東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

一歩ずつ

2024年05月10日 23時46分22秒 | 通常練習
お世話になっております、クルーザー4年の友成です。

新学期がはじまってはや1ヶ月、新歓シーズンも終わり続々と新しい仲間が加わってくれ嬉しい限りです。僕は昨年と異なり、今年はいくぶん気楽に試乗会に参加していました。個人的には、指揮してくれた後輩たちのこの一年での成長を感じられたことが嬉しかったです。(昨年のいまごろは来年本当に運営できるのかと不安でしたが笑、上からの言い方になってしまってごめんなさい)
新歓を回してくれた方々、ありがとうございました。


さて、毎年のことではありますが、今年の試乗会でも多くのLBの方々のお力添えをいただきました。僕個人としては、ありがたくも船に乗らせていただく機会に恵まれ、LBの方とお話しできたことが新入生との交流と同様、非常に楽しかったです。(というより、もはや新歓といえば、新入生勧誘という行事以上の、LBの方との交流機会、に自分の中でなっている感まであります笑)

こうした方々とお話しすると、昔の部はどうだったのか、はたまた昔の(30年くらい前の)仰秀はどんな規模でどんな活動をしていたのかというお話を伺え、興味深かったです。頭では長い歴史がある、とはわかっていても、いざ直接お話しすることで、OBの方々が繋いだ長い想いがあっていま自分たちが不自由なく活動ができていることを実感します。より一層チームへの愛着がますと同時に、身の引き締まる思いがいたしました。

卒部されてから40年近く経っても、当時の仲間と船に乗ってクルージングを楽しむってなんて素敵なことなのだろうと思います。クルージングの世界はそれはそれで優雅で魅力的だけれども、まずは残り半年間レースのヒリヒリとした緊張感を余すことなく味わいたい、との想いが一層に強化されました。

ご協力いただいたLBの方々、誠にありがとうございました。

さて、本業の練習の方はと言いますと、仰秀が壊れてしまいその対応を皆が分担して取り組んでくれています。僕は私用で少し忙しくあまり仕事ができない中、新歓の傍ら汗水垂らして働いてくれている同期や後輩たちには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。いつもありがとう!ディンギー班が大会やらで頑張っている反面、僕たちにももちろん焦りはありますが、急いてもよいことはないので、一歩ずつ局面を打開していきたいです。
僕は現在体調を崩してしまっているので、まずは回復に努めることにします。(代替わり後に書いたブログの中の理想の自分にはまだまだなれていません。残り半年間でなれるよう頑張ります。)

部活動でもそれ以外でも取り組むべきことが山積しておりますが、この期間を通して増した部や仲間への愛と感謝を忘れず、ひとつひとつ自分の為すべき務めに全力で精進して参ります。
やっぱり後悔したくないので!

引き続きご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。


友成遼

挑戦者たれ

2024年05月10日 23時15分00秒 | 春イン2024

お疲れ様です

三年スナイプスキッパーの天野です。


春インの振り返りです。

まずは、応援にきてくださったLB様、応援部の皆様、コーチ陣、そしてサポートチームのみんな、本当にありがとうございました。

折角、インカレという大きなレースに出させてもらったので、1レースずつ振り返ってみようかと。



春イン前夜。はじめてのインカレということでただただ緊張した。平常心とおもいつつも、某先輩から電話はかかってくるし、となりの奴の寝相は悪いしでなかなか落ち着けなかった笑



迎えた当日。強風予報があたり、朝一からAveは6m。もう時効だと思うのでぶっちゃけますが、東大スナイプチームのみんなが春インで強風を願う中、僕だけは微風を願ってました笑。そんなこんなで決して得意とはいえない強風域。地獄の東北戦がフラッシュバック。2Rでランニングで2沈したあの日。ビブスがやたら重かった。他のやつのほうがいいんじゃないか、そんな甘えたことを言っていられるのも出艇まで。ここからはクルーと2人でなんとかするしかない。あの東北戦に比べたらマシや、そう思ってオレンジを迎えた。


