東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

新社会人の皆さん、おめでとうございます。

2022年04月01日 22時07分33秒 | 通常練習
知らないうちに桜がもう満開で、むしろもう散っていきそうな勢い

八景4クール、葉山3クール、合計7クールにわたる春合宿を終えました。
少なからず成長できたと自負しております。
途中、疲労で体調が悪くなりかけましたが、耐えました。

自分の代は週6練をしっかりやったのは地味に初めてでした。
コレを毎年2回をずつをq何回かやれば、たしかに上手くなるはずです。
これまでの圧倒的練習不足を痛感しております。

最終第7クールには、江ノ島スナイプがありました。
1日目は荒天のため、前日の段階でレースを行わない事が決まりました。
2日目は前日の南風強風による大きなうねりが残る中で、北から東、そして南に回るか?!といったようなコンディションのもと2R実施されました。

リザルト
全72艇
31308 西尾/山村 5-8 計13点 4位
31494 古山/大根田 54-22 計76点 36位
30736 青木/野村 35-46 計81点 41位
31418 大野/柳澤 44-41 計85点 42位
30072 千田/神田 73(DNS)-29 計102点 51位

そしてなんと、走りもコースも難しい中で、31308(西尾・山村)が4位入賞を果たしました。コレはチーム全体にとっても大きな意味がある、というお話が小松さんからありました。

第1R
左のブローが強い、ということで右海面で戦うと決め、上からスタートします。
比較的空いていたこともあり良いスタート。

上側の艇団がタックしたのに合わせて右展開、ブローに合わせてスターボードをしていきます。

走りとしては、大きなうねりにまだうまく合わせられておらず、耐えの走りをしていましたが、海面選択とコース取りで1上は多分10番台かも。

そして、クルー曰く東大3艇が上位にいるらしい。なんなら大野ちゃん3番回航。

ええやんええやん。

スタボレイラインは無理せず、ディップしてタック。

オフセット回って、混戦だったのでノ〜ジャイブで走ります。

残り3分の1くらいでインを取りに行くためにジャイブ。

沈しました。

たしかに、船は揺れやすいコンディションではあるけれどチンするよう風域では全くなかったです。
そこで沈するぅ〜カァって思いました。
通り過ぎていく他の艇達の視線がツライ。
心がフワフワしていたのかもしれません。
そして動作がまだまだです。
練習では沈することはないけども、まだそれまでのレベルでしかないということです。
小松さんが言うように、目瞑ってでも、脳死でできるようにならなければいけません。

幸い大根田くんお肩は無事でした。

船起こしたら、後ろに4艇くらいしかいませんでした。
悔しいと言うか悲しいと言うかむなしいというか、なんというか。
でもとにかくその現実を受け入れてマークを回っていく必要があります。
「今できる最大限のことをやろう」と言い聞かせ、走りました。


勿体ないどころの騒ぎじゃありません。
もう二度としません。
逆にここで経験しておいて良かったと思いたいものです。

その後は風が不安定で、スタートシークエンスに入るけど、AP。
このままうんちリザルトに終わるの嫌だなと考えていたら、うねりで気分が悪くなってきました。

最終予告の14:30が迫る中、南よりの風でオレンジ旗アップ。
一度スタートラインを打ち直し、クラス旗アップ。

南の風がぐっと入って右に振る可能性あるけど、左の可能性も十分にある。
左に決め、下よりでスタート。
艇団の中で上より高い。すぐ下よりバウは出ているが、さらに下の船より少し低い。
耐えて走る。
下がタックして前を通っていく。
さらに伸ばしてタック。ここでもう少し伸ばしても良かったかもしれません。
それかポートで走ってる時いくつかディップしましたが、それらを下で受けて、左を維持するべきだったのかもしれません。

半分上くらいで回航。
第1Rとの間の時間で走り合わせて、うねりの対処をそれとなくつかめていましたので、艇速はそれなりによく、コース取りも相まって順位をあげてフィニッシュ。

 
やはり第1Rの情けない沈が悔やまれます。
でも良い要素もあったと思います。
第6クールで苦戦していた、うねり中風でのクローズでの走らせ方を心得たし、スタートも殺されず走り続けている、ミスをしたといこと自体も次に活かせれば良い要素です。

春合宿の終わり、それは終わりではなく、始まりである。
by 新4年スナイプふるやま

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