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昨日午前、雨のやみ間に散歩に出かけました。
霧雨が降り始めましたが、しっとり濡れたツユクサ(露草)がきれいでした。
霧雨が降り始めましたが、しっとり濡れたツユクサ(露草)がきれいでした。
数輪の露草をのぞき込んで見ていると、なんと、白花の露草も1輪だけ咲いていました。
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このツユクサを写そうとして気づきました。
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このツユクサを写そうとして気づきました。
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回り込んでズームアップして写してみました。
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少し離れたところに群生しているところがありましたが、ここには白花露草はありませんでした。
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露草も、白花露草も花弁は2枚しかないように見えましたが・・・
シベの付け根の下方に透明で小さな花弁らしきものがあり、これも花弁だそうです。
青い花弁も印象的ですが、真っ白い花弁は清楚できれいでした。
このシロバナツユクサ(白花露草)は、希に見られるツユクサの変種だそうです。
アントシアニン系のコンメリニンという青色花弁色素を生合成する遺伝子に欠損があるか、
又は青色花弁色素を持たない別種なのかはわからないものの、遺伝子的には固定されているそうです。
シロバナツユクサの種子からはシロバナツユクサができるそうです。
なお、露草も白花露草も、メシベが1本、オシベが6本あるように見えましたが・・・
花弁に近い3本の黄色い短いオシベらしきものは、受粉機能はないそうです。
一日花ゆえに早く虫にきてもらう必要があり、虫を集めるためのダミーだと考えられるとか。
植物なのにエライですね。おもしろいですね。