1R目スタート。潮も見通しもろくにとれず、とりあえず出れそうなところに。あれだけいつも通りのことをやれといわれたのに、スタート前のシークエンスですらできませんでした。そして、1分30秒前。下のタックが返り、自分もとまった。急いで返すも入れる場所もなく、第5線。意外と落ち着いていた。実力不足なだけにあまり自分に期待していなかったのかもしれない。なんだかんだ走り続けて右からの大きなシフト。それを掴んでタック。いっきに見た目が変わりました。そこからは艇団の右側を走り続けて上マークは15位くらい?落ち着いていつもどおりのランをはしり、下マーク回航。動作が下手すぎました。二上は後ろをカバーしながらポートスピード集中。リーチングで一艇に抜かれ、10位フィニッシュ。シングルには一歩とどかず。実感が湧かなかった。結果だけは予想の何倍もよかったけれど、内容が悪かった。スタート、動作。もっといけた。自分のやるべきことができなかった。モヤモヤするのもあれなので切り替えて次のレースへ。


2R目もスタート失敗。1下の即ジャイがよかった。圧倒的ロングをつかみ、前のノージャイ軍団に対して圧倒的リード。ツイてた。上レグの詳細は神田さんまで。自分の役目はボートスピード、目指せベストVMGボタン笑。


3R目はおろし。とりあえず、レスキューの感想。時間がたつのがはやかった。あと470が羽生結弦になってた笑。レース中はあんなに長く感じるものが、外からみてると一瞬。気づいたら乗せ替えで4R目へ。


4R目。スタート待機中に風があがり、10mも入ってくるほどだった。やらないでくれと思いながら30分以上待ち続けて迎えた15時ちょうど。オレンジがあがった。シンプルいやだった。あのオレンジは一生忘れない。スタートは相変わらずうまくいかず。1上はただただ耐える。1下と2上で目の前の艇を一艇ずつ抜いていく。そういえば今日こんなレースばっかだなと思いながら勝負の2下、リーチングレグ。いい感じに波にのれた。下レグは間違いなくレースの中で成長した。そんな気がする。そして、流し込み。前には明治。内側には横市。ベアして逃げようかと思ってたら神田さんから一言「のぼれ」。鬼のラフで一瞬で明治を上突破。気持ちよかった。最高だった。強風域、4R目で好順位を持ち帰れたことが何よりも嬉しかった。



2日目。スターティングからは外れた。応援部の声援をうけながらの出艇。誰もが爆風でレースができないと思っていた中、風が上がりきらず、1レース目のオレンジ掲揚。494がシングルをとった。ナイスすぎた。


6R目。まさかのひろなりと。531時代の雪辱を返す時がきた。ウェイティングはキレイだっだか、加速とその後のポートスピードが微妙で逃げタック。わけわからんスタボ艇にプロテストされ、言い争っていたら前を見ておらず、ポースタ。2回転。アホらしい。そして、二上から風が怪しくなってきて10mオーバーも入りはじめる。上レグはすすまなかった。そんなこんなで最後のレグ、2下。爆風かつ超大波のため、ランニングで落とし放題。とりあえず圧倒的ベアコースを選択。ただ、艇はローリングし放題。超不安定。技術不足だった。何度も切り上がりそうになって(実際に何回かきりあがった)ひろなりの魂のヒールトリムにたすけてもらった。ジャイブではランチャーをおろした。ただ、その後のリーチング気味のランニングでパワーが不安定になってしまい、下マークまですこしのところでまさかのオーバーヒール沈。なんとかおこすも、焦ってベアしてしまい、おかわりのアンヒール沈。結果はビリ。最悪だった。



総括

強風ボートスピード、波乗りなど自分の成長を感じることができた反面、課題が浮き彫りになった。

①スタート

まずは、シークエンスから。しっかり強風でもライン把握、潮をとるだけの余裕をもつ。次に(特に強風)ウェイティング。無理に上によせようと意識しすぎて結構流れてる。もっとおとなしく待つ。そして、加速動作、ライン把握、下のルームの使い方。まだまだ第一線ででるには技術も経験もたりない。

