都心の旧校舎にNPOがミュージアムを設立
海外のデザイン性の高いおもちゃや国産の木製玩具で遊べば自然に会話が生まれます
東京おもちゃ美術館ブログ
アトリエ倭 工房見学に行ってきました
年に2回、おもちゃ学芸員さんと外部の見学会を開催しており、本年度2回目は
『アトリエ倭』さんの工房へ行ってきました
ご夫妻での工房ですが、お二方共、建具屋で働いていたことがありそこでの経験から
「昔は当たり前の様に家にあったものを家に戻したい、日本の伝統技術をおもちゃを通して子ども達に伝えたい」という思いのもと、おもちゃづくりを始めたそうです。
(なんと!ご主人とお父様は、東京おもちゃ美術館のある、四谷第四小学校の卒業生でした!)
そして、「きぐみ」は、奥様の卒業制作をもとに、ご夫婦での初めての作品だそうです。
歴史的建造物で使われている技術(きぐみ)や、日本の伝統的な紋様を使ったコマ(はっぱ)など、美術館でも大人気のおもちゃの製作秘話などを聞かせていただきました。
ディスプレイには、くで(障子の桟などで使われている木を組む技法)を、約500ピース使ってつくられたキリンが飾られいるなど親しみのあるおもちゃばかりで、わくわくしました
初めて見るおもちゃもたくさんあり、下記の写真は・・・
さて、何を覗いているのでしょうか? 障子紙を破って中を除くと。。。色々な風景が
幼いとき、障子紙を破って遊んだ経験がある方も多いのでは?
しりとりの木札は、大人ならでわのワードが飛び出し、とっても楽しめました。
「職人さんにとっては、当たり前のことが、自分にとっては当たり前でなかったことが面白い」という発想からこの様に楽しいおもちゃが生まれたという話が聞けて、とっても刺激になりました。
アトリエ倭さん、本当にお世話になり、ありがとうございました!
※本来は、作業場となっている工房です。随時見学を受入れられてはおりませんので、ご注意ください。
はっち
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