安楽寺(東区牛田本町)のイチョウが今年も見事に紅葉(黄葉)していました。
原爆から安楽寺の本堂を守ったというイチョウは、被爆樹木に登録されています。
威風堂々たる立ち姿で、大きく広げた枝いっぱに黄色い葉をまとっていました。
咋日14:00ころ車で境内に入らせていただき、写させてもらいました。
大きな枝が山門を突き抜けています。
外から見てみると・・・
山門再建(H3年)の際、被爆から寺を守ったイチョウを大切にし、この方法とされたとのことです。
原爆から安楽寺の本堂を守ったというイチョウは、被爆樹木に登録されています。
威風堂々たる立ち姿で、大きく広げた枝いっぱに黄色い葉をまとっていました。
咋日14:00ころ車で境内に入らせていただき、写させてもらいました。
大きな枝が山門を突き抜けています。
外から見てみると・・・
山門再建(H3年)の際、被爆から寺を守ったイチョウを大切にし、この方法とされたとのことです。
再び境内から写したものです。
こちら側からは全体の姿を1枚の写真にはおさめられない大きさでした。
幹に掲げられていました。
イチョウと本堂
お寺の歴史は古く、天文2年(1553年)に建てられ一度焼失、1778年に再建されたそうです。
その本堂も1945年(昭和20年)8月6日、原爆で被爆し、本堂は骨組みだけが残ったそうです。
本堂の骨組みが残ったのはイチョウが守ったから、といわれているそうです。
傾いた骨組みを起こして修復されたのが今の本堂だそうです。
樹齢350年といわれていたイチョウも、幹だけを残して焼けただれたそうですが、
翌年春には芽吹き始め、市民に大きな勇気を与えたそうです。
来年で被爆後80年になります。
イチョウの木の寿命は、数千年に及ぶともいわれています。
被爆の実相を知る人々はまもなくいなくなってしまいそうですが・・・
これからも長く生きのびて、未来の人々に被爆の惨状を伝えてもらいたいものです。