②体づくり

ハイクアウトをし続ける体力、メイントリムをする筋力、強風でも艇を起こす体重。平日の使い方の見直しが必要。

③動作

動作練の大切さが身にしみた。動作は最強のタクティクス。目の前の一艇、そいつを抜けるかはいかにタックロスをへらすか、いかにギリギリをディップするか、下マークをどこまでしめれるのかにかかっている。練習は本番のごとく、本番は練習のごとく。




最後に

春インはたまたま前を走れて結果が出たから楽しかった。まずは、この結果に見合う実力をつける。常に貪欲に。上には上がいる。あぐらをかくことなく、いつまでも前を向いて果敢にチャレンジしていく自分でありたい。




天野


人生、ケーストラブル

2024年05月10日 19時16分00秒 | 通常練習

お世話になっております。4年の中静です。


最近、ジムに通い始めました。「力(リキ)」が足りないことを身に染みて実感したからです。秋には一回りデカくなってスターンヘビーにすることを夢見て日々励んでいます。


さて、先週末の春インカレ決勝の振り返りをさせていただきます。スナイプ級のリザルトは以下の通りです。


31494 市毛③・元尾②・遠藤③/三上③・松本④・神田④

23-23-24-30-9-19 128

31418 中静④・元尾②/下村②・佐藤③・松本④

21-11-27-20-BFD(46)-21 146

31308 天野③・遠藤③・元尾②/神田④・三上③・松本④

10-12-33-13-14-35 117


一位 早稲田大学 120pt

二位 日本大学 220pt

三位 慶応義塾大学 254pt

四位 中央大学 272.3pt

五位 明治大学 364pt

六位 東京大学 391pt


チームとしては、6位入賞で最低限の目標は達成することができました。

リザルトをご覧の通り、今回は1レースごとに2ペア入れ替えるペースでたくさん載せ替えをして海にいるメンバー全員が出場しており、文字通りの総力戦をしていました。


半数以上がインカレ初出場でしたが、そんなことはものともせずにしっかりとした走りを見せてくれました。


半年前偉大な先輩方が抜けてからついこの間までペーペーだったこのチームがここまでこれたのはコーチ陣と部員みんなで良い練習を積み重ねてきた結果だと思います。


まだまだ強豪校とは明確な差があり、これから様々な面でシビアな戦いになるとは思いますが、僕たちの成長率とポテンシャルなら必ず上にいけるはずです。


これからももっと良い練習をして、健全な競争を続けて、良い景色が見られるよう、チームリーダーとしてできることは手を抜かずやっていきたいです。



ただ、チームとして確かな成長を感じる一方、個人的には過去1番に苦しいレースでした。


まず、あれだけみんなに「普通にレースしよう」といっておきながらケーストラブルを大量に起こしました。

リコール、沈、42条違反、艤装ミス、プロテスト案件など、考えうる全てを網羅してしまいました(笑)


原因を辿ると結局シンプルな実力不足なのでこの順位が今の自分の実力だと受け止めています。


そんなわけで、悪い意味でポイントゲッターになってしまったので本当にチームのみんなに引っ張られての入賞です。


振り返ると最近の自分には自分の成長のための努力を軽視する甘さがあったので、今後はずっとみんなを上回るパッションと成長をしていきたいと思います。



最後に、新歓を回してくれたり、サポートしてくれたりしてくれた下級生、応援に駆けつけてくださったLBの皆さま、保護者の皆さま、ありがとうございました。

強風コンディションの中、ハイクアウトを頑張るエネルギーになりました。



470チームの結果に関して、一番近くで今年の頑張りを見てきたからこそ自分もめちゃくちゃ悔しいけど、この悔しさをバネにこれからも協力して頑張っていきましょう。やっぱり、東大ヨット部の総合で勝ちたい。


