今、町のあちこちの斜面などで真っ白いユリが咲いています
タカサゴユリ(高砂百合)です。
早朝に出会うとみずみずしくてきれいです。爽やかさを与えてくれます。
40~50㎝伸びた茎の先端に1輪の花をつけたものが多く見られます。
中には茎が1m以上伸び、6~7輪の花をつけたものもあります。
一輪いちりんをよく見ると清楚できれいです。内側の薄緑の模様もきれいです。
花後には種子をたくさんつけ、風に運ばれて草原や荒れ地に拡がります。
初年度は茎や花は出さず、数枚の細い葉を出すだけで球根を太らせるそうです。
そして翌年度以降、茎を伸ばして花をつけるようになるそうです。
球根が充分太ると大型の花をいくつも咲かせますが、このユリは連作障害が出やすく、
数年たつとその場から姿を消す場合が多いそうです。
こんな光景もあちこちでよく見かけます。(昨日5:40頃撮影)
このところ真夏日の連続で、雨はほとんど降っていません。 素晴らしい “ど根性” です。
私達は「暑い暑い」とぐちっていますが、少しは見習わなくてはなりません。