守田です。(20111028 23:30)
明日に向けて(304)で、「除染するほど、『住めない』と思う』という
タイトルの荒木田さんの文章を載せ、共感した方はコメントをと求め
たところ、瞬く間に、10通を超えるコメントが集まってきました。中に
は福島県郡山市、いわき市の方からのコメントもありました。それぞれ
がまた、とても切実で、読んでいて胸を打たれるものばかりでした。
みなさんとシェアしたくて、新たにこれらを一つの記事としてまとめて
お届けします。ほとんどがブログへの書き込みですが、私にダイレクト
でメールを下さった方のものもあり、それを一番最後に加えています。
ここに書かれたものへの共感があれば、どうか再びおよせください。
コメントを書いて下さったみなさま、どうもありがとうございました!
一つ一つ、コメントを返せなくて申し訳ないですが、とても感動し、
勇気をもらえました。課題はとてつもなく大きいですが、みんなで手を
つなぎ、労わり合って、歩んでいきましょう!未来のために!
*******************************
今、だからできること (たかしま)
2011-10-27 18:04:10
荒木田さんの行動、お考えにとても賛同いたします。私たちはチェル
ノブイリから何も学ばずに来てしまった。しかし、これから第2の福島
を世界に創り出さないために、私たちは行動することができます。
荒木田さんの行っていることはまさにそれなのです。結果が分かるの
は20年30年先かもしれませんが。だからこそ今できることを、と思い
ます。
同苦 (松田正 dadajiji39)
2011-10-27 18:12:08
ツイッターからたどり着きました。南相馬へ3・19よりボラに行って
いました。私も除染は厳しいだろうなあと思っていました。周りは山や
自然がいっぱいのところ除染するところは1~2%の所でしかない。
それにどこへでも入りこむ小さな物体。屋根であれば瓦屋根は隙間だら
け。やねの下地ごとすべて変えなければならない。私は早く除染をあき
らめ移住をしてほしいと思います。美しい山河ではありますが、人が住
むところではありません。人は、もともと放射線を避けて生きてきたの
だと思います。早い決断が必要です。
共感します。 (K)
2011-10-27 20:30:47
関東から避難していますが、郡山出身です。親戚、友人、たくさん福島
に住んでいます。誰1人避難していません。みんな放射能のことを気に
していないわけではないだろうけど、「前向きに生きて行くために」な
るべく「考えないように」しているんだと思います。ただでさえ人生は
難しいのに、東電の原発事故のせいで、福島の人は、今まで考えたこと
もないような深刻な問題を抱えざるを得なくなりました。あまりにも荷
が重すぎるのです。福島以外でも、多くの人は、原発のことも放射能の
ことも考え続けることができない。僕たち家族が次に郡山に墓参りに行
けるのはいつになるか分かりませんが、子供を連れて戻ることはないと
思っています。お墓のある寺は田んぼの中の高台にあって、とても好き
な場所だった。そこが放射能汚染されたと考えると、とても悲しいです。
でも、郡山に住んでいる知り合いのことを考えると、まずます絶望的な
気持ちになります。全部原発のせいです。しかし、それでも諦めたくな
い。荒木田さんのように、絶望を見据えながらも前向きに行動したいと
思います。僕も、もがいています。
応援します (Y)
2011-10-27 21:06:06
福島県いわき市在住です。
荒木田さんのように現状を伝えようとすると、それをいけない事のように
態度や発言をされる方が多いのは、私も実感しております。
それでもなお、行動し、表に立ち、発言をしてくださった荒木田さんを
応援しております。
同感です (A.H)
2011-10-27 22:21:27
8月まで郡山に住んでいました。今は山形に母子避難しています。
自分で自宅周辺の除染をしてみて、やはりその困難さは身に染みて分かり