気づいたらあと半年しかないですが、悔いの残らないよう走り抜けます!今後ともよろしくお願いいたします。



中静


不死鳥の如く

2024年05月09日 23時40分56秒 | 春イン2024
お世話になっております。三年の槇枝です。

春イン決勝の振り返りをしようと思います。結果はFacebookにあがっている通り、470は10位という結果に終わりました。最低目標としていた8位以内には28点足らず、不甲斐ない結果に終わりました。

私は、春合宿後半から澤田さんと組み続けて、サブペアとしてズーマーさんと、約二ヶ月間春インに向けて練習してきました。長いことペアを固定しての練習は久しぶりだったので、メンタルの課題と、コースの課題を常に意識して過ごしてきました。4月からは新歓が始まりましたが、頼もしい2年生のおかげで、新歓はうまくいっていますし、上級生は練習の機会を多く確保できましたし、サポートもありがとうございました。応援もありがとうございました。応援の力は偉大です。

予選では、スタート後にフレッシュを掴み続けていれば前を走れるレース展開でしたが、決勝はそう簡単にはいかず。よかったレースは、スタート1分以内にフレッシュを掴み、シフトをあてて、風でコースを引ける展開でしたが、悪かったレースはこの内のいずれかを必ず失敗したという感じです。そりゃそうか。良くないレースには必ず失敗があり、これまで以上にレースや練習でそれに対する意識を上げて、フィードバックしなければ目標には届かないと思いました。

振り返ってみると、5艇での切磋琢磨をしていたつもりでしたが、それだけに、自分のことだけに集中しており、チーム力に貢献できるようなことをできていませんでした。インカレは三艇揃って前を走らなければならない。その難しさを突きつけられたという感じです。もっと自分なりに他の艇に対する興味を持って、バランスの良いチームを作っていきたいと思います。

去年の代交代から470チームの改変を目指してチーム運営に多く関わらせていただきました。山本と本多さんと相談して、五番艇まで揃えられることを今年の強みにしようとペアを決めました。すぐに悪かったこととして思いつくことがない点から、かなり良いチーム運営だったのではないかと思います。それだけに今回の結果には悔しさが残ります。色々な課題は見えてきたところですが、次の目標となる個戦まで、残り少ない練習を有効活用します。それでは失礼します。



p.s.
早速470チームの雰囲気を私なりに考察しました。客観的視点だと思って受け入れてください。
470チーム上級生のレースでの特徴。(偏見)

ヤマモトサン
実は一番緊張しい説。艇内は知らないが、艇間では異様に優しくなるので違和感。

ディアンさん
外科医レベルの冷静沈着さには何度も助けられた。一上良くない時のメインパンプ強。気合い入っているのか怒っているのかわからない。「ぷろてすとお」の声は意外とでかい。

ズーマーさん
レースと練習の差はあまりないが、レースになると緊張して声がデカ目になる。ジブの引き量に厳しくなる。

ナリタイさん
落ち着いているか、いないかが分かりづらい、チームの精神的支柱。なんでも自分でやる。

パキタさん
レースではパキらないし、静か。意外と一番メンタルが強い説。

ニシマさん
ダイナミックになる。ポートで突っ込まれがち。僕の次に緊張してそう。

くまちゃん
レースこそサングラスをかけずに、目が線になっている。ビジュ担当の自覚あり。動作うまい。

わっくん
頼れる男。ブローのお目が高い。舵の使い方がダイナミック。あとは体重。

ゆーたくん
無口な割には一番闘志が熱い。気合いを煽り立てると脳筋になりがち。ナイスメイントリム。

以上。
2年生のレースの特徴は今度述べます。

早いものでもうスーパーウォームもおさらばです。冬はさり、もう夏の暑さがやってきています。残り半年も切る中、真剣にヨットに向き合っていきたいです。

2024年05月09日 15時56分14秒 | 通常練習
平素よりお世話になっております。
東京大学運動会ヨット部4年の成相悠喬です。

春インカレの振り返りブログとなります。

まずはじめに、観覧艇を出してくださったり、出艇前などに応援してくださったりとLBの皆さまのご声援、誠にありがとうございました。春インカレの東大のバースは一番奥の場所だったのですが、その横のスペースが広大にあるのにも関わらず、着艇後のミーティングはそこが埋まるほど大きな円になっていました。

