真夏というのにフジ(藤)の花が咲いていました。
昨日の当地方は、午後2時頃で室外の温度は36度を指していました。
本来4月下旬~5月初旬頃に咲く花。このところの暑さによく耐えているものです。
民家の塀の上でたくさんの花房がさがっていました。
ネットで検索してみると、決して“狂い咲き”ではなく、特異なことでもないようようでした。
「6~7月に分化した花芽の、充実した先端だけが翌年が待ちきれずに開花してしまう」
「夏に花をつける藤の木は翌年、必ずきれいな花をつける」
などの記述がありました。
また、フジ(藤)には異名がたくさんあり、「二季草(ふたきぐさ)」ともいわれるそうです。
春・夏ふたつの季節に咲くので、俳句では春の季語。和歌では、春夏、両方の素材として、詠われているそうです。