ます。家の外を水で洗っても、ほとんど線量は落ちません。
まして、福島県は原発事故だけでなく全壊・半壊の住宅も多く、瓦を直す
のに3年待ちとまで言われています。そのためブルーシートがかかった家
が数多くあります。
今福島では「国が安全というから避難する必要がない」「避難して新しい
場所で生活することの方が負担になる」という意見と、「避難したいが、
仕事を辞められない」「周りが避難しないのに除染もしないで避難したら、
戻った時に周りに何を言われるか分からない」といった意見とで大変混乱
しています。
荒木田さんの言葉は県外に避難している福島県民の思いそのものです。
まだとどまっている県民は国・県から見捨てられたと思いあきらめている
のです。県外に出てしまった避難者は、地元の友人や家族を想って、でも
沈黙するしかなありません。いちばん辛いのは、まだ福島に留まっている
人だと分かっているから。
地元にいるこうした知識人にもっともっと情報発信をして欲しいと思い、
コメントしました。
現状・・・ (たぬきち)
2011-10-27 22:46:56
これが現状なのですね・・・。
言葉もありません・・・。
今、私たちは人類が経験したことのない危険な状態に置かれてしまった
のだと実感しています・・・。
あまりに辛いので何もなかったように過ごしたい気持ちは理解できますが、
そのままでは私たちは茹でガエルになってしまいます・・・。
政府にも専門家と呼ばれる人にも、もはやお任せで生きていくことはでき
ない。国民一人一人が覚悟を決めて立ち向かっていくしかないのです・・・。
あの日以来、毎日が辛いです・・・。
それでも・・・
私を含め国民がそのことを自覚して考え、行動し
日本の未来を切り開いていかなければならないのだと荒木田さんの文章を
拝読して再確認いたしました・・・。
ありがとうございます (そら)
2011-10-27 22:53:03
荒木田さんの文章を読み、福島の現実を肌で感じることができました。
こちら仙台では表面上は、全く放射能などないような日々です。安全キャン
ペーンに取り込まれそうになりながら、何とか踏ん張る毎日です。
「チェルノブイリハート」を多くの人に見てほしい。今ならまだ間に合うか
もしれない。気づいた人、決心がついた人から、一人でも多く避難してほし
い。何かできることはありますか?自分は子どもがいないけれど、子どもが
大好きです。子どもこそが未来の希望です!将来、子ども達が苦しむ姿を見
たくない!
今度、時間を見つけてモリタさんへ支援金を送りたいと思っています。自分
に何かできることがあれば、何でもしたい。
この事故を境に、今まで知らなかったこの国のカタチが見えてきました。
大きな張りぼてだったんですね。新しい人のつながりができてほしい。自分
も周りの人も大事にできて、一部の人だけがいい思いをするのではない、
本当に開かれた国になってほしい。
国やマスコミの安全キャンペーンによって、市民同士が無駄な敵対関係に
なることが悲しいです。周囲からの言葉で揺らぐこと、辛い思いをなさる
ことが多々あることと思います。それでも、ぜひ福島からの発信をお願い
します。無関心こそが一番怖いです。
子供達を避難させたい (武藤修一)
2011-10-28 00:29:01
郡山在住のものです。
今 郡山の小学生が集団疎開を求めて 郡山市に対して集団訴訟をしています。
子供達は未来そのものです。
親達の事情で疎開出来ないでいる子供達。
はっきりした事情も分からず 真夏に長袖・マスクを強要されていた子供達。
そして 今 現在 高い放射線の中で暮らしている子供達。
郡山市は集団疎開を行う心算は無い! と はっきり拒否して来ました。
市民を護る筈の行政の仕打ちが これです。
一人でも この行動に賛同する市民を増やす事が 私達 大人のするべき事だ
と思っています。そして 一日でもはやく 子供達を避難させたい・・・・・。
共感します (順子)