また、春インカレの前には新歓シーズンがあり、今年も多くのLBの皆さまと下級生を中心に回してくださいました。ご協力ありがとうございました。そのお陰で、15名強もの新入生が入部をしてくれました。

一方で、春インカレ決勝の結果は、想定よりも芳しくない結果に終わってしまいました。470級は10位、スナイプ級は6位、総合8位でした。

春インカレの結果が直接的に全日本インカレに繋がる訳ではないですが、それでも前期総決算みたいな要素もあって、それなりに時間をかけて準備してきたつもりです。それぞれのクラスで8位以上、総合で入賞に行っていると例年の平均より若干良く、順調に成長できているという感じなのですが、蓋を開けてみると、順調とは言い難い結果になってしまいました。

自己満足かもしれませんが、各クラスともに山本、中静が頑張ってくれていて例年と遜色ない、もしくは例年よりもよい運営をしてくれていると思っていました。しかし、結果が示している以上、何かを変えないと、もしくはさらに今までやってきたことを真剣に取り組まないと、秋の結果がよくなるとは言えず、部員一人一人が改善するべき点を見つけ、飛躍して行きたいと思います。

私自身としても、全レース出ていながら良い成績を上げることができず、不甲斐ない気持ちです。去年も4692で出て、今回も同じ船で出ていて成績も比べてもあまり変わらない結果で春の成果を出し切ることができなかったと感じています。

しかしながら、今回唯一良かったと思えるのは、3年生がほとんどはじめてのインカレであったのにも関わらず、堂々とレースをして上位でフィニッシュしていたことです。スナイプの下級生は特にはじめてのインカレでシングルでフィニッシュしているなど、代交代前には考えられないほどの成長を見せてくれました。470の下級生もクルー、スキッパーともに予選からほとんどの3年生が出場し、良い場面も見せてくれました。もちろん、自分自身としては「どうしてあそこでタックしなかったのだろう」「スタートがもっと上手くできていれば」などあげればきりのないほど反省点がありますが、チームとしては今までの練習の成果と言えるような場面も3年生中心に見せてくれて、素直にそこは良かったのではないかと思います。中静と山本のチーム運営が上手くいっている証左ではないかと感じます。

これからは大会シーズンとなり、また一からチームを立て直してさらに成長できるように努めてまいります。

皆んなで江ノ島で今年は素晴らしいと言わせるような結果で終わらせたいので、皆んなでもう一度、謙虚に頑張っていきましょう。

カッコいい上級生。僕の推しはズーマーさんです。

2024年05月07日 08時22分47秒 | 春イン2024

お世話になっております。470二年クルーの相川悠太郎です。新学期が始まりましたが、文科二類の特権を振りかざし、週4ペースの自主練に勤しんでおります。

先日の金曜、土曜で女子インカレ、日曜、月曜で春インカレの決勝が行われました。細かい結果は他の方が書いてくれると思うので省きます。

まず女子インカレ。同期から、ふたばといろはのペアがスナイプで出場しました。初めての公式レースだったと思うのですが、1日目、2日目とともに徐々に順位を上げていく様子を見て、成長を感じて刺激を受けました。

一方僕はというと、金曜日は体調不良者がいたため、運良く上級生練習のクルーをさせてもらいました。近頃下級生ペアでずっと乗っていた僕にとって、パリパリセールとツルツル船に乗るのは壊すことへの不安もあったのですが、とてもいい経験になりました。ズーマーさん、ゆうたさん、ありがとうございました。

土曜日は上級生練習の裏でラスト新歓を行いました。僕がその一日何をしていたのかと言われると、とても新歓を頑張っていた同期に言える内容ではないです。木藤、木村やあかりさんを筆頭に新歓頑張った人たちありがとうござます。

