東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

ら・ら・ら/大黒摩季

2022年10月14日 20時14分07秒 | 2022秋イン
「ら・ら・ら」は今大会のテーマソングでした。
全日本インカレのテーマソングは「雨あがりの夜空に」に決定いたしました。

4年スナイプスキッパーの古山です。

10/8-10に関東秋インカレ決勝が行われました。

以下スナイプのリザルトです。

31308 西尾/山村 11-38-11-12-14-1-5-11 103点
31494 古山/大根田・柳澤 17-29-21-16-11-31-30-16 171点
31418 大野/柳澤・大根田 27-13-45-DSQ-31-3-16-39 220点

1位 早稲田大学 179点
2位 日本大学 272点
3位 中央大学 285点
4位 慶應義塾大学 398点
5位 立教大学 462点
6位 東京大学 494点
7位 東京工業大学 525点
8位 法政大学 531点

無事琵琶湖にいけます。

前日は土砂降り北風ど強風の中、夕方ごろに合宿所にやってきてセールの梱包、レスキューボートに積むものの準備をしました。

そして、気合を入れにステーキハウスタワラへ行き、ステーキとハンバーグを爆食いしました。
腹がはち切れるほど食った後のホットコーヒーは格別でした。

22時に消灯です。
工藤くんは興奮状態で、高原くんと明日の朝からの流れを話し合っていました。
僕はamazon prime videoでバトル・ロワイアルを少しだけ見て、心を落ち着かせてから寝ました。


初日、風はオンデッキから少しハイクアウトくらいの北風、たしか。
そして北風のくせに波が気になる。


2Rは10番代のはずだったかが、最後のランニングでなぜかスピードが激遅で、並走してた船と分離し、後ろで上り目で走ってた船に抜かされ、ノージャイ艇にも抜かれた。ちなみに藻はその時見たけどついてなかった。その後のレースにはスピードは元通りになっていた。いまだにわからない。

3RこなしてAPA

この時点で8位。
先週の6大戦を終えて思った通り僅差の戦い。

その日のMTGはとにかく明日に向けて何ができるかを話し合った。
明日はボートスピードでアドバンテージが出てくる強風だから、今日は耐えたことにして、明日頑張ろうということで締め括られた。

夜はゆったりと過ごした。

工藤くんは昨日よりも大きめの声で明日やるべきことを確認していた。

この日はFODで古畑任三郎を見て、心を落ち着かせてから寝た。
バトル・ロワイアルでは落ち着けないのではないかと思ったからだ。


二日目
予報通り8mくらいの北風が吹いている。
昨日よりも10分シュッテイが早まった。

この日は31418がなかなかノってこない。
4Rで回りまくったらしい大野くんが号泣していた。
おおねだと励ました。
ドラマで言ったら、この後418は覚醒するはずだと大根田と話してこのレースでは乗員交代せず。
しかし5Rでもあまり振るわない。
それをカバーするだけの順位を自分が稼げていない。

6Rから乗員交代し、31418大野大根田、31494古山柳澤となった。
この采配が当たった。

308、418が1上ワンツーで回航。自分は後ろの方にいたが、これを見て喜びつつ、目の前の1艇ずつを抜いていこうと気合いをいれる。

このレースで点数差が開いた。

そして7Rでも308、418が1上2、3位とかで回航。(後ろすぎてよく見えなかった)
ウキウキして、上マークに近づいていくが、異変を感じとる。後ろに3艇しかいなかっった。

逆に平常心だった。

フリーで抜かしつつ、2上で左に大きく展開。左奥のブローを掴む。
2下では、上り合いしていく集団を横目にしっかりとランニングを走り、30番くらいでフィニッシュ。
うんちだけど、3艇合計でみたら、この2Rで大きく差を開くことができた。

二日目終了時点で、6位。5位と確か十数点差だった。

この日は他艇に審問があった。かなり夜遅くまで、続いていて、仲間が帰ってくる頃には、僕は合宿所で気絶しかけていた。
やっぱ審問ってやるもんじゃないなと思った。

明日の予報は南風爆風。だけど午前1Rはできそうだ。気持ちを切らさずに、5位を目指して、この日は何も見ずに眠りについた。

三日目。朝は北風で、南風に変わるまでシュッテイをまつという情報を入手したが、南のそよ風が入り始め時間通りにシュッテイした。
しかし風は安定せず1時間くらい風まちをした。

レスキューボートと、もしかしたら片ブレとかになるかもしれないとか話してた。
風まち中の間は、雲の動きや風の入りを観察していた。
割と風が上がってきたところで、やりそうだと思い、走りを確認しつつ、風の調査に入る。

8R。二度のゼネリコ。ヒリヒリする。黒色旗の中スタートが成立。今大会最低のスタートを決めた。なんとかフレッシュを掴んで走る。真ん中にいた。

途中土砂降りの雨が降り出した。バースの手すりに置きっぱにしたスマホのことを思い出して心配になる。
雨はすぐに止んだが、右しか勝たん海面だった。
右からゲインを確定しにくる艇団の後ろを通る。
風はさらに右に触れてゲイン。
10番代で回航。
少し落として、フィニッシュ。
振り返ってみると、結構白波が立っていた。
順位は変わらず6位で幕を閉じた。


ハーバーバックの間、1年前を思い出していた。
あの日は圧倒的敗北で、上の空で曳航されていたと思う。
ひとまず安心した。


1週間前の六大学戦、僅差でありつつも最下位に終わり、インカレは上位入賞もできるかもしれないが、全日本に行けないかもしれないと1週間震えた。
いずれにせよ胃のキリキリするような接戦になると思っていた。


全日本では高みを目指していきたい。


サポートしてくれた皆さん、誠にありがとうございました。
大吾くんは(二日目夜に寝落ちしたため)次の日朝5時くらいに起きて、せっせと物の準備をしてくれていました。
陸で点数計算してくれていたみんなにも、全日本ではもっと楽しんでもらえるようなレースをお届けできるようにがんばります。

そしてハーバーにお越しくださった、保護者やLBの方々、誠にありがとうございました。




湖でのヨットを楽しんできます。














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