津川雅彦さんのおもちゃへの想いを子どもたちへ。

 

俳優の津川雅彦さんが急逝なさりました。

 

今年4月の東京おもちゃ美術館10周年記念式典にゲストでご参列される予定でしたが、

当日の朝体調が優れず断念したいとご連絡を頂きました。

まさかこんなに早く逝かれてしまうとは…

 

東京おもちゃ美術館には数々の津川雅彦コレクションが展示されています。

 

ブリキのからくりおもちゃ『サンタクロース号』@ゲームのへや

フランスのブリキアーティスト、ジャン=ピエール・ハートマンが制作した1987年の作品。本人が作った小説を基につくられており、乗組員がサンタクロースという、ユニークな発想から生まれている作品。(画像)

 

イギリス王室の木馬 @おもちゃの本図書室
実在する馬をモデルに作られた由緒正しい本格的な木馬。現在は、日本玩具文化財団の佐藤理事長のご厚意で、様々な方に見ていただけるよう展示させて頂いています。

 

木と小人の壁面パズル @赤ちゃん木育ひろば
広場の壁面に展示されているもので、ピアノメーカーとして有名なヤマハが製作。橋本龍太郎元首相に寄贈されたもので、余りにも素晴らしいパズルであったので首相から玩具の専門家の津川雅彦さんに託され、後に津川さんのご意志で東京おもちゃ美術館に木育の象徴として、ご寄贈頂いたものです。

 

津川さんのおもちゃコレクションは波乱に満ちた運命をたどり、東京おもちゃ美術館に引き継がれているものが余りにもたくさんあります。

 

そんな津川さんの思い出を、おもちゃコンサルタント養成講座の講師であり、グランパパ時代、津川さんの片腕として活躍された宮森美里さんが、

東京おもちゃ美術館に展示されているおもちゃを紹介しながら語る様子が、取材されました。

 

●8月12日 19日(日)フジテレビ「Mr.サンデー」で放映される予定です。

(※放送内容延期に伴い、順延しました。)

 

頂いた夢のような玩具と共に、
津川雅彦さんのご冥福をお祈りいたします。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )