大我と無我と
あらゆる自分本位を捨て
全ての慾と欲を解き放ち
本当は、楽になりたい
妄執や、固執や、拘泥や、無闇や、etc
そういう脆弱な感情と無縁の
無我の無心を目指したいけれど
それには壁が高過ぎる
それには柵しがらみが多過ぎる
それには智慧が少な過ぎる
それには志が低過ぎる
それには雑が有り過ぎる
きっと最後のひと息の一瞬が、無我に為れるひと時
きっと最後の一瞬に、大我の一義を悟る
寒い一日に成りました。けれどこれこそが、何時ものような、当たり前の初冬の風情。
変わりなく冬と云う季節に入ってゆく日常を、喜びたい。尊びたい。
凡人たる我には、なかなか無我の境地に出入りすることは適いませんが
願い続ければ、何時の日か、無我の先の大我に辿り着けるかも知れないと
胸の片隅に、荒野の一里塚のような目印として生きてゆきたいと・・
R62024 12/6 8:50pm
12/6 06:39 夜明け前