お世話になっております。仰秀2年の木藤です。夏が始まりました。葉山への回航のせいでここ半月のオフ期間に少し色白に戻った(諸説あり)僕の肌もまた色黒に戻りました。とはいえ、セーリングの季節ですね。ここからの2ヶ月が楽しみで仕方ありません。
さてさて、今週はイベント続きの週でした。週の前半は葉山に回航してマネ感とファミリーデーを行いました。まずはマネージャーさんに対して。当日はあまりゆっくりと感謝を伝えられなかったのでこの場を借りて。
いつも1人で小網代の食当から何まで一身に担ってくださっている梅さん、いつも本当にありがとうございます。練習から帰った後の梅さんの作ってくださった夜ご飯、食べるといつもどんなに寒い冬でも明日も頑張って海出るかという気になれます!いつも美味しいご飯ありがとうございます。合宿所でも後輩としてもすごく可愛がってもらって個人的にはお姉さんのような存在でいつも頼りっぱなしばかりでごめんなさい。これからも弟分キャラで甘えっぱなしかもしれませんが、よろしくお願いします。
りな・もえか!いつもは離れて練習してるけど、久しぶりに会うと変わらずに話しかけてくれる2人の優しさにはいつも感謝しています。そんな時は普段は離れていてもいつも近くで練習しているような家族のような暖かさを感じます。常に心のどこかで支えてくれている、そんな暖かい同期でいてくれることに感謝しています。いつもありがとう!これからもよろしく。
4日、ファミリーデーでした。
当日は陸本で保護者の皆様とお話ししていました。保護者の皆様におかれましては今後とも引き続きクルーザー班・仰秀チームにもご声援賜りますようよろしくお願いいたします。
5日、6日小網代に帰って練習を行いました。仰秀新メンバーの小川・髙田の練習デビューでした。まずは、2人とも小網代へようこそ。今後一緒に仰秀を背負っていく存在として切磋琢磨していければいいなと思います。
個人的にはこの夏の目標は「関根さんの後釜として恥ずかしくないヘルム力を。」ヨット部の夏は長いです。1日1日、目的意識を持って日々の練習を過ごしていかないと夏の5日間の合宿生活は無意に過ぎていってしまう気がします。無意に過ごしてしまうには長すぎる夏です。夏が終わって2ヶ月後、11月に代替わりして正ヘルムになったら、そこから少し後にはもう連覇のかかるANIORUが待っています。今年7年ぶりに勝ち取った学生チャンピオンの座は継続してこその真の実力だと思います。今年は関根さん・友成さんを持ってしてやっと勝てたという結果。同じヘルムとしては関根さんの実力を持たずして代替わりを迎えることはできません。なんとしてもそれまでに実力として関根さんに追いついておきたい。もちろん月光の方々から絶賛される関根さんのレベルに追いつくことは簡単なことではないし、僕自身、関根さんほどのセンスを持っているはずはないのですが、せっかくヘルムを任せていただけることになったこの1ヶ月、自分なりに試してトライアンドエラーを重ねていきたいと思います。今まではどこか最下級生で先輩に甘えて受け身になっていた自分がいました。この夏はその練習への姿勢を見つめ直して貪欲に練習を重ねたい。
それと同時にチームとしては10月の世界選手権に向けて着実に実力をつけねばと考える今日この頃です。この世界選手権への出場もLBの皆様、保護者の皆様、ディンギーの仲間の声援あってこその結果。その期待を裏切らないためにも確実にU25優勝を撮りに行くという気概を持ってこの夏を越したいと思います。
最近小網代からの帰りの電車の中で諒真と2人でその週の練習の反省会やら座学会をするようにしています。今週の東横線トークの話題はなんでJ24は傾向としてリーが強いのか。今週の練習で強くリーを感じたタイミングがあって、個人的にはメインを引いたのですが、収まらず。その原因を話し合った結果、「そもそもその時スピードビルドが十分でなくてセールに入るパワー感が弱く、普通であればリーが強いのであれば相対的にメインにパワーが入れば確かにリーは弱まるはずだけど、そもそも両セールに入るパワーが弱いから相対的にウェザーの力が造られてもその大きさは小さ過ぎてJ24の性質としてのリーの強さを相殺できない。」というものでした。確かにその後しっかりスピードビルドすると治ったのでそうなのだろうと思うのですが、今まで性質としてリーが強い船というのは聞いていたのですが、これほどまでに強かったのかと実感させられる結果となりました。それで色々と諒真と今週の反省をする中でその話題となり仕組みとしてどうしてリーが強いのかという座学的な話になったのですが、諒真の考えとしてはヘッドセールがジブとジェノアでは大きさが違ってジェノアの方がパワーが入るし、ジェノアのドラフト位置はジブのそれよりはスタン側にあるはずでジブに比べるとリーの力が強くなるのではというものでした。ただ実際のところどうなのかと言われると2人とも良くわかりません。船の重心とキールの位置がづれてるとかなのかなとかも感じます。どちらにせよ、こういう会話ができる仲間がいるというのはすごくありがたいことだなというように感じます。最近はセール力学的なことを諒真に教わってばかりです。トリマーとして社会人チームに武者修行に行ってとてつもないスピードで知識と技術を習得している諒真に遅れを取らないように今後もお互い切磋琢磨していければと思います。ちなみにリーが強い理由知ってる方お教えいただきたいです。
最後に久しぶりに葉山に行った感想ですが、やっぱり同期の存在に癒されました。2年生になるとキャンパスで会うことも少なくなって結構久しぶりに会うメンバーもいたのですが、変わらずに受け入れてくれる同期の暖かさに感謝しています。ファミリーデーの後久しぶりに諒介に抱きつかれたのも久しぶりに諒介を感じて嬉しかったです笑。ありがとう
夏も互いの舞台で頑張ろうと言って皆と別れましたが、そんな刺激し合える関係でいてくれる同期のみんなには感謝しています。夏が終わってシアトルから帰った頃にまた彼ら、彼女らにいい報告ができるように。それを心にこれから暑い夏、太陽の季節に挑んでいきたいと思います。
仰秀2年 木藤大和
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