2011-10-28 08:36:53
こんにちは。私は静岡県に住んでいます。
福島第一原発のような事故が浜岡で起きたらと思うと、現在福島県に住んで
いる皆さんの事は他人事ではありません。
子供達が線量計を首から下げて学校生活を送る様子を見て、非常に悲しくま
た辛くなりました。
除線だなんだという前にまずは避難だと思います。
遠くからでも何か出来る事はないか日々考えています。
読んでいて、苦しいですね (くさ太郎)
2011-10-28 09:07:09
たんたんと作業をする・・・
たんたんとした状態に持っていかなければならない
心の痛みが、伝わってきます
毎日、どれほど、重い心と体を動かしているのだろうか
どうすれば、そこに住む子供やわかい世代を助けることが出来るのだろうか
体に気をつけてお過ごし下さい、としか言えません
ありがとうございます。 (山田)
2011-10-28 15:34:12
まずはじめに、この記事を書いてくださってありがとうございます。
この記事を通して荒木田さんの考えを少しでも知れて、本当に良かったと思
います。
私は神奈川在住です。
神奈川ですら、日常を営んでいくことにストレスを感じています。
福島の方たちの苦しみや、苦悩を思うと、本当に胸が痛みます。
せめて子供たちだけでも、親から無理やり引き離してでも、避難させたいと
思うほどです。
荒木田さんの言葉を読んで、「風評被害」という思考停止につかまらないよう
に、もがき続けようと強く思いました。
荒木田さんのように、私も、自分の足で立ち、自分心で感じ続けたいと思い
ます。
荒木田さん、どうかお体を大切に。
ご自愛ください。
*****
守田様
いつも精力的なご活動、情報発信に頭が下がります。ありがとうございます。
荒木田さんの淡々とした文章に、きっとそれ故でしょう、「風評被害」とい
う言葉のそら恐ろしさを感じます。この言葉さえ発しておけば、うかつに現
状報告はできない!という恐ろしさです。これほど巧妙で狡猾な情報隠蔽は
ありません。それに当たり前に立ち向かい、淡々と除洗作業をなさっている
荒木田さんに感謝の気持ちをお伝えください。同じ大学の研究者として、
歴史学者として、やはり、今進行している汚染の現状と情報隠しの現実をき
ちんと記録し、後世に残すことは不可欠のように思います。そしてそれを
傍観しているのではなく、共に行動しなければならないということを強く感
じます。行動の一歩を踏み出す機会を模索しています。なかなか出ない一歩
を後ろから思い切り蹴飛ばされたように思います。
荒木田さんの文章だけ引用させていただこうかとも思ったのですが、やはり
守田さんの文章の中でこそ活きると思いました。これを私のブログにそのま
ま転載させていただけませんでしょうか。
三重大学考古学研究室
山中 章
yaaさんの宮都研究 http://blog.goo.ne.jp/yaasanarchaeologue
(守田注、ブログへの転載は大歓迎とお答えしました。すでに載せていただ
いています)
明日に向けて(304)で、「除染するほど、『住めない』と思う』という
タイトルの荒木田さんの文章を載せ、共感した方はコメントをと求め
たところ、瞬く間に、10通を超えるコメントが集まってきました。中に
は福島県郡山市、いわき市の方からのコメントもありました。それぞれ
がまた、とても切実で、読んでいて胸を打たれるものばかりでした。
みなさんとシェアしたくて、新たにこれらを一つの記事としてまとめて
お届けします。ほとんどがブログへの書き込みですが、私にダイレクト
でメールを下さった方のものもあり、それを一番最後に加えています。
ここに書かれたものへの共感があれば、どうか再びおよせください。
コメントを書いて下さったみなさま、どうもありがとうございました!
一つ一つ、コメントを返せなくて申し訳ないですが、とても感動し、
勇気をもらえました。課題はとてつもなく大きいですが、みんなで手を
つなぎ、労わり合って、歩んでいきましょう!未来のために!
