昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空・第一部~ (十一) 牧子より

2015-04-05 11:35:22 | 小説
やっとの思いでアパートに辿り着いた彼は、玄関先の郵便受けに視線をやった。いつもは空のそこに、白い封筒らしきものが見えた。 「お母さんからかな? そういえば、手紙を出していないや」 手にした封筒には、「ボクちゃんへ」とあった。 . . . 本文を読む

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