四季折々

~感じるままに~

カーリング女子日本 誇るべき銀

2022-02-21 06:00:00 | 日記・エッセイ・コラム
カーリング女子日本(ロコ・ソラーレ)は、見事銀メダルを獲得しました。
彼女たちの天真爛漫な姿は、私たちに多くの感動を与えてくれました。
磨いた技術の高さ、自分たちで運んできた運、誇るべき見事な銀だったと思います。



惜しくも決勝戦では敗れたものの、ここまで勝ち上がって見事銀メダル獲得に至った原点は、
昨年9月の日本代表決定戦(ロコ・ソラーレ×北海道銀行)にあったようです。

今年2月初旬、NHKドキュメンタリー 「“運命を変えよう”~カーリング代表決定戦の舞台裏~」で、

そのときの戦いの状況等が放映されました。
5連戦で先に3勝した方が勝つという頂上決戦は、北海銀行の連勝でいきなり大手をかけられたそうです。
その崖っぷちに立ったロコ・ソラーレは、
「今回は私たちに運が向いていない。運が味方してくれないなら、自分たちで(運を)変えよう」と語り合ったそうです。
そして導き出した結論は、
「笑顔だけじゃなくて、喜怒哀楽のすべての感情を100%出すのがうちららしさ。
(ストーンを)投げながら泣いてもいい。チョー格好悪くても、ダサくていい、私たちらしさでいこう」
だったそうです。それから3連勝の大逆転。自分たちの戦う姿勢で運命を変えたのだそうです。

その天真爛漫な戦いに挑む姿勢に、カーリングの神様が微笑んだのかも知れません。
今回のオリンピックも、その天真爛漫な姿に多くの人が感動しました。

準決勝で強敵スイスを破り、決勝進出を決めたときの笑顔と抱き合った姿には大感動でした。




その前の、一次予選最終戦でスイスに破れたときは泣きじゃくっていましたが、その直後、大きな喜びの涙に変わりました。
準決勝進出の比較対象となっていた韓国チームがスエーデンに敗れたのです。
これも彼女たちのそれまでの戦いで、自らが引き寄せた「運」そのもであったろうと思います。

カーリングは、間違いなく高度な技術とチームワークが必要な競技ですが、
 「運」が大きく左右する一面を持っていることも間違いない思います。
今回のオリンピックを通じて「運は運ぶもの」「運は、自分たちで運んでくるもの」
だと強く感じました。

銀メダルおめでとう。そして感動をありがとう。今後も応援したい気持ちでいっぱいです。
 

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