35期おもちゃ学芸員養成講座

11/25・26の2日間で新たに14名のおもちゃ学芸員さんが誕生しました。

2日間の講座となり、ぎゅっと詰め込まれた内容ですが、座学もありながら遊びを通しておもちゃ学芸員とはなにか、学んでいきます。
最初は、副館長 馬場より、東京おもちゃ美術館の成り立ちについてお話があります。が、緊張をほぐすために、おもちゃを通してから、座学始まりです。今期の皆さん、よりワクワクが高まり、最初の講義から大盛り上がりです。


そして、先輩おもちゃ学芸員さんに質問してみよう!という時間では、活動前の不安と、実際の活動の様子を知ることで、これから始まる活動のイメージがついてきました。

その後は、グッドトイとはどのようなおもちゃなのか、電動いとのこの体験、実際に触れて遊んでみることで、楽しみながらの講習が続きます。



1日目の最後は「将棋であそぼう」
ということで、最初から全部おもちゃを覚える!というのも大変なことなので、まずひとつ詳しくなって頂こうと、元女流棋士の高橋和先生を講師にお呼びして、将棋の楽しさを教えて頂きました。最後はぴょんぴょん将棋で2人1組対高橋和先生!というなんと贅沢な対戦をして頂いて、少しでも先生が「ん〜?」と迷われる素ぶりをすると、悩ませただけで喜びながら、何とか勝ちたいと頭を抱え、皆さん将棋で真剣に遊びました。(どの班も惜しくも負けてしまいました…)


2日目いよいよ、今日が終われば実習開始ということで、実際の活動スケジュールなど詳しいことを学びます。頭がいっぱいになったところで、今月の手作りおもちゃを体験し、館内ツアー!そして赤ちゃん木育ひろばはどんな場所?というのを座学で学びます。


講座のトリは、「筒けんで遊んでみよう」
長野県から講師として筒けんの清水悟先生にお越し頂き、筒けんの技をみんなで習得しました。さらに、けん玉の簡単な技までコツを教えて頂きました。今期の皆さんは、「スキルトイ…けん玉…難しくて、手が出ないな…」という不安がない、おもちゃ学芸員さんが誕生しました!


2日間、色んな想いを持って集まった14名の皆さん。終始、目を輝かせて講座を受け終わりました。また膨らんだ想いを持って、館内で会えるのがとても楽しみです。 

養成講座は年2回、今年は25名のおもちゃ学芸員さんが仲間入りしました。
次回も24年の夏と秋ごろを予定していますので、決まりましたらHPで
お知らせいたします。



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