守田です。(20111016 11:30)
このところ、市民団体からの活発な報告が続いていますが、11日に広島で、県内在住の
お母さんの母乳から、セシウムが検出されたという発表が行われていたことをキャッチ
しました。2人の方からで、1人は東京から避難されている方、もう1人はもともと広島
に住んでいた方だそうです。計測を行った広島大学大学院の静間教授は、広島に住んで
いた方の場合、「食材からの摂取の可能性がある」と指摘しています。
検出量はお2人の意向で明らかにされていませんが、厚労省の暫定規制値(1キログラム
200ベクレル)は、「大幅に下回っている」と記事には書かれています。ともあれ、東京
から避難してきた方だけでなく、広島在住の方からも検出されたことから、やはり食材
を通じて、放射性物質が、国中に蔓延してしまっていることが推測されます。残念ながら
放射性物質がもはや私たちの多くの体内に入ってきていることに対して、腹をくくり、
最大限の防護とともに、免疫力を上げていくことが大事だと思います。
またますます重要性を増すのは、市民放射能測定室をよりたくさん立ち上げることですね。
ともあれ、中国新聞の記事を紹介しておきます。
*****************
母乳から放射性物質 広島
中国新聞 2011/10/12
内部被曝(ひばく)防止に取り組む市民団体「繋(つな)がろう広島」は11日、広島県
内在住の母親2人の母乳から微量の放射性物質が検出されたと発表した。東日本大震災
後に東京から避難した1人と以前から県内に住む1人。測定に協力した広島大は「授乳
には問題ない値」としている。
検査は10月上旬、震災後に関東地方から広島県内に避難してきた4人と、震災前から同
県内に住む2人の計6人を対象に実施。それぞれ100ccの母乳を採り、同大大学院
工学研究院の静間清教授が検出器で調べた。
その結果、いずれも30代の2人から微量の放射性セシウムを検出した。厚生労働省は、
牛乳・乳製品の放射性セシウムの暫定規制値(1キログラム当たり200ベクレル)を
母乳の指標とする。同団体は2人の意向で具体的数値を明らかにしていないが、厚労省
の指標は大幅に下回っているという。
静間教授は「以前から県内に住む1人は食材からの摂取の可能性がある」とみて継続検査
する。
同団体の三田拓代表は「行政には母乳や尿の検査態勢を整え、食品の放射線量の測定場所
を設けるよう求めていく」としている。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201110120021.html
このところ、市民団体からの活発な報告が続いていますが、11日に広島で、県内在住の
お母さんの母乳から、セシウムが検出されたという発表が行われていたことをキャッチ
しました。2人の方からで、1人は東京から避難されている方、もう1人はもともと広島
に住んでいた方だそうです。計測を行った広島大学大学院の静間教授は、広島に住んで
いた方の場合、「食材からの摂取の可能性がある」と指摘しています。
検出量はお2人の意向で明らかにされていませんが、厚労省の暫定規制値(1キログラム
200ベクレル)は、「大幅に下回っている」と記事には書かれています。ともあれ、東京
から避難してきた方だけでなく、広島在住の方からも検出されたことから、やはり食材
を通じて、放射性物質が、国中に蔓延してしまっていることが推測されます。残念ながら
放射性物質がもはや私たちの多くの体内に入ってきていることに対して、腹をくくり、
最大限の防護とともに、免疫力を上げていくことが大事だと思います。
またますます重要性を増すのは、市民放射能測定室をよりたくさん立ち上げることですね。
ともあれ、中国新聞の記事を紹介しておきます。
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母乳から放射性物質 広島
中国新聞 2011/10/12
内部被曝(ひばく)防止に取り組む市民団体「繋(つな)がろう広島」は11日、広島県
内在住の母親2人の母乳から微量の放射性物質が検出されたと発表した。東日本大震災
後に東京から避難した1人と以前から県内に住む1人。測定に協力した広島大は「授乳
には問題ない値」としている。
検査は10月上旬、震災後に関東地方から広島県内に避難してきた4人と、震災前から同
県内に住む2人の計6人を対象に実施。それぞれ100ccの母乳を採り、同大大学院
工学研究院の静間清教授が検出器で調べた。
その結果、いずれも30代の2人から微量の放射性セシウムを検出した。厚生労働省は、
牛乳・乳製品の放射性セシウムの暫定規制値(1キログラム当たり200ベクレル)を
母乳の指標とする。同団体は2人の意向で具体的数値を明らかにしていないが、厚労省
の指標は大幅に下回っているという。
静間教授は「以前から県内に住む1人は食材からの摂取の可能性がある」とみて継続検査
する。
同団体の三田拓代表は「行政には母乳や尿の検査態勢を整え、食品の放射線量の測定場所
を設けるよう求めていく」としている。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201110120021.html