そんなこんなで新歓に一区切りつき、15人のプレーヤーと3人のマネージャーが今の所入部してくれました。新歓担当の木村も安心してグッスリ

そして日曜日に春インカレ決勝の1日目を迎えました。組織力を目標の一つとして掲げる今年は、陸のメンバーも一緒に戦っているんだ、ということを強調されました。全員がチームのたまに動く、ということはまだまだできていない部分があるものの、いい意味で通常練習のように試合に臨んでいけた雰囲気はよかったんじゃないかなと、思いました。

僕は観覧艇にLBの方々と一緒に乗せていただきました。試合を間近で観戦できて、470の上回航でスピンが上がる瞬間を手に汗握りながら観戦しました。コスモスに一緒に乗ったLBの方々ありがとうございました。

1日目を終え、スナイプは6位入賞圏内、470は9位と秋シードへ後一歩の順位でした。2日目の開催は強風のため危ぶまれていたので、次の日レースしてくれ!と祈りながら寝ました。

そして2日目。朝から赤旗ギリギリの強風が吹くも、結果から言えば2レース行えました。この日は東大の応援部の方々にも来ていただき盛大にエールを送ってもらいました。人に元気や勇気を与える応援部のプロ魂を感じました。ありがとうございました。

2日目は陸でたまや番をしました。この日の東大470ersは振るわず、陸にいていつまでも回航で読まれない電話を聞いてとても悔しい思いになりました。

スナイプの6位入賞という素晴らしい結果に対し、僕たち470は1日目から1つ順位を落とし、10位でした。

半年以上470チームとして過ごしてきて、チームとしての成長は感じていたし、もっといけるだろう、と思っていただけに自分は試合には出ていないものの、結構悔しかったです。

試合後の本多さんのミーティングはめちゃくちゃ沁みました。合理的にヨットをするには一つ一つのレース毎にどの要素がダメだったからこの順位なのか、何がうまく行ったからよかったのか、フィードバックの質を高めないといけない。陸で理解できてることでも、海に出てレースになると実践できてないことが多い。

ヨットレース、ひいては合宿所生活や部活運営など全ての事柄は時に複雑に絡み合った要素の集合です。一つの事柄への目的を達成するためにはその事柄の持つ要素の何がダメなのか突き止め、そこを潰していくことが必要となります。その上で自分の性格の傾向と向き合い対応していくことも必要になるかもしれません。だから強いチームは合宿所生活も突き詰めていて、しっかりしているしヨットも強い。

でもこれって勉強も一緒だよね?!勉強はその要素が比較的見えやすいというか、分かりやすいとは思うんですけど、教科ごとに点数を取るためにはやらなきゃいけないことがあって、その要素を自分の傾向とかと向き合いながら認識していって、それぞれ詰めていく。あとはその試行の繰り返し。

日本トップの勉強における処理能力をどうヨットに生かすのか、生かせたら最強になれちゃうんじゃないか、と書きながら夢想してます。

秋のインカレで後悔はしたくないです。謙虚に積み重ねて行ってこのチームで大きな喜びを味わえるように努力していきたいと思います。

とりあえず僕もレースメンバーとしての土俵に立てるよう、自主練ガチ勢になり、スキルアップしていきたいと思います。


ラーメン

2024年05月04日 07時08分48秒 | 通常練習

お世話になっております。仰秀2年の古川です。

クルーザー班としては仰秀サイドステイ大破損以来練習はできておらず、新歓活動に勤しむ現状です。ただ、来週末は葉山で行われるマッチレースに出ることになり、普段乗るJ24より一回り大きいヨット(Y30)で、普段とは違うマッチレースに仰秀メンバーで出場するということで楽しみに感じています。

新歓活動では、色んな新入生と喋ることに加えて、途中入部して小網代にしか行っていない自分が初めて葉山に行ったり、ディンギー班と共に行動したりして新鮮でした。前クールの最終日の夜にはりょうすけにラーメン二郎目黒店に連れてってもらいました。初二郎で大盛りを頼んで味をゆっくり楽しんでいたら周りが早々と席をたち、どうやら次の麺が茹で上がるまでに食べ切らないと店員に怒られるらしくて、後半は味を楽しむ余裕なく急いで麺をかきこみました。ただ、味は最高でした。


𝙈𝙮 𝙣𝙚𝙬 𝙜𝙚𝙖𝙧...