*******************************
今、だからできること (たかしま)
2011-10-27 18:04:10
荒木田さんの行動、お考えにとても賛同いたします。私たちはチェル
ノブイリから何も学ばずに来てしまった。しかし、これから第2の福島
を世界に創り出さないために、私たちは行動することができます。
荒木田さんの行っていることはまさにそれなのです。結果が分かるの
は20年30年先かもしれませんが。だからこそ今できることを、と思い
ます。
同苦 (松田正 dadajiji39)
2011-10-27 18:12:08
ツイッターからたどり着きました。南相馬へ3・19よりボラに行って
いました。私も除染は厳しいだろうなあと思っていました。周りは山や
自然がいっぱいのところ除染するところは1~2%の所でしかない。
それにどこへでも入りこむ小さな物体。屋根であれば瓦屋根は隙間だら
け。やねの下地ごとすべて変えなければならない。私は早く除染をあき
らめ移住をしてほしいと思います。美しい山河ではありますが、人が住
むところではありません。人は、もともと放射線を避けて生きてきたの
だと思います。早い決断が必要です。
共感します。 (K)
2011-10-27 20:30:47
関東から避難していますが、郡山出身です。親戚、友人、たくさん福島
に住んでいます。誰1人避難していません。みんな放射能のことを気に
していないわけではないだろうけど、「前向きに生きて行くために」な
るべく「考えないように」しているんだと思います。ただでさえ人生は
難しいのに、東電の原発事故のせいで、福島の人は、今まで考えたこと
もないような深刻な問題を抱えざるを得なくなりました。あまりにも荷
が重すぎるのです。福島以外でも、多くの人は、原発のことも放射能の
ことも考え続けることができない。僕たち家族が次に郡山に墓参りに行
けるのはいつになるか分かりませんが、子供を連れて戻ることはないと
思っています。お墓のある寺は田んぼの中の高台にあって、とても好き
な場所だった。そこが放射能汚染されたと考えると、とても悲しいです。
でも、郡山に住んでいる知り合いのことを考えると、まずます絶望的な
気持ちになります。全部原発のせいです。しかし、それでも諦めたくな
い。荒木田さんのように、絶望を見据えながらも前向きに行動したいと
思います。僕も、もがいています。
応援します (Y)
2011-10-27 21:06:06
福島県いわき市在住です。
荒木田さんのように現状を伝えようとすると、それをいけない事のように
態度や発言をされる方が多いのは、私も実感しております。
それでもなお、行動し、表に立ち、発言をしてくださった荒木田さんを
応援しております。
同感です (A.H)
2011-10-27 22:21:27
8月まで郡山に住んでいました。今は山形に母子避難しています。
自分で自宅周辺の除染をしてみて、やはりその困難さは身に染みて分かり
ます。家の外を水で洗っても、ほとんど線量は落ちません。
まして、福島県は原発事故だけでなく全壊・半壊の住宅も多く、瓦を直す
のに3年待ちとまで言われています。そのためブルーシートがかかった家
が数多くあります。
今福島では「国が安全というから避難する必要がない」「避難して新しい
場所で生活することの方が負担になる」という意見と、「避難したいが、
仕事を辞められない」「周りが避難しないのに除染もしないで避難したら、
戻った時に周りに何を言われるか分からない」といった意見とで大変混乱
しています。
荒木田さんの言葉は県外に避難している福島県民の思いそのものです。
まだとどまっている県民は国・県から見捨てられたと思いあきらめている
のです。県外に出てしまった避難者は、地元の友人や家族を想って、でも
沈黙するしかなありません。いちばん辛いのは、まだ福島に留まっている
人だと分かっているから。
地元にいるこうした知識人にもっともっと情報発信をして欲しいと思い、
コメントしました。
現状・・・ (たぬきち)
2011-10-27 22:46:56
これが現状なのですね・・・。
言葉もありません・・・。
今、私たちは人類が経験したことのない危険な状態に置かれてしまった
のだと実感しています・・・。
あまりに辛いので何もなかったように過ごしたい気持ちは理解できますが、
そのままでは私たちは茹でガエルになってしまいます・・・。
政府にも専門家と呼ばれる人にも、もはやお任せで生きていくことはでき
ない。国民一人一人が覚悟を決めて立ち向かっていくしかないのです・・・。
あの日以来、毎日が辛いです・・・。
それでも・・・
私を含め国民がそのことを自覚して考え、行動し
日本の未来を切り開いていかなければならないのだと荒木田さんの文章を
拝読して再確認いたしました・・・。
ありがとうございます (そら)
2011-10-27 22:53:03
荒木田さんの文章を読み、福島の現実を肌で感じることができました。
こちら仙台では表面上は、全く放射能などないような日々です。安全キャン
ペーンに取り込まれそうになりながら、何とか踏ん張る毎日です。
「チェルノブイリハート」を多くの人に見てほしい。今ならまだ間に合うか
もしれない。気づいた人、決心がついた人から、一人でも多く避難してほし
い。何かできることはありますか?自分は子どもがいないけれど、子どもが
大好きです。子どもこそが未来の希望です!将来、子ども達が苦しむ姿を見
たくない!
