昨日は運転会に出掛けましたが、夏の行楽シーズンで電車が満員状態。特に小田急線は箱根や江の島などの観光地を控えているため、ずっと立ちっぱなしでしたので疲れました。DD13は快調な走行を見せましたが・・
組みあがったばかりのED14はモーター軸が長すぎてポイントの通過時に接触するという思わぬトラブルに見舞われました。キットに入っていたカワイの純正モーターなのに何故 ? やはり大きなレイアウトで走行して見なければ分からい不具合があるものです。
で、運転会の前から手掛けていたのは、ショット数の多いPEN-FT(B) #2633XXです。外観もかなり汚れていて主のいないカメラは・・点検では、リターンミラーがフリーズする傾向があるのとメーターが不動です。
トップカバーはへこみがあって、撮影に酷使された形跡があります。このような個体は文字の色入れも劣化しています。
かなり長い期間放置状態でしたのでしょうね。カメラ店様仕入れの個体に多いコンディション。
ホコリの堆積と文字の黄変。とりあえずトップカバーから作業をしていきます。
へこみの修正と念入りな洗浄。そして文字の色入れをやり直してやっときれいな顔になってくれました。
ショット数は多い割にはチャージギヤや軸の摩耗もなく悪くはないシャッターユニット。気をつけるのは、ショット数の多い個体のシャッター幕(軸)の回転抵抗。無給油ですのでかなり重くなっているものがあります。
この頃のハーフミラーは金コートになっていて腐食には強いのですが薄くはなっています。交換したいところではありますが予算の関係で清掃で再使用とします。
なぜかセルフタイマーとレリーズとの連動が不良でシャッターが切れない。途中でいじられていなければ起きない不具合ですが・・調整をしておきます。これで組み立て終了。
付属の38mmも放置が長いために各レンズに盛大なカビが発生していて外観の汚れも尋常ではありません。すべて洗浄をしてから組みます。
ショット数が多い個体はダメか? これが意外に巻上げはスムーズで悪くないのですね。巻上げのゴリツキは色々な部分が関連して起こりますが、このような個体を見るとまた分からなくなります。
トミーのリペイント (tomys800.sakura.ne.jp)