2024年05月02日 19時53分00秒 | 通常練習

お世話になっております、2年スナイプクルーの下村です。

 

最近、いよいよ来たる新入生を意識して海で身につけるグッズをイカしたものに新調したい欲が高まり、いくつかの品々を購入しています。

このブログではそんな𝙈𝙮 𝙣𝙚𝙬 𝙜𝙚𝙖𝙧をふたつ紹介させていただきます。

 

ひとつめはOakley のWind Jacket® 2.0です。

レンズがデカめのイカしたサングラスです。レンズがデカすぎてかけたときにフレームがまったく視界に入らないのが素晴らしいです。波にぶつかってもサングラスの中に水が侵入してきづらいのもスナイプクルーにはありがたいです。

 

↑佐島から小網代への回航にて。なかなか似合っていると言ってもいいのではないでしょうか。

 

最近高級なサングラスを海に流す部員が多いので同じ轍を踏まぬよう気を引き締めていきたいです。

 

ふたつめはCrewsaverのライフジャケットです。

 

京大ではよく見たものの東大では見慣れないブランド。人と被らないと勝手に使われにくくていいだろうなと思いました。今まで浮力体がむき出しになりそうなほどボロボロのライフジャケットを着ていたので、綺麗なものを着用できるととてもテンションが上がります。

小網代から佐島に回航した後、これを着用して葉山まで歩きましたが、全く気にならないほどの軽さとフィット感でとても快適でした。

 

新しいものを買うとヨットモチベが上がります。値段が高いものだとなおさら。まだ狙ってるものがいくつかあるのでバイトを頑張ってマイニューギアりたいと思います。


粛々と

2024年05月02日 19時04分00秒 | 通常練習
お世話になっております。4年470スキッパーの澤田です。

先週末に470チームは春インカレ予選に出場しました。結果はFacebook に上がっている通り、立教大学に1位を譲り、2位という結果になってしまいました。

決勝で6位入賞するためには最低でも予選を1位通過しておきたかったのですが、初日に2艇がBFDとなり果たせませんでした。

非常に不甲斐ないですが、レース後にコーチを含めしっかりとミーティングをし、失敗から学べることも多かったため、決勝に繋げていきたいと思います。




結論から言うと、スタートでの冷静かつ的確な判断、立ち回りが足りていなかったのが原因でした。

レース初日で皆が奮起している中の上げ潮で、今振り返れば当然のようにゼネリコを繰り返すパターンでした。

個人的には、去年の関東個人戦で同じ失敗を経験済みだっただけに、非常に悔しく思います。


スタートを除けば、レース内容は東大全体として比較的良かったのではないかと思います。まだ3艇揃って良い順位でまとめきるという所には至っていませんが、得意不得意もあるので、お互いに失敗をカバーしあって点数を安定させて行こうと思います。

また、既に予選においてレギュラーメンバーとサブメンバーの交代を頻繁に行いましたが、その中でやはり、4,5番艇まで実力を拮抗させておくことの重要性を感じました。

自分の調子が悪く、いざという時に安心して託すことのできるサブメンバーがいて、そして、交代した後にその人がしっかりと前を走ってくれた時に、チームとして戦っていることの喜びを感じるものです。


予選で得た学びは非常に大きいと感じます。BFDをとったのが予選で良かったと思えるよう、決勝では自分の実力を遺憾無く発揮して目標達成できるようがんばります。

最後に、大会当日わざわざ応援に駆けつけてくださるLB、保護者の方々には誠に感謝申し上げます。今後とも宜しくお願い致します。

澤田