都心の旧校舎にNPOがミュージアムを設立
海外のデザイン性の高いおもちゃや国産の木製玩具で遊べば自然に会話が生まれます
東京おもちゃ美術館ブログ
おもちゃのまち あか ぷちリニューアル!
2008年に東京おもちゃ美術館がオープンし、年間来館者数が15万人にまでになりました
そして、数年前より『おもちゃのもり』、『おもちゃのまち きいろ』など、館内の一部リニューアルを続けてきましたが、
今年度は『おもちゃのまち あか』のリニューアルに着手
本日、メンテナンス休館日にぷちリニューアルとして、”しりとり”を設置しました。
使用している木材は、岐阜県飛騨高山産の総ブナです
こちらの大型玩具は、アトリエ倭さんによる、東京おもちゃ美術館・特別仕様での制作。
もともと建具屋さんだったこちらのご夫婦は、「昔は当たり前の様に家にあったものを家に戻したい、
日本の伝統技術をおもちゃを通して子ども達に伝えたい」という思いのもと、おもちゃづくりを始めたそうです。
(ちなみにご主人は、美術館である、旧四谷第四小学校の卒業生!)
「今あるものを活かしてのリニューアル」ということで、現存のものにプラスしての仕様となりました。
『しりとり』は文字通り、しりとり遊びです。
遊び方は、引き出しから文字を抜き取り、大枠の中に右から差し入れていき、
言葉と言葉の間には美術館のロゴマーク”T”を入れて、次の言葉を続けていきます。
最初の言葉を「とうきょう おもちゃ びじゅつかん」といれようとしましたが、”ん”はNGですよね…
”おもちゃのまち あか”は、日本の伝承遊びや文化を伝えたいという願いがこもったおへやです
文字は、山吹色、朱色、藤色、藍色、深緑、萌黄色という、和の色で塗装されています。
(舐めても安全な塗料を使用)
そして引き出しの中は、くで(障子の桟)の技法を使っているのです
『しりとり』で使う文字は、全てひらがなです。日本語の言葉の面白さ、奥深さを再認識できる遊びだと思います。
2月11日(土)よりお披露目となります。ぜひ遊びにいらしてくださいね!
尚、2月26日(日)は、アトリエ倭さんが1日在廊してくださり、他にも様々な巧の技術を使ったおもちゃをご紹介してくださいます。
詳しくは後日HPにて掲載しますので、お楽しみに!
2月6日(月)~10日(金)は、メンテナンス休館日です。
はっち