降って来るもの

写真と散文とぽえむ

大我と無我と

2024-12-06 20:30:12 | 詩 31

     大我と無我と

 

あらゆる自分本位を捨て

全ての慾と欲を解き放ち

本当は、楽になりたい

 

妄執や、固執や、拘泥や、無闇や、etc

そういう脆弱な感情と無縁の

無我の無心を目指したいけれど

 それには壁が高過ぎる

 それには柵しがらみが多過ぎる

 それには智慧が少な過ぎる

 それには志が低過ぎる

 それには雑が有り過ぎる

 

きっと最後のひと息の一瞬が、無我に為れるひと時

きっと最後の一瞬に、大我の一義を悟る

 

寒い一日に成りました。けれどこれこそが、何時ものような、当たり前の初冬の風情。

変わりなく冬と云う季節に入ってゆく日常を、喜びたい。尊びたい。

凡人たる我には、なかなか無我の境地に出入りすることは適いませんが

願い続ければ、何時の日か、無我の先の大我に辿り着けるかも知れないと

胸の片隅に、荒野の一里塚のような目印として生きてゆきたいと・・

      R62024 12/6 8:50pm

 

12/6 06:39 夜明け前

    

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