今度、時間を見つけてモリタさんへ支援金を送りたいと思っています。自分
に何かできることがあれば、何でもしたい。
この事故を境に、今まで知らなかったこの国のカタチが見えてきました。
大きな張りぼてだったんですね。新しい人のつながりができてほしい。自分
も周りの人も大事にできて、一部の人だけがいい思いをするのではない、
本当に開かれた国になってほしい。
国やマスコミの安全キャンペーンによって、市民同士が無駄な敵対関係に
なることが悲しいです。周囲からの言葉で揺らぐこと、辛い思いをなさる
ことが多々あることと思います。それでも、ぜひ福島からの発信をお願い
します。無関心こそが一番怖いです。
子供達を避難させたい (武藤修一)
2011-10-28 00:29:01
郡山在住のものです。
今 郡山の小学生が集団疎開を求めて 郡山市に対して集団訴訟をしています。
子供達は未来そのものです。
親達の事情で疎開出来ないでいる子供達。
はっきりした事情も分からず 真夏に長袖・マスクを強要されていた子供達。
そして 今 現在 高い放射線の中で暮らしている子供達。
郡山市は集団疎開を行う心算は無い! と はっきり拒否して来ました。
市民を護る筈の行政の仕打ちが これです。
一人でも この行動に賛同する市民を増やす事が 私達 大人のするべき事だ
と思っています。そして 一日でもはやく 子供達を避難させたい・・・・・。
共感します (順子)
2011-10-28 08:36:53
こんにちは。私は静岡県に住んでいます。
福島第一原発のような事故が浜岡で起きたらと思うと、現在福島県に住んで
いる皆さんの事は他人事ではありません。
子供達が線量計を首から下げて学校生活を送る様子を見て、非常に悲しくま
た辛くなりました。
除線だなんだという前にまずは避難だと思います。
遠くからでも何か出来る事はないか日々考えています。
読んでいて、苦しいですね (くさ太郎)
2011-10-28 09:07:09
たんたんと作業をする・・・
たんたんとした状態に持っていかなければならない
心の痛みが、伝わってきます
毎日、どれほど、重い心と体を動かしているのだろうか
どうすれば、そこに住む子供やわかい世代を助けることが出来るのだろうか
体に気をつけてお過ごし下さい、としか言えません
ありがとうございます。 (山田)
2011-10-28 15:34:12
まずはじめに、この記事を書いてくださってありがとうございます。
この記事を通して荒木田さんの考えを少しでも知れて、本当に良かったと思
います。
私は神奈川在住です。
神奈川ですら、日常を営んでいくことにストレスを感じています。
福島の方たちの苦しみや、苦悩を思うと、本当に胸が痛みます。
せめて子供たちだけでも、親から無理やり引き離してでも、避難させたいと
思うほどです。
荒木田さんの言葉を読んで、「風評被害」という思考停止につかまらないよう
に、もがき続けようと強く思いました。
荒木田さんのように、私も、自分の足で立ち、自分心で感じ続けたいと思い
ます。
荒木田さん、どうかお体を大切に。
ご自愛ください。
*****
守田様
いつも精力的なご活動、情報発信に頭が下がります。ありがとうございます。
荒木田さんの淡々とした文章に、きっとそれ故でしょう、「風評被害」とい
う言葉のそら恐ろしさを感じます。この言葉さえ発しておけば、うかつに現
状報告はできない!という恐ろしさです。これほど巧妙で狡猾な情報隠蔽は
ありません。それに当たり前に立ち向かい、淡々と除洗作業をなさっている
荒木田さんに感謝の気持ちをお伝えください。同じ大学の研究者として、
歴史学者として、やはり、今進行している汚染の現状と情報隠しの現実をき
ちんと記録し、後世に残すことは不可欠のように思います。そしてそれを
傍観しているのではなく、共に行動しなければならないということを強く感
じます。行動の一歩を踏み出す機会を模索しています。なかなか出ない一歩
を後ろから思い切り蹴飛ばされたように思います。
荒木田さんの文章だけ引用させていただこうかとも思ったのですが、やはり
守田さんの文章の中でこそ活きると思いました。これを私のブログにそのま
ま転載させていただけませんでしょうか。
三重大学考古学研究室
山中 章
yaaさんの宮都研究 http://blog.goo.ne.jp/yaasanarchaeologue
(守田注、ブログへの転載は大歓迎とお答えしました。すでに載せていただ
いています)