東からの微風、2日目は北の微風から南に回って10ノットまで上がるコンディションで合計5レース行われました。

 

自艇の反省としては、最終レースで2回転をしてしまいノーケースノートラブルを達成できなかったこととスタートで前に出れず追い上げる展開になってしまうことが多かったことが課題でした。特に下有利で下からスタートする時に沈んでしまいフレッシュを取るまで時間がかかってしまいました。

 

一方でスタートが決まった第4レースでは大きなフレに合わせたコース展開ができたこともありシングルを取ることができました。ペアを組んでから出場した第二回関東470や六大学戦で残せなかった順位を取ることが出来たのは自信になったし、自分の成長を感じることができて嬉しかったです。

 

また個人の反省としてはインカレの雰囲気にのまれて緊張しすぎたなとかんじます。思い返せば関東470や六大学戦で思うような結果を残せなかったことで、このままだとインカレで目標を達成できないという不安を普段の練習でも感じてしまい、スキッパーと二人で話し合い協力してやるべきことも全部自分が上手くなって自分一人でやろうとしすぎてテンパっていたように思います。レース前の精神状態を完全に思い出すのは難しいけど、冷静さを失っていてレースに相応しいメンタリティではなかったと思います。身の丈以上の力を出そうとするのではなく、持っている実力を100パーセント出し切ることを考えるべきでした。

 

 

470チームは春インカレ6位を目標に秋から練習をしていましたが、結果としては7位と目標を達成することができませんでした。また個人としても1レース平均17点を目標にしていたのですがそれも達成できず悔いが残る結果になりました。

2日間を通して、他の2艇に助けられたレースばかりになってしまいました。自分が叩いたときでも他の2艇は必ず前を走っていたし、実際に上2艇の成績で言えば4位までと遜色ないものでした。その分自分たちはもっといい順位を取らないといけないかった。東大の目指す姿である、3艇が同じ高いレベルにいる、3艇とも一番艇という状況を目指す必要があると感じました。

 

悪かったところの反省ばかりしてしまいましたが、4レース目で5位をとれたりいい場面もあり楽しかったです。土曜日からまた通常練習が始まりますが、ミーティングで調さんが言っていたように、インカレの結果に満足することなく、気を緩めずに練習に望みたいと思います。

 

3年 丸山拓之